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続・今週の上野動物園+大道芸
2007/ 11/ 02というわけで、人だかりもだいぶ少なくなっておりました。ぽや~んと眺めていると、周りの人たちが「ウンチした!」だのなんだの騒いでいる。が、私はよく分かりませんでした。
で、あとから聞いたんですけど。ペンギンさんの排泄シーンっておもしろいんですか? 体を傾けて(お尻をつきだして)ピシャーッって…。ちょっと調べたところによると、卵をあたためている母ペンギンがトイレをするとき、巣は汚したくないし、巣から出ると卵は冷えてしまうし、で、そのままお尻だけ外に向けてするという…。ということは母ペンギンだけ???ペンギンのお部屋には鳥もいるのですが、この大きな脚も首も長い人…どちら様ですか?
ところで、この東園のペンギンも西園のペンギンもケープペンギンということがわかりましたが、上野動物園にはオウサマペンギンがいると聞きました。色がついてるきれいなペンギンですよね? 見たことないぞ、たぶん。どこにいるんだ? 今度、園の人に聞いてみるか…。冬季にはオウサマペンギンを外に出して歩かせるらしいです。が、今年はヒナが生まれたのでないそうです。
ZOO NETの記事→10/26「オウサマペンギンひな誕生、育っています」おとなりのアシカ。
いつもはすごい速さで元気に泳いでいますが、今日はひなたぼっこ? 天を仰いでいらっしゃいます。そうか、こういうこともするのかあ。
※写真はこんなふうになってしまいましたが、分かりますでしょうか? しくしく。今日はシロクマはパスして…はい、今週のカピバラ~!
あいかわらずです…。やー、この目! この鼻! ぷぷぷぷ。
そして実は右奥にバクがいるんですけど。ここです。うわー、すごい顔! がはははは! こちらは耳が切れているましたので、サム君? かな?
ラムちゃんの方は、下をピロピロ出しながら、動いておりました。
さて。帰りますか。
入口(出口)へ向かいまして…ああああああ! バイソンが、立ってる~~~!!
場所も、いつものプレーリードッグの向こう側ではなく、手前の方です!
やったー!などと騒いでいたのも束の間、よろっとしたと思うと、どすんとすわってしまいました。
本当だったら、草原を大群で走り回っているわけですよね。しかしそれってつまり、ライオンとかヒョウに終われるから走る、そしてエサを求めて移動する。というわけで、敵もいないしエサも充分足りている動物園では、彼(彼女?)は動く必要はないのだ。(夫・談)
運動不足になりそうですね…。そういえばゾウだって、のんびり~という印象ですが、走ると速いんですよね。あ、それを言ったらライオンやトラだって、動物園では全速力で走るってことはないわけだし。ちょっとかわいそうになってきた…。まあ、寿命はのびるんでしょうけど…。
寿命といえば上野動物園に2匹いたキリンのうちの1匹、フミちゃんが、24日に亡くなったんだそうだ。10月半ばから体調を崩し、腸炎で、24歳4か月だったそうです。
ZOO NETでのニュース記事→10/25「キリンの『フミ』が死亡しました」
そっかあ…前回、キリンのお部屋に行って間近でエサを食べるところを見ていました(10/17「続・今週の上野動物園」)。そういえば、「あれ? 今日は1匹しかいないねえ…」と言ったような言ってないような…。どうだったでしょうか…。
上野動物園では、戦前から血統が続いた唯一の動物だったそうです。戦前に来園したキリンから数えて4代目。 安らかにお眠りくださいまし(-人-)
※キリンの飼い方(?!)を発見。おもしろかったので…→「キリンを飼う前に」
プレーリードッグ。です。穴から出てきた風のがいたので、撮ってみました。かわいいけど…やっぱりバイソンだよなあ。もっと近くで見たい!
プレーリードッグは、柵の外にあるガラスケースまで穴がつながっているようで、ガラス越しに見ることもできます。ペッカリー三姉妹も登場。楽しそう。
ふと、ふり返ると、クモザルがお団子になっていた。寒い?
