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あけおめことよろ!
2008/ 01/ 01画像は今年の年賀状に使った絵でございます。
左は娘の似顔絵。今年はちとまじめに、何日かかけて描きました。けっこうそっくりに描けましたぜ。ほっぺたのふくらみぐあいとか。かたっぽ二重まぶたとか。あ、でも鼻筋にハイライト入れすぎたかも~。わはははは。
右は、娘に「黒でネズミさん描いて」と紙を渡したらこんな感じ。私はノータッチ。リンゴを食べて、口の端からポロポロ落としている図だそーです…。
原稿はクリスマスイブにできていたので、今年は早く出せるかと思っていました。いつも大晦日に作ってましたもん。が、今現在、投函できておりません。すみません。
というわけで、2008年です。平成20年。
…20年!!(8年っていうのもけっこうびっくり)
昭和から平成にかわったときって、たしか高校生だったよなあ。そして音楽教室で教えていたときに平成生まれの生徒さんがいました…たしか当時、小3とか小4とかそのくらい。あの子ももう二十歳かあ、なんて。
そしてわたくし、年女なんでございますよ。そういえば。最近、体力的にもトシを感じます…。とにかく健康がなによりです、と思う今日この頃。
いろいろありますが、ひとまず本日はおせちの話です。
例の、夫・母からおすそわけしてもらった丹波の黒豆。左が洗ったあと、右が一晩水に浸したあとです。
こ、これが、丹波の黒豆…。でかっ!
夫・母は、ちゃんとお鍋を使って何時間もかけて黒豆を煮ます。私も煮ますけど、火にかけるのは圧力鍋で15分ほど。うちのコンロは2つしかないので、そのうちの1つを何時間も占領されるのは非常に困りますから、圧力鍋はちょうどいいのです(だからといって、常に2つ使ってるわけではないんだけどねー。しかも黒豆つくったのって30日で、他にはなにも作ってなかったし)。
しかし、時間は短縮されるが、実はけっこう難しいのだー。一気にやるので、フタを開けてビックリ、とでも申しますか。とりあえず毎年、フタを開けて中ブタにしていた蒸し器を開けると、皮がびっしり!ということが多いんです。皮がむけちゃう。そして身はドロドロになる寸前。中が見えないので、一発勝負というか。
お砂糖と一緒に弱火でコトコト煮れば、こうならないんでしょうねえ。せっかくの高級黒豆なので、ちゃんとコトコト煮てみようかと思いましたが、えーい、やっぱり圧力鍋を使ってしまえー! ただし、また皮だけむけたりしないように、煮すぎないように、固めかなというぐらいにとどめて…。
①水に浸したときの水を使って、フタをせずに煮る。
②沸騰したらアクを取り、フタをする。
③蒸気が出始めたら、弱火にする。
③15分弱たったら火を止め、急冷してフタをあける。
なんとか皮がびっしり状態にはならなかったけど…ううむ、もうちょい固めがよかったなあ。やっぱりやわらかくなってしまった。でもこんなもんかな。
その後、味つけ。糖分は黒砂糖、はちみつ。そしてお醤油をちょっと。
で、こんな感じ。左が丹波の黒豆のみつ煮、右が北海道産黒豆の赤ワイン煮。
大晦日、夫は引き続き大掃除。階段、廊下、リビング(台所)…うおおお、すみませんねえ、ありがとねえ。きれいになりましたが、私の私物はそのままです。ほんとごめん。なるべく早く片づけます…。今年こそどうにかするよ…。
で、車を洗ったりなんだりするため、お昼前に娘を連れて実家へ。その間私はおせち作りに専念!というわけでございます。
BGMはNHK FMの「今日は一日みんなのうた三昧」。茂森あゆみさん、すっかり芸能人だよなー(司会でした)。娘とは「夕方クインテットのアリアさん」で通っていますが、一応、私と夫にとっては、大学の一つ上の先輩になるのです。さて、またまた裏ごしです。錦卵用。
