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una-na完成
2007/ 09/ 23髪の毛を黒くしたら、顔も透けて黒くなってしまいました…。口のアウトラインステッチが下手くそ(刺繍…あああ)。目が片方ゆがんだ。頬紅がうまくぼかせず。
前髪は娘と同じにするため、分け目を本とは逆にしてあります。それはいいんだけど、なんか剃りこみが入りすぎちゃって…あとからやり直しました。おでこを狭くしました。
思い起こせば小学校高学年のころ。ぬいぐるみをいくつか作ったことがあった。手芸屋さんの店頭のワゴンにキットが売られていて。ファーの裏にはもうパーツが印刷されているので、その通りに切るだけ、縫って綿を詰めて、楽し~。コットンでテディベアもかなり作った。
が、ジャージは初めて。そしてこのジャージっちゅうのが、一筋縄ではいかんかった…。
ジャージはのびます。綿がどんどん入ります。まあこんなもんかな~というくらい詰めて、本体(はだかんぼのuna-na)は、金曜日に完成。娘の英語レッスン参観に出かける直前でございました。
なんか…腕がムキムキ?
前から薄々気付いてはおりましたが、綿って一度ちぎるとくっつかなくなっちゃうのよね。少しづつちぎって詰めると、小さなかたまりが詰めこまれた状態になる。これがジャージのような伸縮のある生地だと、デコボコと表に出てしまうのだ。本にちゃんと書かれていたのに。「気をつけたいコトは、綿を細かくちぎらないで大きめのかたまりで詰めること。細かくするとボコボコになってしまいます。」
ちょこちょこ詰めてたら、ほんとにボコボコになっちゃったよう。今まではファーやコットンなど、伸びない生地だったから、たいして気にならなかったのね…。
ま、しかたんなか。
土曜日の夜に服を作り始める。とりあえずはほんものと同じ、ハイネック五分丈そでシャツ&タイツ姿にすべく、娘のはかなくなった靴下を発掘。ちょうど、なんにでも合いそうな無地ベージュがあった。しかも、足首部分がハイネック部分にそのまま使えそう! 短い靴下だったためなんとか2足をつぎはぎし…そでの分まではなくて、ノースリーブシャツに。ま、よかろ。
タイツはハイソックスを細くして使おうと思ったら、あ、入らない…細く切りすぎたようです。片足分が無駄に。ががーん。
うー、タイツは後回し! スカートを作ろう、スカート。
ハギレをあさっていたら、私のジーンズを切った残りが出てきた。タイトのミニスカートにちょうどいいみたい。輪にしてウエストベルトをつけ…が、しかし、あれ~? 随分ブカブカ…。かなりしぼった位置でスナップをつけるはめに。まあ、大は小を兼ねるということで、いつか余裕のあるときに補正しましょう…。
あと、ワンピースとズボンぐらい作っておこうと、添付の型紙を使って製造。娘のズボンを作ったときの黒い生地でズボン。本ではジーンズで裾などは切りっぱなし、わざとほつれさせておりました。私は裾にはレースをつけ(これも娘ズボンに使ったもの)、ウエストは折ってピンクの刺繍糸でグシ縫いに。
前後のパーツを合わせればいいだけなので、簡単です。
ワンピースも型紙使用。これは少し手縫いもしました。そして、襟ぐりは、本来はレース糸で縁取り縫いをしています。そんな時間はないので、バイアステープをかぶせる。中途半端なハイネックに…。背中はリボンで結びとめるのですが、娘が使いやすいようにスナップにした。
そんなわけで、おしゃれなパリジェンヌからはますますかけ離れていく。まあ…生地自体が、ちと路線から外れてますけん…(本来はステキな水色水玉生地であった)。
とりあえず、なんとかできあがったズボンとワンピースを着せてみようとしましたらば。
入りません…
えええ?! 型紙は縫いしろも入ってるんだよね?! 縫い代は3㎜だよね?!?!
腕も足もきついのです。どうやらこのウナナはオデブチンらしい…綿を詰め過ぎているようです…。
本に、「人それぞれ好みがあります。パンパンに詰めてあるのが好きとかゆるゆる柔らかが好きとか。世界にひとつのmy una-naですから、生み出すあなたのお好きなように」って書かれていたので気にせず詰めこみましたが、ジャージにはこんな落とし穴が! あああああ…。
服を大きくするかウナナの脂肪吸引をするか迷うところ。できあがった服は大きくできないし、今後もこの型紙を使いたいので、ダイエットしていただくことに決定。4本の手足の縫い目をちょっとずつほどき、脂肪吸引開始~! けっこうとり出しました…。
これでなんとか装着可能に(実は腕はまだちょっときつめ…)。
が、ズボンとワンピースをあわせてみたら…カッポウギ?
あああ…。そうだ、靴をはかせよう!
フエルトの箱をあさると、いい感じのレンガ色がでてきた。ブーツを作りました。これで少し脱カッポウギ。さらに同じフエルトでバッグ作成。本ではスパンコールなどの刺繍をしてありましたが…これはまた余裕のあるときに…。ブーツにだってなにかしたい。
ブーツとバッグで、このフエルトはほぼ使ってしまいました。細く残った部分で輪を作り、おだんごにはめた。
髪飾りも、本ではビーズだったりリボンだったり。後日改造します…。
なんとか、ひとセットはできた。本日のお誕生会でお披露目でございます。
って実は本体は、娘にもう見せちゃったんだけどね。なかなかいい反応。そして、名前も決まった。娘の命名でございます↓
ファニちゃん
いったいどこから思いついた名前?
娘ともども、よろしくお願いいたします。
以前のuna-na記事
9/15「una-na or ウォルドルフ人形?」
9/17「una-na製造開始」
コメント
ファニちゃんという名前もぴったり。
ひとちゃん、ちゃんと名前をつけられるのね。うちの娘どもは、どういう訳かそれができません…
熊は「くま」だし、犬は「いぬ」だし…
ぬいぐるみの犬のバッグを指して「この子のお名前は?」と訊くと、二人そろって「「いぬ~っ!」」
牛のバッグを指して「この子のお名前は?」と訊くと、やっぱり「「うし~っ!!」」
だからぬいぐるみ遊びをしていても、「ほら、くま、こっちへおいで」とか「いぬはここに座って」とか…可愛らしさが感じられません(しくしく)
どこで育て方を間違ったのかしら…?
2007-09-28 09:02 摩依夢
「ファニちゃん」は、珍しく気のきいたネーミングでございました。
ヘンな名前つけられなくてよかったー(^_^;)
2007-10-02 06:17 ますみんみん
はじめまして...
偶然、こちらへお邪魔してしまいました。
una-na制作の実況中継、とっても面白くて笑ってしまいました。
お嬢様、喜んでくださってるみたいですね。
ファニuna-naの今後が楽しみです。
どうぞ沢山のuna-naを産み出して下さい!!
綿入れの加減や好みも判って来ますよ。
(私もはじめの頃は、ボコボコのセルライト状態!)
p.s.
そうそう...私も去年、スッポンポンでおっぱいがある
una-naを雑誌の以来で作ったんですよ。
わが子の裸を見ていられず水着風な下着をつけてあげました。
2007-10-14 18:18 美々運
コメントなんてくださって、ありがとうございます。びっくり(@_@;)
そして、ボコボコファニ、お粗末様でございます…ごめんなさいー。
ファニuna-naは実はノーパンです、時間なくて。かわいそうに。早く作らなきゃ。
2007-10-18 07:04 ますみんみん