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いろはかるた
2008/ 01/ 07
お休み最終日は、午前中に散歩がてら郵便局へ。
※忍び寄る魔の影…みたいになっちゃった。
大晦日の夕方、私はおせち作りの合間に石川煎餅店へ。お年賀のおせんべいです。といっても身内の分ぐらいなのだけど…新年会でおじゃまする夫・祖母宅、うちの実家、夫・姉のところ(夫・両親宅はお酒です)。
夫・祖母宅の新年会のときは、以前は親戚みんなでお年賀の交換会みたくなっていた。が、いつしかそれはなしということになり(なしになった年、その話を直前まで聞いてなくて、大量のおせんべいを前に途方にくれ…ま、会社に持ってったりしてさばけたけどね)でもその名残で、近い人にちょっと贈っている感じ。
いやあ…夫の仕事柄、そして周りのみなさんのお気遣いから、よくいろいろいただきものをします。しかしお礼もろくに言えていない状態…いかんなあ。ほんとに。うう、こういうのでお返しをしたり、お礼のカードを作って送ったりするのは好きだったのに。申し訳ござらんです。
この場を借りて、お礼申し上げます。みなさま、本当にありがとうございます(-人-) …えーと、ほんとに気をつけます、今年こそ!
って言ってるそばから、もうお年賀は1週間遅れてるわけだし。ごめんなさーい。
結婚祝いや出産祝いもしてない人もいる…やばし…。ごめんねー! 気長に待ってて~!
実家には例のクリスマスプレゼントも、それから夫・姉にちょっとおまけをつけて…うーん、おせんべいの賞味期限は大丈夫だっただろうか…。
石川煎餅店さんには、今回、うち用に3枚買ったら、のりせんべい1枚つけてもらっちゃった。あと、お年賀タオルと、「もらったのをそのままなんだけど」と土つき大根ももらっちゃった! がははは。初めて行ったときは娘も一緒で、割れせんをたくさんもらったなー。これが個人のお店のいいところですよね。行きつけの八百屋さんもバーも古本屋さんも閉店してしまって、ほんと寂しい。ううう。
郵便局は日曜なので時間外窓口だった。列はできてたけど空いてたほうで、女の人がテキパキとやってくれました。ほほう…。
そういえば年賀状、2日にも配達ありましたよね。びっくり。うれしいです。変わったのかな?
しかし年末、サンシャインの郵便局は郵便出すのに時間がかかって大変だった。二つある窓口の一つしかあいてなくて、しかも年賀はがきを迷いながら買ってる人でつっかえて長蛇の列…なのに、窓口は一つしかあけない。おいー。
もう期待しないから、せめて自動の切手販売機をつけてくれ!(自分で計れるやつ) なんであれなくなっちゃったの?
…というわけで無事に発送完了。それから図書館の上尾駅前分館に、予約していた本を借りに行かなければならなかったのだけど、重くなるから先にまるひろへ。
まるひろへ行った目的その1 鉄瓶物色
うちの湯沸かしポットってば、クサイんです! 絶対よくないと思う…というわけで鉄瓶はどうかなと。で、いいのを発見し、検討中。詳しくはまた。
その2 いろはかるた物色
娘が保育園でかるたをやっているようなので、家での遊びにもいいかなあと。でもって、やっぱりこういう伝統的なものは伝えていきたいものです。
事前にAmazonでざっと見たら、「にほんごであそぼ いろはかるた」なんていうのを発見。イラストがおしゃれ! これいい! が、残念なことにあの「犬も歩けば…」ではないのだった。「雨にも負けず」とか、番組で出てくるような言葉みたい。
そっか、かるたもいろいろあるんですね。私はこの、いわゆる「犬棒かるた」がほしいのでございます。これは、江戸のかるたなんですね。
ちょっと見てみたら
「くろはたホームページ」さんでは、「いろは」で、京都、江戸、尾張、上毛のかるたをを比べてみられるようになっています。
「Info東海道」では「いろはかるたの総目次」で、江戸、京都、尾張のリストがあり、意味も見られます。
Amazonに江戸のかるたはありましたが、実際に売っていればそれを買うのが早いので、まるひろで探してみました。
まずおもちゃ売り場。お正月用にコマとかのコーナーがありましたが、かるたは「のりものかるた」とかしかなかった(こういうのもあるのか…)。
6Fの本屋さんへ。恐竜かるたなんていうのもあるー。すごい、ちゃんと五七五七七だ。あと、かるたじゃないんですがロバート・サブダの恐竜しかけ絵本が! こういうのかああ…(12月にまた池袋西武でロバート・サブダ展をやっていたのですが、忘れていました)。
で、かるた。おお、ありました! 絵もなんか昔っぽくていい! これじゃー!