マッシャーでつぶせるところまでつぶしたり、ミルを使ったりしたこともありましたが、今回はちゃんと裏ごししました。そ~んなに大変な感じはしなかったけど、やっぱりけっこう時間かかった。
でも裏ごしよりも、卵の殻をむくほうが大変だった! ふひー。
うーむ、生卵の段階で黄味と白味を分けてできないもんかしら? そしたら皮むきは省略できるな。でもおかげで、けっこうきれいにできましたよ。
そしておいしい~。私は昔から好きです。裏ごしは、りんご寒用のりんごも。圧力鍋でりんごを煮て、裏ごし。水分が多くて、それから青リンゴをつかったからか(実家から送られてきた王林?)わりとらくちんだった。
寒天は体にいいし、普段からもっと使ってもいいかもね。
キウイも送られてきたので、輪切りにして並べ、りんご寒を流し込んでみました。
味は…ちょっと薄かったかなー。もっとりんご分を多くするか、お砂糖を多くしてもよかったかも。まあ、さっぱりしていて、お口直しにはよろしいのではないでしょうか。それからこういうのもめんどくさい…飾り包丁(というほどのものでもないのだけど)。
がめ煮用のニンジン、れんこん、酢の物用のかぶ、れんこん。
酢の物のれんこんは、薄切りにするのはスライサーを使用。おほほほほ。こんにゃくは、こんなものを使ってみました。実家の母がおくってくれた、ギザギザに切れる包丁。がめ煮用です。
そんなこんなで、あっというまに夕方…ひええええ。
何回作っても、ぜんっぜん手際がよくなりません。毎年1日、2日には新年会なので、夫・母作の本格おせちを食べさせてもらえるから作らなくてもいいのです。年に一度のお楽しみで、どこかの料亭のとかを買ってもいいだろうし。で、その分掃除とかしたほうがよっぽど実益になるっつーか…。
…。
夫と娘も帰ってきて、今度は晩ごはん。ひょえー。
ですが。ふっふっふ…例の突然の用事を優先させた甲斐あって、わおー、秋田のきりたんぽ鍋セットをいただきました! ささがきごぼう、糸こん、ねぎ、舞茸、せり、きりたんぽ、だまこもち(「たまご」じゃなくて「だまこ」なんですね!)、そして比内地鶏、地鶏スープ…材料がすべて入っていて、あとはグツグツするだけなのでございます。
比内地鶏はちゃんと証明書付き。そして、レバーや砂肝も入れるんですね! ぶほー! おいしいいい~。そして、この暮れの忙しいときに、本当に助かりました。ありがとうございました(-人-)
で、ラストスパートおおおお!…というわけで、伊達巻き、竜眼、田作りで、なんとか終了。ぷはー。
伊達巻きは、卵、はんぺん、みりん、砂糖をフードプロセッサーにかけたものを焼きます。うちには大きな卵焼き器がないので、普通の丸いフライパンを使用。ううううむ、ちと焼きすぎたかなあ。というか、もっともっと弱火じゃないといけないんだろうな。それから、ちょっとしょっぱくなっちゃった。来年は甘くするぞー。
竜顔と田作りはいつもいつも、最後の疲れきったときに作るはめになってしまいます。竜眼のお肉は、娘がマッシャーでベチョベチョと混ぜてくれました。
もうちょっと大きくなったら、裏ごし隊としてがんばってくれることでしょう! よろしくねっ!さて、年が明けて、今朝。おせちはKOUKOUのとっておきのお皿に食べきり分だけのせてみました。他の普段しまっているKOUKOUのお皿や夫・両親より数枚ずつプレゼントしていただいたジノリのMANIFATTURA DI LAVENOも出して、めでたいめでたい。このジノリは和風にも合うなあ。
結局作ったのは、
菊花かぶ
酢れんこん
たたきごぼう
鮭のきぬたまき
黒豆(黒みつ、赤ワイン)
芋きんとん
錦卵
伊達巻き
竜眼
田作り
りんご寒
松前漬け
たたきごぼう…大好きなのに、あれ? なんかおいしくない…ごまの香りが、どうも…げ。これいつのやつ?! げろりろ~ん…。それから、がめ煮!
おつかれさまでした~~~~~。
今年もよろしくお願いしまあっす!
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