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エレクトーン譜&「のだめカンタービレ♯20」購入

2008/ 03/ 14
                 
木曜日、夫は歌の会と、その歌の会の特別イベントだった。娘は一時預けで登園。夕方からはフリーなので、娘を早めに迎えに行ってくれた。
というわけで、私は池袋でヤマハに寄り道。すみません。「くるみ割り人形」と「白鳥の湖」の資料がほしかったのだ。できれば全曲ピアノ譜になっていて、どこがどの場面か解説がついているもの。
            

でも見当たらなかった(お店の人に聞けばよかったのだが、聞かなかった)。

私は夫から言われるまでなんと知らなかったのだが、組曲の「くるみ割り人形」というのがあるそうだ。もともと1時間40分ほどのバレエなわけだが、これが20分ちょいぐらいになっているらしい。調べてみたら、「小序曲」→「特徴のある舞曲」→「花のワルツ」となっているようだ。その舞曲の中に、行進曲も、コーヒーやチョコレートの踊り、トレパックなども、バレエでは「花のワルツ」のあとのパ・ド・ドゥに入っている金平糖の踊りもいっしょくたになっている。順番もバレエ版とは違う。だから、もともとのストーリーは無視されてるってことだよなー。
バレエでも組曲版で踊ったりすることがあるのかしら? 
で、この組曲版あれば、いろいろな出版社から(全音からなんかも)ピアノ譜が出ている。

私が組曲版の存在を知らなかったのは、たまたま買ったCDが全曲入りのバレエ版だったからだ。解説を見ながらちゃんと聴いてみて、「あれ? 金平糖って、他のお菓子と別扱いなんだなあ」(金平糖は女王様、つまり、くるみ割り人形=王子様のお母さんだから、別格なのだろう)とか、「終曲は『花のワルツ』じゃないワルツなのかー」などと思ったから、今まで他で聴いたことがあったものは組曲版だったのかもしれない。
娘ははじめからこのバレエ版を聴いているわけだが、実は2枚組CDのうち、1枚目(第一幕)ばかりを聴く。くるみ割り人形が王子様に変身して、さあ、いよいよお菓子の国へ!となり、私が2枚目のCDに入れ替えようとすると「おしりフリフリ聴く~」って、えええええ…。
1ばかり聴くのは、戦闘シーンがあるからかな。まあ、その前のクリスマスツリーがグングン伸びていくところもなかなかドラマティックだし、あの「行進曲」もあるし(娘はいつのまにかシンバルが打てるようになっていた)、つまらなくはないのだが、組曲版では2幕からの曲がメインになっているというわけだ。

が、一冊だけ発見! SCHOTT社から出ているHans-Gunter Heumannという人のアレンジの、「Der Nussknacker」。
子供向けの易しいタイプで、カラーの挿絵つきというものだが、組曲ではなく、バレエ版からのダイジェストになっているようなのだ。わーお。このシリーズ、「ピーターと狼」や「動物の謝肉祭」「モルダウ」なんかもあるみたい。よし、チェックだ(輸入版なので、ヤマハでは買いません…すみません)。

で、エレクトーンの、「クラシック名曲集」の2と3を購入(たしか1は買ってあった。「花のワルツ」が入っている)。新刊で「バレエ名曲集」というのが出ていたのだが、STAGEA対応なのだ。ぐあー! もうこれからは、ELの楽譜って出ないんだろうか。いやー、EL50対応なんて、グレード5~3級用じゃますますもって出ないんでしょうね…ううう。そして万が一、私のEL50ちゃんが故障したら、修理はきくんだろうか? きっと新機種をすすめられて…そうなったら持っているフロッピーディスクはどうなるんだ?
あらま。
現在、このエレクトーンクラシックシリーズGrade5~3級というのは7冊出ているようなのだが、7巻からは対応機種が変更になったそうだ。EL57、50、37は外された。ひどいなあ。どうしてこんなことするんだろ? ヤ●ハめー。

仕方ない…。とりあえず、この2冊を買った。
曲目は

クラシック名曲集2
美しく青きドナウ / ハンガリー舞曲第5番 / アラゴネーズ(歌劇「カルメン」) / スラヴ舞曲第10番 / 朝(「ペールギュント」) / ホーンパイプ(水上の音楽) / アイーダ大行進曲

クラシック名曲集3
木星(組曲「惑星」) / 亡き王女のためのパヴァーヌ / 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕前奏曲 / 冬 第一楽章(「四季」) / ヴォカリーズ

楽しそうではないですか。
ちなみに買ってもしょうがない7巻は、「序曲集」で、チャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」が入っている。くううっ。

というわけで2冊をレジに持って行ったら。あれ? のだめの新刊が出てる?
出ていた。おおお、ナイスタイミング!
「のだめカンタービレ#20」でございます。もう20巻かあ。運命の曲(?)に出会ったのだめ、大曲を弾きまくるのだめ…。ううう、ほんとに、私ももっとたくさん練習すればよかったー。ま、過ぎたことは仕方ないですから、これからのことを考えるしかない。
で、のだめの運命の曲とは、ラヴェルのピアノコンチェルトであった。ふーん。私は「ボレロ」を聴きたくて買ったCDにこれが入っていたのが初聴きだったけど、頭のムチとピッコロしか覚えてない…。ジャズっぽかったっけ?


さて、「くるみ割り人形」。帰宅してからAmazonで調べたところ、わーお、ピアノ譜フルスコアを発見!

Tchaikovsky: The Nutcracker: Complete Ballet For Solo Piano

1,879円! Doverだけど、レビューを読むとよさそう。やったやったー。
「白鳥の湖」は、残念ながら見つからず。オーケストラのスコアも、高いものしかなかった。また探してみようと思う。

            
                                  

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