気がつくともう12時半。帰ります。二人に先に行ってもらい、私は図書館で本を借りて後から追いかけた。
娘と夫は、ポチポチ歩いておりました。私も夫もいるし、もうこんな時間。やはり「だっこ~」となりましたが、ずいぶん歩いた。とくに行きはあっという間であった。以前は考えらなかったことだと、夫は驚いておりました。
そういえば…上野行きでもずいぶん抱っこが減ったなー。私と二人だと、ほとんど抱っこなしだ。
帰宅してお昼ごはんができあがるまで(夫よ、すまぬ)かるたでございます。買ったのは永岡書店の「江戸いろはかるた」
Amazonではマーケットプレイスのみで、6827円! えええええ…。まるひろ上尾店の6F本屋さんで1050円で売られてますよー。
絵は日本画家の渡辺妙子氏。各句は、明治時代と思われるものを選んだとのこと。製造元はかるた作り190年の(株)大石天狗堂 京都市伏見区…京都?!
そんなわけで、さっそくかるた遊び開始~!
私が読んで、娘がとる。これじゃ、ほんとのかるた大会にはならないんですけど、どうせ競い合っても娘が負けたら大騒ぎになるので、これでいいのさ。それよりも、どうも娘はひらがなが読めるらしい。保育園でかるた大会があるぐらいなんだから、習ってるのか? にしては、読めない字もあるようだが。
読めなくていいんですけど…。学校上がるまでは、読まないで「見る」だけでいいんだよ!
…が、もう買ってしまいましたので、しかたありません。娘もずいぶん、ひらがなに興味がありそうなので、それだったら好きなようにさせます。まあとりあえず、言葉を覚えろ!
私が小さい頃、うちにもかるたがあった。一つ下の弟が、娘と同じぐらいか、もっと小さい頃? すっかり覚えてしまっておりました。それで私もなんとなく記憶にある。そのときのかるたと、今回のかるた、ちょっと違うなー。さっきのせた2つのサイトとも違っていたり。
例えば
下手の長談義 → 「下手の横好き」だったような。
粋は身を食ふ → 「好きこそもののじょうずなれ」じゃなかったかな?
貧乏暇なし → 「ひょうたんからこま」だったかな? ひょうたんとコマの絵が、なんか記憶にあるような…。
月とすっぽん → 「月夜に…(なんとかかんとか)」だったような…。夜の月の絵が描かれいたような気がします。「月夜に釜を抜く」なのかなあ。あ、そうかも、泥棒の絵があったかも。
とか、細かいところだと
目の上のこぶ → 「目の上のたんこぶ」って言ってもおかしくないですか?
かわいい子には旅をさせ → 「よ」をつけたくなる…。「かわいい子には旅をさせよ」
一文字でも微妙に違うと、なんか気持ち悪い。いろんな言い方あるだろうし、私が間違って覚えているのかもしれない。ことわざは苦手です…。
すべてとり終え、「わーい、こんなにとった~。数えようっと」
ははははは。でも一応やり方は分かってるんですねえ。娘のことだから、とろくてとれない→でもとられるとにらみつける…ってなってないかしら、保育園で。はははははは…今度は娘が読むと言う。そ、そうですか。
「め…う・え」
ふりがなだけ読んでます。ぶはははは。
一番上の一文字だけ読ませて、あとは私がすべて読み、娘が復唱。そして私が取る…が、節穴ますみんみんですので、けっこう見つからなかったりする。ううううむ。
こんな感じでございました。
初めて知ったのは、「京」という札があること。「京の夢・大阪の夢」というのです。私が昔持っていたかるたは「ん」と書かれていただけでした。
解説書には「意味不明」と。「江戸の人には、古い伝統のある上方は憧れであり夢だったのでしょう」だって。先程の「いろはかるたの総目次」では、「『ん』のカルタは作りようが無いので、道中双六の上がり『京』を持って来たのでしょう」だと。ふーん。
コメント
私もあちこちに不義理しっぱなしで……立場上、もっと気をつけて無くてはいけないのに(あうあう)お年賀どころか、年賀状すら(あうあうあう)
「にほんごであそぼ」は、オトナ的にナイスな番組だとは思いますが、コドモ的には???
舌足らずの子供たちが(2歳くらいから?)「汚れちまったかなしみにぃ」とか「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり~」とか朗読しているのを見ると、それでいいのか?!という気もします(苦笑)
でも「にほんごであそぼかるた」は惹かれます…
2008-01-08 14:18 摩依夢
いやー、いつもいろいろすみません(-_-;)
やっぱりあれって2歳ぐらいなんですかね?!
CDを聴いたんですけど、かわいくて上手ですねえ…。
まあ、別に2歳から言える必要はないと思いますけど、
やっぱり覚えてほしい言葉ばかりですよね。
音楽の教科書から昔の曲が消えていっているらしいので
国語もどうなんだか…。
2008-01-09 05:40 ますみんみん