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「モーニングブレッドとパンケーキ」マヨネーズと白ごま入り三日月パン
2007/ 11/ 24いつものように9時55分発に乗るベく、駅にかけこむと…ががーん、電車遅れ~。行田駅で人身事故?(行田って高崎線?…ですね。熊谷の一つ前だ) 「負傷者を救出しております」って、晴天の連休初日だというのに! 15分遅れとかで電車は来そうでしたが、きっと混む&電車がつっかえてなかなか進まないかもなあと思い、今日はやめときました。帰ろ帰ろ。
公園に行って遊ぶことなども考えましたが、晴天だけどけっこう強風。やめとこう…。書き忘れておりましたが、先週日曜のさいたま新都心からの帰り、上尾に着くとすごい風。駅前の看板がガタガタいう…。で、娘がおびえるおびえる。家に着くまで、自転車の後ろでずーっと泣き叫んでおりました。「恐いよおおおおお!!」って。その翌日だったか、保育園の帰りも風がかなり強く、泣きっぱなしであった。
公園行っても遊べないでしょう…。木がざわざわいう音もだめです。
※原因をご存知ない方はこちらをどうぞ→2/5「強風で…」
ううむ、そうだ、パンでも作るかあ。
「ひとちゃん、クッキーみたいに、いろんな形作るのがいいなあ」
そういえば娘は、パンといえばパン焼き機しか知らんのです。
「いやいや、こねるのは機械にやってもらって、そのあとはお母さんとひとちゃんで作るんだよ。アンパンマンの形とかさあ」
「ジャムおじさんみたいに?」
「そうそう」
というわけで、イトーヨーカドーで卵とバターを買って、帰宅。「ひとちゃんもコネコネするー!」と言う娘をなだめて、パン焼き機へ材料投入。
初めて自力でパンを作ったのは、結婚してからでございます。初作品のレシピはオーブンレンジの取り扱い説明書についていたバターロール。が、生地がべとべと気味で、成形するのが非常に大変であった。あれ~? その後、本も買って作ってみましたが、なんかいつもやわらかい。小さい頃、母と一緒にいろんな形のパンを作ったような気がしますが(記憶違いか?)、とにかくアンパンマンやカニパンを作れるような状態ではない。でも別に普通においしいものができるんですけどね。うううむ…。
というわけで、もっと成形がしやすいのにしようということで、今回はこちらを利用。「モーニングブレッドとパンケーキ」by堀井和子
※上記はAmazon.co.jpにリンクしています。
こちらは柴田書店にリンク→「モーニングブレッドとパンケーキ」
まだパン作りをはじめて間もない頃、上尾の図書館で借りました。写真などがおしゃれで、眺めているだけでも楽しい本でございます。
こちらの「マヨネーズと白ごま入り三日月パン(crescent rolls)」を作ることに。当時作ってみておいしかったのです。それと卵やバターを入れないので(買い物した意味がなくなるけど…)生地がそんなにべとつかないんじゃないかなーと。
強力粉を500gも使います。わーお。パン焼き機は、粉400gが上限なのかもしれない…が、えーい、入れてしまえ! そしてこのパンには油分としてマヨネーズを使用。お砂糖、お塩、ぬるま湯、イースト、ごまを入れて、生地作りモードGO! これで1次醗酵→ガス抜きまでやってくれる。
本当は、お湯に砂糖をとかし、強力粉の半分とドライイーストを加えて泡立器で混ぜる→残りの材料を入れてまとめる→10分間手でこねる→ビニール袋に入れ、ぴったり口をして1時間醗酵…というやり方をとっています。掲載されているパンのほとんどがこんな感じだったと思う。
たぶんこのビニール袋使用によって、バシバシ台にたたきつけるようなこねかたをしなくてすむのではないかと思われます…たしか。ちなみに別の私が持っている本では、こねる時間を半分にしてビニール袋に密封してから冷蔵庫に入れておくというやり方が載っていました。一晩(?)寝かせると…おお、ビニール袋がパンパンに! これで1次醗酵まで完了なのです。
さて、パン焼き機の生地は…10分を経過しても、まだこねてる。そしてやっとこね終わったと思ったら、醗酵は20分程度。うううむ、大丈夫だろうか? (醗酵時間は調節できるようなんですけどね)
「まだ~?」
と聞いてくる娘。まだだよー…そうか、生地作りって結構時間かかるんだよな。ありゃま。
やっとピーピー音がして、生地作り完了。ベンチタイム。粉500gだったらもっと膨らんでてもいい気がするけど…ま、いっか。
やっと成形します! お待たせ~!
