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日曜日 お散歩

2008/ 03/ 04
                 
紙芝居夫もフリーな日曜。とにかく娘に運動させたい私(夫も?)。そのうちなんらかの楽器を習わせるとして、そのときのために、今はとにかく体を動かしとかなきゃねー。
もしも将来、じっとすわって作業をするような職業につくことになったとしても、それならなおさら今のうちに発散させとかないと。
            

先日図書館で借りた、「粗食のすすめ」幕内秀夫氏の「子どもこんだて」に載っていた、ある幼稚園の話。私が持っている幕内さんの本に載っていた保育園や幼稚園の話は食に関することだったが、今回は「歩く」ということについてだった。国分寺市ににあるこの幼稚園では、おむつのとれた2才児の子どもから、毎日6km、2時間ほどの散歩をするそうだ。天気に関係なく、毎日。
散歩といっても自然観察などではなく、歩く行為自体が目的なので、「お花がきれいねー」ぐらいは言うにしても、寄り道なしでひたすら黙々と歩き続けるらしい。けっこうなハイペースで。最近の子どもは体力がないとか、すぐ転ぶとかいうが、最低でも1時間ぐらい文句を言わずに歩けるようになれば、自然と正しい歩き方になり体力もつく、ということだった。子どもは本来、1、2時間歩くだけの体力は持っているものなんだそうだ。
黙々と歩くのは、フラフラしていては危険ということもあるようだ。そうなのだ…土曜の夕方、いつものようにヨーカドーへ買い物に行ったとき、娘は車から落ちた。あいかわらずなにかしゃべりながら降りようとしていたのだが、ふと、小さな子供の声に気を取られ、爪先を溝に引っ掛けて駐車場のコンクリートの床に落ちた。つんのめったことになるのだが、手が前に出て、すわっている蛙のようなかっこうになったので、顔がズザザザーッなんてことにはならずにすんだ。ひざを打ったのがかわいそうだが、賢い落ち方だった。
娘は慎重で怖がりなほうだから、もっと思い切りがあったほうがいいのだろうけど、それと注意散漫は違うってことだ。道端や車のあるところでトリップさせないようにしないと。今までは歩かせるために、「ほら、鳥さんが…」「お花が…」といろいろ辺りを見ていたけど、気をつけなきゃなーと思うのであった。

まあとりあえず、午前中に体力を使って、ちゃんとお昼寝しないと、娘は夕方が恐ろしいことになるので…。が、前日土曜日から吹き荒れていた風は、まだ完全にはおさまっていなかった。散歩と聞いて、娘はやはり嫌がる。そうなると、室内で体を動かして遊べるところ…こどもの城はどうだろうか、と夫。青山ではありません、上尾にもあるんでございます。娘は保育園で連れていってもらっているようだ。このブログのコメントで教えてもらったのは、もうずいぶん前のことになるが、私と夫はまだ行ったことがない。
児童館である。未就学児が対象なのかな? 遊具があって、図書館があって、飲食スペースがあって…楽しいんだろうな。でも、なぜか興味がわかない私…。夫も私もいて、わざわざできあいの遊び道具があるところに行かなくても、と思ったのかもしれない。だからといって、強風で外に出られないんじゃ、こういうところに行くしかないじゃないか。
でも、風は昨日ほどはひどくなさそうだった。晴天で、もう真冬の寒さとは違う気がする。まず私が、町内のゴミ捨て場の掃除をしに行った。すると娘は夫と一緒にあとからついてきた。そのあと、玄関先の植木の水やりなども手伝ってくれ、そのまま出かけることができた。
私が定期券を更新しなければいけなかったし、分館に予約していた本も届いていた。そこで3人で駅方面へ。

私が娘と歩くときのいつものコース。裏道を行き線路を越え、東口の裏道を進み、無事に図書館の駅前分館に到着。ここで止まらず、さっさと出て駅へ。私は定期を更新。そしてヨーカドーに行き、持ってきていた牛乳パックとトレーを捨て、さあ復路でございます。
ここでいつもなら一番距離の短い一方通行の道を行くのだが、夫が裏道を行こうと言う。あらま。いいですけど。
教室の前の道をそのまま奥に入っていく。娘が「S君のおうちだよー」と指差すのだが、私はそれとは反対側のマンションがS君のお宅だと思っていたので「こっちでしょ」などと言っていたら、娘の言う方向にS君がいた。おじいちゃんのおうちがわかり、S君の、というかおじいちゃんの正体が判明。そっかー。谷津のヌシでいらっしゃるのかな?とは思っていたのだけど。
S君にバイバイをしたあとも歩き続けたが、ついに娘が立ち止まり「ふー」などと言っている。あー、抱っこモード入っちゃうかなー。なんとかかんとか歩かせるものの、ついにちょこっと抱っこ…。しかし、公園が現れ、景色が変わると歩き出し、うちの裏の山道のような道では、忍者の真似をして走り出す夫につられて、走り出した。ぷぷ。

到着~! いやーよかったよかった。楽しかった。
帰宅して、夫のトマトスパのお昼、そしてお昼寝しましたとさ。それから、ひな祭りデザート用に買ったパイナップル(まるごと)と、夫のバレンタインチョコのおやつをいただいて、ひな祭りモードへと突入するのであった。→きのうの記事に続く。

ところで娘はすぐ「疲れたー」などと言うのだが、子どものころ自分がそんなふうに言った記憶ってあります? 私はない。実際は言っていたのかもしれないけど、覚えていない。それで子どもが「疲れた」なんて言っているのを聞くと、なんじゃそりゃ、と思う。
上野行きの電車で、この前は席を譲ってもらってしまった。実は二人組のお兄さんのうちの一人が譲ってくれて、私が躊躇していたら二人とも立ってくれた。立たせてしまった、というか…。
もし譲ってくれた席が一席だったら、私がすわるか、娘がすわるか? 私だけがすわっていたら、小さな子を立たせてひどい親だと思われるだろうか? しかし娘だけがすわったら、元気な(はずの)子どもをすわらせて親が立っているなんて、甘い親だ、と思う人もいるのではないだろうか? 私はどちらかというと後者のほうだ。だから電車では、なるべく席を譲られないような位置に立っていたりするんだけど。すわることになったら、ひざの上にのせて二人で一席。
優先席に陣取って寝ている親子(しかも子どもは小学生ぐらいだったりする)、けっこういるもんですよー。気をつけようっと。


さて。上尾のこどもの城
イベント好きの私は、そういうのがあれば参加したいなーと思ったりして。サイトを見てみたら、あら、毎日のようになにかしらあるではないの。
ん? 親子クラシックコンサート? …高梨智子さんだ! ががーん…23日だああああああ…(上野の国際子ども図書館で「くるみ割り人形」の日です)。


※トップの写真は、木曜日に描いたという「紙芝居」を見せてくれた娘。字も書かれていて、ごちゃごちゃっとしているのは漢字らしい。

            
                                  

コメント

最近、文体が変わりましたね??

とても小さい時に癖をつけておけば、私みたいに体を動かすことが心底嫌いな人間にならないのかも?ですが。

電車の話、うちの親も子供は立っとけ!子供が疲れたとは何だ!タイプだったので、最近は子供を座らせるのがメジャーになりつつあるのがどうも慣れません・・・(^^;

また変わるかもしれません(^_^;)

…ですよねえ! 子どもは立っとけ!ですよねー! 私としては、甘くしてしまうときは赤ちゃん時代の延長って感じなんですけど…で、「いかんいかん、もう4才なんだから」と気を取り直します。でも年少ぐらいだと、まだベビーカーに乗っているお子さんもいますねえ。