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英語参観
2007/ 09/ 22娘の通っている家庭保育室では、3歳(年少)から「幼稚舎」となり、教室も別になります。で、それまでの赤ちゃんクラスとはいろいろやることも違ってきて、習い事的なことも増えます。そのひとつが英語教室。大宮の英会話スクールの先生(外国人)が、毎週金曜日の午前中、レッスンしにきてくださいます。
で、今回は、その様子を親が見るというものでございます。
ちなみにこれまで何度か書いてきた英語教室は、このレッスンとは別です。その先生が火曜日夜に保育園の教室を使って教えていて(という形になるんだと思う)娘はそこに通っているのです。お月謝払って。本来ならば保育園から一度帰ってまた出直すのですが、娘は保育園の先生にレッスンをする教室まで連れていってもらい、終わると英語の先生にお迎え待機の教室まで送ってもらいます。
というわけで我が家は、英語のS先生にもひじょ~~~~~~にお世話になっているのでございました。機会があればお礼を言わなきゃと思ってはいるのですが、日本語はあまり分からないご様子だし、英語で「お世話になっております」ってなんて言やいいんだー、なんて…。それ以前に、ほんっとお会いする機会がなくって…。途中から人数が増えたので2クラスに分かれたので、S先生は娘を送り届けてくださったあとに、次のレッスンに入ってしまうのです。時間も少し早くなったし(前はギリギリお迎えの時間に間に合うか間に合わないか、というぐらいだった)。だから、他の子どもさんのお母さん方にも会うことがないのです。完全に放置状態…。
そもそも習い始めたきっかけは、お迎えに行くとたいていテレビやビデオを見ているっぽい様子なんで、どうせそんなんなら別のことをさせたほうがまだまし、ということからだった。でもレッスンへの送り迎えができないじゃーん、となったけれど、ありがたいことに保育園の先生も英会話スクールの方も、送り迎えをしてくれると言ってくださったのです。スクール側としては生徒が一人でも増えた方がいいんだろうし、保育園側もそれに協力した方がいいということもあるのかもしれないけど、それにしても本当にありがたいことです(-人-)
「ならいごと」を教えていた身からすると、送り迎えを先生にさせた上に、レッスン内容にはまったく無関心、復習も予習もしない親なんて…って感じですが、まあ、ピアノと英語は違うかなーなんて。そんなことはないか。はははは~。
でも放置とはいえ、気にはしてます! 何習ったの~?としつこくしつこく娘には聞いております。
そろそろ習い始めて半年。効果は…? と言っても始めた頃すでに、娘の耳はすっかり「日本人」になっちゃっていることを確信したんですが。
バナナ→「バーナナ」
オレンジ→「オレーンジ」
…って、言ったのよね。ううう…。ジャニス・ジョプリンの歌も、日に日に日本語化してきてたし…。
それでも…「オットパス」とか言ったときはびっくりした。octopus(タコ)です。lionも、ライオンとは言ってなかった。やっぱりネイティブ英語を聞かせてもらえるのはいいんだなあ。
こんな感じで、日に日に数字が言えるようになり、動物や果物、野菜の名前、色の名前なんかも増えていった。そっかあ、やっぱり子どもは耳がいいんだなあ。文字が読めない分、変な先入観もないし。
逆を言えば、読めるようになるとまずい部分もでてくるでしょうね。シュタイナー教育の「7才までは夢の中」というのが、娘を見ていてすごく納得いきます。あああ、でも、来年になったら字を書くことを習い始めちゃうんだよなあ…。うぐぐぐぐ。園長先生曰く、今どきは小学校に上がるまでに読み書きや足し算引き算ぐらいできないと、授業についていけないというお話だったのだけど…。
さて。
今回は30分ごとに、クラスを次々と入れかえての授業参観。
年中、年長クラスは5人ほどずつで。娘の年少クラスは全員で10:25~55予定でございました。見渡すと全員の親御さんが来ているわけでもなさそう。3分の2ぐらいかな。
娘のクラス開始。はじめにS先生が、「good bye songを歌おう」(注意:先生はすべて英語で話します)
一瞬みんなかたまるものの…「No!」「No!」 分かってんのかなあ。すごい。
で、輪になり、テープの音楽に合わせて「Hello Song」を歌いました。その後もテープを使って歌ったり体を動かしたりしていましたが、このテープが砂嵐のような音入りですごく懐かしい感じ。先生は出したい曲をなかなか出せなかったり…(テープじゃ大変だよなあ)。でもって、前奏や間奏での先生の手拍子が、ずれてる…? 拍子感がない人なのかなあと思ったら、あ、メロディーのリズムだ。夫いわく、「アインザッツがない」 ははは、確かにそうでした。
テープなしで最後のさよならの歌を歌ったときに、曲が全く分からなかった…あまり歌はお上手ではないのかもしれません。もしくは、メロディーのないものだったのか?
