fc2ブログ

Article

        

埼玉県立子ども動物自然公園へ

2008/ 03/ 02
                 
埼玉県立こども動物自然公園珍しく夫が終日フリーな土曜日。風もないし、おでかけじゃー! というわけで、木曜日に夫と娘が行ったという埼玉県立こども動物自然公園へ。
私がこの公園の存在を知ったのは、ピーター・ラビットのことを調べていたときではなかっただろうか。園内に、ビアトリクス・ポターの資料館とショップがあるのだ。運営(?)は大東文化大。
            

そういうわけで、公園のとなりには大東文化大の校舎がある。東松山市です。そういえば森林公園も東松山だ。夫・父方祖母が住んでいる。

いつものごとく、夫が朝のしたくとお弁当作りをしてくれて、休日にしては早い時間に出発。BGMは豊島の図書館で借りた「おかあさんといっしょ最新ベスト おしりフリフリ」。ちょうど聴き終わった頃に到着。
寒いが、もう冬の寒さではない…かな? 上着を着ようとしない娘。タイツ、スカート、シャツ、セーターだ。マフラーは夫が譲らず、装着することに。
駐車料600円と、入園料が大人ひとり500円だった。アトラクションによっては、またさらに入園料がかかるものもあるみたい。まあ、民営の施設なんかからしたら安いものだ。

さて。
園内はとても広いようだ。「動物園」ではなく「動物自然公園」。動物を見るというよりも、木々のある道を歩くという印象だった。 そういうわけで、私は散歩ができればいいとなんとなく思っていたのだが、夫はイベントを押さえたいという感じだった。二度目だからか? 普段はどちらかというと逆なのにね。珍しい。
そんなわけで、ポニーコーナーへ。ここでは4歳からポニーに乗れる。10時半からで、まだ少し時間があったので、外でくつろいでいるポニーたちを見たり、馬小屋でお手入れをしてもらっている大きな馬を見たり。

埼玉県立こども動物自然公園 ポニー埼玉県立こども動物自然公園 馬


馬小屋では、次を見ようとしたら立入禁止になっていた。と、奥の方をを見て、おびえる娘…薄暗がりの向こうに、ベニヤ板で作られたような人形が。くり抜かれた円に顔を入れて写真を撮るパネルのような、そんな感じのもののように見えたが、たしかに恐かった。さっさと退散し、キリンのところへ。

埼玉県立こども動物自然公園 キリン細ーい! 高ーい! まつ毛びろびろ~!
ここではキリンの赤ちゃんが生まれたらしい。


埼玉県立こども動物自然公園 ポニーさて、時間になったのでポニー乗り場へ。が娘は
「やっぱり乗らなーい」
結局、乗らなかった。園の人が付き添ってくれて、ほんのちょっとまわるぐらいなのだが。私は「ま、いいんじゃないのーまた今度で」ぐらいに思ったが、夫は残念そうであった。
園の人が、「仲良しにならないと乗れないよー」と、さくのすぐ向こうにいたおじいちゃんポニーにさわらせてくれた。夫に抱っこしてもらって、なでなでする娘。
おとなしいなあ。かわいいなあ。


さあ、次へ。と、すれ違った若いお母さんが、パッツン前髪のポニーを見て「ちょーオンザ~!」 はあ~…。

えーと、次はコアラでしょう、コアラ! たぶん私は、生まれてこのかたまだ一度もコアラを見たことがない。前回、夫と娘も見なかったようだし。

埼玉県立こども動物自然公園 まつぼっくりふと見上げると…おお、まつぼっくりがぎっしり!


さて、コアラゾーンに入ると、コインを入れて乗る乗り物なんかがあった。娘は当然乗りたがる。なんでここまで来て…ということで無視。むくれる娘。

埼玉県立こども動物自然公園 コアラが、なんとかコアラのお部屋に到着。ガラスのむこうだった。3匹いて、みんな木の上で寝ていた。きゃ~モコモコ~。でも、3匹がバラバラに木にしがみついて丸くなっているのが、なんだかサナギにも見えたりしちゃって。
コアラは体力温存のために、一日20時間近く眠るらしい。でもって夜行性。それでもこの動物園では13時ごろにユーカリの葉を取り替えるので、そのときに動いている姿が見られるということだった。
最近では、コアラもいろんな動物園で見られるようになったみたい。ついこないだまで、名古屋にしかいないと思っていた…。ここではこれまでに4匹のコアラが生まれて育ったらしい。
最近生まれた赤ちゃんコアラがいるということだったが、見あたらなかった(いたのかな?)。その赤ちゃんの成長の様子の写真を見ていて…赤ちゃんコアラは、お母さんのうんちじゃないけどお尻から出てくる「パップ」というものを食べて、それによってユーカリの葉を食べられるようになるのだと。パップには、ユーカリの葉を消化するバクテリアが含まれているんだそうだ。
「むしまるQ」のCDに入っていた、例の70'Sディスコ風の歌は、実は、カバの赤ちゃんがお母さんのうんちを食べるという歌詞だった。これのことかあ。


ホウシャガメガラスのお部屋を抜けると、吹き抜けになっているお部屋へ。
ホウシャガメがうようよ。この写真は1/3ぐらいしか写っていなくて、実際は本当にたくさんいるのだ。しかも、けっこうみんなわらわらと移動している。


埼玉県立こども動物自然公園 フタユビナマケモノ埼玉県立こども動物自然公園 ナマケモノ 解説


上にはフタユビナマケモノ。通路の高いところにはロープを渡らせているので、それを伝って頭上をナマケモノが通ることもあるわけだ。
右はナマケモノの解説板。
他の動物にも、こんなふうにかわいく子ども用になっているのがそれぞれある。

ダラダラ…台から降りられないと言って、ダラダラする娘。ナマケモノのまねではございません。
雲行きがあやしくなってきたか?


埼玉県立こども動物自然公園 カナダヤマアラシカナダヤマアラシ。上野動物園のと同じだ。伸びをするような動作を見せたけど、それだけ…やっぱり動かない。

ちなみに、アメリカ大陸にいるアメリカヤマアラシ科のカナダヤマアラシは、こんな風に木の上で生活して、アフリカやアジアのヤマアラシ科のヤマアラシは地上生なんだそうだ。別ものなんですね。

このコーナーの共通点は…動きが遅いってこと? のようであった。
続く。

            
                                  

コメント