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まったり土曜日、氷製造と晩ごはん

2008/ 01/ 27
                 
氷というわけで、一応リセット。私はかなり根にもつが、娘はそこまで陰険でもないし、後ろ向きでもない。それよりも土曜じゃ、休日じゃ!
数日前から、男前豆腐店の「徹男」のケースに水をはって玄関前に置いていた。氷製造でございます。なかなかできなかった(気がつかなかった?)のだが、ついに昨日朝、氷が!
            

薄くてさわると割れるようなものしかできないかと思っていたけど、なかなかしっかりしているではないですか。写真は娘が持っている図。屋内なのは、強風を怖がって逃げ込んだから。
というわけで、晴天だけどまたまたものすごい風だったので、一日閉じこもることとなった。夫は朝とお昼以降にレッスン。帰宅は19時すぎ。

朝ものんびり起きてしまったし、何をするでもなくまったりと時間が流れていく…。あっというまにお昼ごはん。そしてお昼寝なのだが、出かけもせずにのんびり過ごしてしまって、娘は眠れるだろうか?
いつものように読み聞かせをしようとしたが、娘が読むという。さようでございますか。大きな声で、「エルマーのぼうけん」を朗読する娘。と言ってもまだ字は一つ一つしか読めないので、娘の創作だ。
…はっ。ほんとに寝ちゃった。私が。
気がつくと娘はまだ読んでいたが、「じゃあ、ここまで」と言って本にしおりをはさみ、横に置くと、「『桃太郎』のお話してあげるね」
夫のやり方である(私の場合は、お話はできないので歌を歌う。そして娘もその役割分担を承知している)。しかし、寝るつもりあるのか?
「お話しなくてもいいよ。もう寝ようよ」
「うん」
「おやすみ」
「おやすみ」

……

……

目、あいてます。結局寝なかった。
ううむ…娘が寝ている間は、私や夫にとっては「自分の時間」なのだ。で、正直に言った。
「お母さん、ひとちゃんが寝てる間にしようと思っていたことがあったから、それするね」
「うん、いいよー」
あらま。おとなしく一人で遊ぶ娘。まあ…それでもせいぜい30分ぐらいだった。
3時を過ぎたのでおやつにし、その後はまったり午後の部開始。なかなか娘に付き合うのは大変だ、たしか前に書いたけど。
日も暮れて、そろそろ晩ごはんの用意をせにゃ…。なんか、まともに遊びの相手できなかったなあ。
「そろそろ晩ごはん作るから、お料理はじめていい?」
「いいよー」
「ごめんねー」
「なんでごめんねなの?」
「一緒にちゃんと遊べなくてさー」
「ごめんねって言わなくていいんだよー」
そうですか…。すまん。
すると。
「そうだ! ひとちゃん、お父さんの部屋作ろうっと!」
段ボール箱から、絵本やタオル、プリンのカップ、ダイヤブロック、ビーズに至るまで、あらゆるものを駆使してなにやら組み立てていく娘。うちには私がためこんでいる空き箱やらなんやらたくさんありますので、材料にはことかきませんのです。そして子供はその場にあるもので遊べるもんなんだよなあ。
カウンターのようなものができ、テーブルにはクロスがかかり、ごちそうらしきものがのり、周りにはぬいぐるみたちが座っている。ほほう。
で、どうやら完成したようだ。お店屋さん。レストランつき。…お父さんの部屋ではないのか?。

ぶり大根ときんぴらごぼうそしてこちらの晩ごはんも完成。
本日のメインはぶり大根。ぶりは、ずーっと前に「ぶり大根用」と書かれてパックに入っているのを買って、冷凍睡眠させていた。発掘して圧力鍋で調理。まあまあいい具合にできた。生姜の辛みが大根にけっこう移っちゃってるかなとも思ったが、娘はパカパカ食べた。

それからきんぴらごぼう。作ったのは久しぶり。
結婚して料理をせざるを得なくなったときに、きんぴらごぼうをた立て続けに作ったことがあった。私自身別に好きなわけでもないし、夫の好物だと聞いた覚えもまったくないのだが、うまく作ろうといろいろやっきになっていたことがあった。いちどゆでてから炒めるなんてことをしたこともあった気がする…。主婦たる者、おいしいきんぴらごぼうぐらい作れなければ!と思っていたのかもしれない。
たいていの料理は、本のレシピ通りに作ればうまくできるものだ。が、なぜかきんぴらはそんな感じで、自己流で開発していった。うーん、いや、最終的にはなにか見たのかもしれないけど…。でもたぶん、白和えとハンバーグは自己流で、まあまあおいしくできると思う。いや、その背景には、母の作っている姿を見てきたとか手伝いをしたとか、そういうのがあって、まったくまっさらってことはないんだけど。
というわけで、私の得意料理はきんぴらごぼうと白和えとハンバーグですぅ~。なんて。でもこれはよく若い女の子が「趣味は料理。得意なのは肉じゃが」とか言ってるのと同じぐらいのレベルだ(今時はそんなこと言いませんかね?)。あー、でもここ数年、白和え作ってないなあ。

そして、レンコンをざくざく切ってゆでて、お酢をかけたものを多めに作った。これは、醤油+マヨネーズであえてもいいし、近いうちにおいなりさんを作るぞ!と思っているので(でも、油揚げは冷凍睡眠行きにしておいた)その具にしてもいいかなーと。この日はストックの3色豆の酢漬け(大福豆+金時豆+ひたし豆)といっしょに酢の物風に。
そして、白菜とほうれん草のおみそ汁、ごはん(玄米+さつまいも、白米)

…居酒屋メニュー?

いやあ、日本酒が合うったら、もう。お歳暮に生徒さんからいただいた日本酒を堪能しております。夫は洋酒(というかビールとウイスキー)しか飲まないので、私がおこぼれにあずかってしまっているのですが、やっぱり和食に合うもんなんですねえ。

娘は、和食も洋食もお肉もお魚も野菜も(きのこ以外は)食べるので助かる。そして量はさほど多くないけど、たぶんおいしいものはおいしいと思って食べているようだ。逆を言えば、まずいものはまずいと…なんだけど。
でも私はフランス料理とかできませんので、引き算系和食ばかりですから(野崎氏によると、和食は引き算、洋食は足し算って話)、素材の味が生かされていれば娘はおいしいと思っている。のだと思う。きっと。

閉じこもりの一日でした。

            
                                  

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