ま、音楽の先生ではないということで。
他には、果物や野菜のおもちゃを先生が袋から次々と取り出し、みんなで名前を言ったり。動物の絵が載っている本で、先生が指差す動物の名前を言っていったり。先生の前に向かい合わせで子供たちは横一列にすわっていて、その後ろで親たちが参観。というわけで、残念ながらこちらからは子供の背中しか見えなかったのですが…。娘は、いつも端っこにすわってましたね。
そんな合間に時折先生が、「机に触れー!」などと言ってみんなでわーっと一斉に動いていましたが、娘のトロイこと。あはははは。私にそっくり。でも娘は端にいたおかげで、こちらから少し顔が見えた。動物の名前なんかでは、いくつかみんなが「???」と黙るものがある中、真っ先に言ってたりしましたよ。夕方のレッスンの効果は、少しは出ているってことでしょうか。
もう一つアルファベットのお勉強では、綿と布でできたアルファベット(かわいい!)を、また先生が袋からとり出してみんなで言い、そしてそれはそれぞれに渡される。13人いたようで、ちょうど2個ずつ。そしてアルファベットが書かれているポスターの前に移動、「Aを持っている人~」と順番に前に置いていく。完璧とは言えないし先生のアイコンタクトもかなり必要だったかもしれませんが、けっこうみんな分かってるように見えたなあ。すごい。娘はFとT。ちゃんと向きまでそろえていた(←親バカ)。
という感じでした。まあとにかく、本物の英語が聞けるというのはとてもよさそうですねえ。言葉ですからね。そうそう、最近娘が「あいどんのお~」と言うんですが、レッスンでみんなも分からないときはちゃんと言っていました。「それはちがーう!」のときの「No」もね。
さて、30分があっという間に過ぎ、次のクラスと入れ代わるため、まず親が退散。ふと娘を見ると…ふてくされておった。なんで帰っちゃうの~?って。ぶははは…。
S先生とはお話する時間などなく…(大変だったろうなあ)。そして実は、もう一人お礼を言いたい人がおりました。それはHちゃんのお母さん。でもHちゃんはお休みだったみたい。のでかなわず。
以前、キャンディーをもらった話を書きました。それってどうもHちゃん(の、お母さん)からいただいていたようなのです。英語のお迎えの時に。最近はなんだか毎週で、5個ぐらいだったときもあるし、小さなゼリーだったときもあるし。うちではあげてないので、娘はとてもうれしそう…晩ごはんを食べながら「ねーねー、ごはんしっかり食べたら、あめ食べる~。すぐ歯みがいてクチュクチュペして、お茶飲んでパジャマ着替えて寝るから~」などと言う。はじめは「じゃあ、今日は特別」などと言っていたのですが、毎週となると…うううううむ。
それでもその場で食べたりしないし、ま、いっかと思っていたのですが、ある日娘が「またHちゃんにあめもらおうっと」とのたもうた。うぐぐぐぐぐ。もしかして「ちょうだい、ちょうだい」とか言ってるんじゃないでしょうね~? お説教です…
「あめは何でできてるか知ってる?」
「お砂糖」
「そうだよ。お砂糖は虫歯になるし、おでぶちんにもなっちゃうから、あめは本当は食べない方がいいの。ひとちゃんが食べなきゃいけないときは、ちゃんとお母さんが買ってくるから、ひとちゃんからHちゃんい『ちょうだい』って言わなくていいんだよ。でもHちゃんが『どうぞ』ってくれるんだったら、『ありがとう』ってちゃんと言って、もらおうね。ひとちゃんからは『ちょうだい』って言わないよ」
すごく悲しそうな顔をしておりました。が、話は分かった模様。たぶん。
たぶん娘だけじゃなくて他のお友だちももらってるんだと思うけど、毎週配らないといけないような雰囲気になっていたんだったら、なんだか申し訳ないなあ…。「おばちゃん、あめは~?」とかって。大丈夫だろうか。…という話をHちゃんのお母さんにしたかったんだけど、会えませんでした。
「粗食のすすめ」にと載っていたQ&Aに、「お友だちのところでおやつを出されると、がっつくんです」というのがあった。ふだん粗食だから、いかにもっておやつを出されるとがっつくと…。幕内さんの答えは「うちもがっつきます(笑)」だった。ははは。結局は、幕内さんはお母さん方を集めて粗食の話をしてとりこんだみたいだけど、普通の人にはなかなか簡単にできることではないよね。
これからこんなことが、次から次へと出てくるだろうなあ。はあ…。ちゃんと娘にお説教できるように、ポリシーをもってなきゃいかんですな。勉強しなきゃ~。
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