と、くっついていた2匹のうちの1匹が離れて、床にごろ~ん。が、しっぽだけは、まだすわっているもう1匹をなでなでしております…。ほんっとに器用なしっぽですよねえ。はーい、帰りまーす。今日もおもしろかった、おもしろかった。
今回は動物の耳カチューシャ(がほしい)やこども遊園地(に行きたい)で騒ぎはしませんでした。
とりあえず、こども遊園地の入口にあるソフトクリームで記念撮影。
噴水のある広場では、またなにかイベントをやっていました。29日はおしぼりの日? とか? 風船を配っていたようなんですが、よく分からずもらえなかった。
それ以外にも、公園内はところどころ人だかりが…。大道芸をやっているようです。ときどきやっているのを見ますが、今回はイベントとしてやっているようでした。「ヘブンアーティスト」という東京都が支援しているアーティストたちのパフォーマンスのようでございます。どうも26~28日の3日間だったみたいで…27日の土曜は、外は無理だったでしょうねえ…。金子隆也さんという人のヨーヨーパフォーマンスを見ました。
普通の糸がついているヨーヨーの他に、中国雑伎団とかで見るような(?)コマみたいなのを使ったものもありました(「ディアボロ」というらしい?)。
最後は、普通のヨーヨーを2個使って。片方の糸で作った輪に、もう片方を通したり、よく引っかかったりしないもんですねえ…ほおおおお…。
すごいすごーい! と、歓声のなか終了。すると娘が「あ! ヨーヨー2個だね!」 おいおい、始めに説明してたじゃないの…。
ちらっとのつもりが、最後まで見ちゃった。右側からの日差しで、娘の右のほっぺが赤くなってしまった。
駅に向かおうとすると、手足の長い人が…。ほら、サーカスなんかであるじゃないですか、竹馬みたいなのにのってるやつ。あれなんですが、衣装がカーキ色と金色みたいなのが混じったような色一色で、銅像みたいな…。そして仮面(メイクか?)も同じ色…無表情? 恐い! 恐いです! それがしばらくたたずんでいたと思ったら、いきなり動き出した。ひえ~~~! 追いかけられた(?)女の人が「キャー!」と言って逃げる。
私も一瞬本気で恐くなり、娘の手を引いて、さっさと立ち去りました。ははははは…。おかげで娘も恐がる。さっきのヨーヨーよりも、動物園の動物よりも、娘の中では一番これが記憶に残ってしまいました。
Darkrakou(ダークラクー)という、フランスからのお方のようです。公害の海から生まれた怪物…らしい。検索するとYouTubeなんかでも出てくるようなので、どうぞご覧になってみてくださいまし。東京文化会館の前あたりに来ると、今度はウサギさんが…。女の人かな? パントマイムのようです。バックにはフランス語の音楽が流れ…なんていうのかな、キャバレー・ソングとか? マレーネ・ディートリッヒ? ウテ・レンパー? クルト・ヴァイル?(全然分かんないんですけど、なんか適当に書いてみました…)
…そんな音楽が流れて、小道具や衣装もおしゃれな感じ。ウサギさんのお面を取ると、金髪の女の人だった。…と、金髪をとるとベリーショートの女の人でした。
バーバラ村田さんという人の、パントマイムでした。途中から、仮面の男の人とダンス。この仮面が出てきたとき、娘が恐がったのですが(ダークラクーの記憶も新しいころでございました…)、ダンスしているのを見ているうちに楽しくなってきたようだった。
ダンスは、もちろんバーバラ村田さんが一人でやっているわけですが、娘はどこまで分かっていたのかな?
「はじめはウサギさんだけだったのに、男の人も踊り出したね!」と娘に言ってみたら、「魔法かけたんじゃないの~?」
これは本気で言っているのか? 本気だよね?
結局大道芸だけで1時間ぐらい見てしまいました。遅くなりました。電車に乗りましたが、もうお昼寝のタイミングは過ぎてしまい、図書館から借りた「不思議の国のアリス」を読んで上尾着。「おうちに着いたらおやつ♪」と、すっかり覚醒。
そして、「あの背が高い人、恐かったね~」
ははは。
でもいいもの見ました。いやー、おもしろかった。
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