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続・恐竜&ベンド生物を見に
2007/ 11/ 07恐竜っていったいなに?ということを解説するために、置かれているようです…。彼が恐竜でないことをあらわしているのは、この「がにまた」。恐竜はこんなふうながにまたではなく、胴体から足がまっすぐ伸びている、ということでございます。
だいたい、翼竜や首長竜、魚竜が恐竜じゃないっていうのでびっくりしたもんでした。うちの恐竜ボックスに入っているプテラノドンなんかは恐竜じゃないのだ。ドラえもんのピー助も。
でもって恐竜は、竜盤目と鳥盤目に分かれます。
竜盤目→恥骨が前を向いている。形が爬虫類に似ている。
鳥盤目→恥骨が後ろを向いている。形が鳥に似ている。
で、「鳥盤目」とかいって「鳥」の字が入っているのに、鳥は竜盤目のほうから進化したのだ。ううううむ…。
竜盤目の主な恐竜は、獣脚類→ティラノサウルス、スピノサウルス、デイノニクスなど。竜脚形類→ブラキオサウルス、アパトサウルスなど。
鳥盤目の主な恐竜は、カモノハシ竜や角竜→ヒパクロサウルス、パラサウロロフス、トリケラトプス、アンキロサウルス、パキケファロサウルスなど。さて、私が気になっていたこの大きな、そして薄っぺたい頭はカルカロドントサウルスでございました。ティラノサウルスの足元にいます。その右隣にも同じような頭があるのだけど、それはギガノトサウルス。この二人の歯は、薄くて縁にギザギザがある。
ティラノサウルスの歯は断面が楕円形で太い。でもって、上の前歯は楕円ではなくて、楕円の片方はまっすぐな、弾丸のような形の断面になっている。これは、ティラノサウルスだけの特徴らしい。
というわけで、カルカロドントサウルスとギガノトサウルスは、切り裂くという感じで、ティラノサウルスは穴を開ける、押さえて引きちぎる、という感じ…みたいです。ううう、凶暴な話になっちゃうなあ。
ちなみに、カルカロドントサウルスとギガノトサウルスは、アロサウルスが進化したもの。ティラノサウルスはアジアに現れた小さな鳥のような恐竜の子孫だそうで、カルカロドントやギガノトとは無関係だそうです。見た目は似てるんだけど。
恐竜といえばやっぱりティラノサウルスでしょう!ってことで(?)、彼(彼女?)には単独に解説ビデオがあるんですが、解説はトーマス・ホルツ博士。ティラノ様の強さを、生き生きと語ってくださいます。恐いよう…。
走るのも速かったようで、それが分かるのは膝下が長いから。そうなんだよねー、膝下だよねー…。ステゴサウルスちゃん。撮ったときに照明が落ちて、手前にいるエウロプロケファウルスにスポットが当たってしまっていました…。
このビラビラは体温調節のためとかいいますので、パタパタうちわのように動くイメージでした、わたくし。ではなくて、血管が通っていて熱を下げたりしていたのですね。うちわみたいパタパタしたって、これじゃ自分は涼しくならないっつーの。
それから、これで体を大きく見せて敵を追い払ったのではないかという説も。しかも、血管が通ってるから板がピンク色になって敵もびっくり!というわけで、スポットが当たっていたエウオプロケファルス…の、骨の方ではなくて小さな模型です。
ほんと、アルマジロみたいだなあ。丸まって転がることはなかったのかしら?(無理か?)
もちろんこの鎧で身を守ったようです。ううむ、ほんと、これは噛みついたら痛そう&まずそうだ。しかもしっぽは先が細くなっていなくて、棍棒のようです。叩かれたら痛いぞー。
アンキロサウルス科です。
ちなみにしっぽにコブがないノドサウルスというのもいるそうです。棍棒になっていないので、ひっくり返されたらもうなにもできなかったらしい。
さて、1時間ほどが経過。娘がグデグデで、夫に抱っこしてもらったり、あらぬ方をうろちょろしたり。お腹が空いてもう動けないというので、ちと早いですがお昼に。
今回も夫madeのお弁当でございます…おほほほほ。中庭で食べました。シートをひろげている人もたくさんいた。いいお天気。
建物の壁にどどーんとついているモニターがちょうど見えます…いまやっているロボット博のCMなどをやっていたのですが、2月にナスカ展があるそうです。去年の3月にここで開催されて全国をまわってきて、で、また戻ってくるんですって。CGで再現した地上絵が見られるらしい。ふーん。→「世界遺産ナスカ展 地上絵の創造者たち」
さて、恐竜は以上。後半戦突入ー! 地下2階へ! ベンド生物だ! アノマロカリスだ!
※アノマロカリス…この日、行きの電車で読んでいた「小学館の図鑑NEO 大むかしの生物」で表紙に描かれている生き物でございます。なかなかグロイです…。
すみません、ダラダラ長くなりそうなので、次へ…
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