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祝・エルマー読破(夫と娘が)
2008/ 01/ 17
我が家では夜寝るとき&お昼寝するときに、絵本を読み聞かせるのが習慣になっております。いつからだろ…授乳がなくなってからではあるんだろうなあ。
娘はちょうど2才になるまで、寝る前に母乳を飲んでおりました。飲んだらこてっと寝ちゃう。不思議…。
本を読むようになったきっかけは覚えていませんが、はじめは簡単な絵本であっというまに終わるものばかりだった。で、読み終わると「もう一回~」なんてことも。もう寝なきゃいけないからだめだと言うと、本気で「うえ~ん」…ううむ、泣くほど悲しいのか? わたくし、意地になって加古里子の「ことばのべんきょう」をエンドレスで読み続けたこともございました(ものの名前がずらずらと並べてある本なのです)。
最近は昔の赤ちゃん用の絵本よりもちょっと長めのものを読むことが多くなり、私が先に沈没することがほとんどです。
「うわ~、もう母ちゃん眠いよお。終わりにしていい?」
と聞くと
「いいよ~」
と娘が言い、そして電気を消して寝る…もしくは、娘が
「ねーねー。もう眠い~」
と言って、電気をパチッ。というパターン。
が、ここ数週間…いや、数ヶ月? ほっっっとんど夫が担当してくれています。遅く帰宅したときも、大急ぎでごはんを食べてもらって着替えてもらって、本を読んで頂いております。すまんのう…(そして私はすぐに沈没…)。
以前はこのブログの最後に「本日の読み聞かせ」として本のタイトルを書いておりました。が、こんな状態ですので(夫が読む=私は沈没。記憶なし)+このごろ逆走してブログを書いていたりするので、いつからか書かなくなってしまった…が、夜な夜な読み聞かせは行われております。
というわけで、「エルマーのぼうけん」シリーズ。ついに全巻読み終えたようです。ほへー。ようやったのう。
アメリカのルース・スタイルス・ガネット作、ルース・クリスマン・ガネット絵、 渡辺茂男訳
「エルマーのぼうけん」
「エルマーとりゅう」
「エルマーと16ぴきのりゅう」
の3巻セット。福音館書店のページはこちら→「みんなのにんきもの エルマーのぼうけん」
私はたしか幼稚園のときに読んだと思うのです。園の図書館から借りることができて、自分で読んだと思うんだけど…そのころからすりゃ、大大大長編。「うわ~読んだわ~」と、すごい達成感を味わった…と思うのですが、まっったく内容を覚えておりませんのです。ほんとに読んだのかな? 記憶違いかな? もしくは1巻だけ読んだとか…。
冒険もので、地図もちゃんとついているし、男の子にはツボに入る要素が満載のようですね。みかんの数とか。もちろん、女の子だって。家出して冒険に行くって話なわけで、ちゃんとリュックにいろいろつめたりして、こりゃーワクワクしちゃうよねー。
そしてまた、絵がかわいい! むちむちの竜…。絵を描いているルース・クリスマン・ガネットは、ルース・スタイルス・ガネットのお母さんで、かなり有名な人のようです。
それから、本文中ではずっと竜は「りゅう」なんですが、最後の最後で名前が出てくることが判明! そうか、名前があったのか…びっくり。しかも変な名前と言っているけど、別に変じゃないし。確かにアメリカ風ではないけど。
娘はあいかわらず、朗読をしております…創作の(トップの写真)。そのときそのときでお気に入りの言葉があるみたいで、それが繰り返し、やたらめったら出てくる。ちなみにこの写真のときは「とんがり山脈」と「はらいっぱい水を飲んで」でございました。
…と思ったら、なんかときどき読んでるぞ。字を。5文字ぐらい。
そして、「バムとケロのさむいあさ」を取り出し、読み出した。
「す、い、よ、う…。ねーねー、『ひ』に点々がついたらなんなの~?」
こんな調子。まだまだ、濁音や、小さい「つ」や「よ」など、特殊な文字は読めない。カタカナもだめ。話の流れはもちろん無視(いや、本人は意外と分かってるのかもしれない)。
「た、い、へ、ん…たいへん。『たいへん、たいへん』だってー」
と、一応言葉になるようなことも。
でも、とぎれとぎれで、聞いていてこっちが苦しくなってくるような読み方だ。おーい、疲れないかい? まだ読めなくてもいいんだよ…母ちゃんが読んでやるから…って、今は炊事やってるから読めないけど…ごめん。
少し前から、自分の名前、私や夫の名前から始まり、自然と(?)文字を読み出した娘ですが、いろはかるたでさらにワンランクアップしたみたいだ。おかげで「を」とかも読める(かな?)。逆になかなか読めないのが、「や」「ゆ」あたり。何度も聞いてくる。おまけにこの二つは区別もつけにくいみたいだ。
書く方は、あいかわらず自分の名前。先日、お年玉を預かっておくからと袋に名前を書かせたら、名字まで書こうとした。
「ねーねー、『た』ってどうやって書くの~?」
別の紙に書いてやると、一生懸命真似して書いてた。「す」の、くるっと回って下に行くところがどうしても横にいってしまい、なりそこないの「お」みたいな感じになりつつありましたが、なんとか一人で書いていました(というか、こちらが手を出すと怒りますけん)。初・名字書きでございます。祝。
おまけ。頭隠して尻隠さず。だそうです。
※お昼寝から起きたので、セーターをズボッとかぶせ「あれ? ひとちゃんどこ行っちゃったの? おーい!」などと私がふざけていたら、「頭隠して尻隠さずだよ」と言ってこのような態勢に。どうなんでしょ。
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