が。生地はかなり粘りがあり(伸びる伸びる!)、手にくっつく。あまり触らないように軽くささっと丸めればなんとかなりますが、娘は普通に粘土遊び感覚でやろうとするので、手がベタベタ状態。ありゃー。ごめん、母ちゃんが見誤ったよ…すまん、諦めてくれ…で、1、2個丸めてやめる娘。諦めが早い。こういうところで、諦めが早い性格にしちゃってるんだろうなあ、私が。ごめんよ。
というわけでなんとか丸くした×16個。天板2枚分に分けました。
実はこのパンの「三日月」というのは、バターロールのような、クロワッサンのような形からきています。それが、1つ1つ丸めてのばして巻くというやり方ではなく、大きな円形にのばしてから包丁で放射状に12等分し、円周から中心に向かってくるくる巻いていく…という方法なのです。小さいコロコロがたくさんできます。かわいい。あー、これにすればよかったなあ。くるくる巻くんだったら、娘にも楽しめたかも。さて、2次醗酵。私はお湯を張ったカップを四方に置いて、ビニールをかぶせる。そして陽が入ってくる窓際に置いた。
うーん、一応膨らんだでしょうか…。オーブンの予熱も完了したので、焼きに入ります!
…というころにはもうお昼になっていた。夫が作ってくれたお弁当は今日はおにぎりだけだったので(寝坊)、大根、にんじんの短冊切りと、小松菜でコンソメスープに。結局家でぽや~んと過ごしたのでおなか空いてないかなと思いましたが、娘はよく食べました。私は動いてなくてもよく食べますけん…。お昼寝の前に第一陣が焼き上がり…ありゃ、天板にくっついちゃったよ! ナイフなどでなんとかひっぺがし、いくつかは底がはがれてしまった…。
第二陣はクッキングシートの上で醗酵させていて、そのまま天板に。で、これはくっつかずにコロンと取れた。
できたー。
できたてをつまみ食い…うめ~! むちむち(もちもち?)な感じです。ほんとに、焼きたてのパンは格別ですなあ。これよこれ! ひひひひひ…さて、お昼寝後のおやつ。
娘はアメが食べたいという…。ここのところ、英語教室の後にHちゃんのお母さんからいただくアメを毎晩「デザート」として食べたがったので、アメは休日のおやつに、ということにしたのです。そのかわり平日はレーズンやプルーンと煮干しなんかをあげちゃってますが…。そういうわけで約束は約束だ、じゃあアメにしよう、でもそれじゃ補食にならないから…パン食べる?
というわけで、セゾンファクトリーのバラジャム(いちご、洋梨、バラ入り)と、キャラメル&ストロベリーティーをミルクティーにして、パンのおやつ。
ところでこの「マヨネーズと白ごま入り三日月パン」は、普段用パンとしてなかなかいいです。今度はちゃんと三日月にしよう。こねるのも手で…? うーん、パン焼き機を活用したい…。
それから、この本で基本パンとしているのが「ブレッチェン」。丸いパンの真ん中に縦線が一本入った形です。私と夫は「お尻パン」と呼んでおります。実はこの本についているレシピでは作ったことがないのでございます…作ってみたいと思います。
というわけで掲載されているものをすべて作ったわけではありませんが、「こ、これは…!」だったのが「バターミルクパンケーキ」。パンケーキなんですが、すんごい! すごいよ~~! バターミルクというのはバターを作るときに分離した水分のことらしく、本ではヨーグルトで代用している。そんなものやら溶かしバターやらが入っていて、しっとり濃厚パンケーキ。ひゃ~。すごいですよ。どうぞお試しください。堀井和子の「モーニングブレッドとパンケーキ」です。
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