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Frog and Toad/Paul Auster

2007/ 05/ 31
                 
Frog and Toad会社帰りに急遽、サンシャイン内のA歯科に行った先週の木曜日。そのままサンシャインを通って帰りましたので、アメリカンファーマシーに寄ってみました。いやー、なんかいいデンタルグッズでもないかなあと…。
そしたら…ここって本も売ってるんじゃん!


            

本というより、雑誌感覚というか…キヨスクで雑誌とかお手軽文庫本を売っているような感じ。そうか、そういうお店ですもんね。
パッと目に入ったのが「Frog and Toad」だった。がまくんとかえるくん!
おおお、4冊ともあるぞう! 即買い。

「Frog and Toad Are Friends」(ふたりはともだち)
「Frog and Toad Together」(ふたりはいっしょ)
「Frog and Toad All Year」(ふたりはいつも)
「Days With Frog and Toad 」(ふたりはきょうも)

各500円でした。おお、安い。ハードカバーではないです。Harper Trophyというところから出版されている、「I Can Read Book」というシリーズのようです。
グレードが「My First」と1~4の5段階になっているようで、これは2の「High-interest stories for developing readers」となっていました。
日本では「ふたりはともだち」に入っている「お手紙」が小学校2年生の教科書に載っています。ので、やっぱりそのぐらいのレベルかしら?
ううううむ、きっと私は「My First」からはじめた方がよいかと思われます…。

ちらっと覗いてみまして。その「お手紙」(The Letter)の出だしですが。

Toad was sitting on his front poach. Frog came along and said,
"What is the matter, Toad? You are looking sad."

がまくんは玄関の前にすわっていました。
かえるくんが…came along? ただのcameと何が違うんだ???
日本語版を見ると
「かえるくんがやってきていいました」

うううううむ、なんでcameだけじゃいけないんだろ~~~。分からん…。逆になんでも「来る」っていったら「come along」でいいんでしょうか?

ちなみにネットの辞書で「along」を見てみたところ

[前]
1 …に沿って, …伝いに, …を(端から端まで)ずっと(▼この意味では通例allを伴う);(道路などを)ぶらぶらと
・ a sofa along the wall 壁ぎわのソファー
・ They walked along Fifth Avenue.彼らは五番街をぶらぶら歩いた(▼特に方向性をもたない)
・ Traffic was tied up all along the line.全線にわたって交通は渋滞していた
・ Pass along the bus please!(車掌などが)中へおつめください.

2 …の間に, の途中に
・ I dropped my wallet somewhere along the trip.旅行中どこかで財布をなくした.

3 〈方針・方向などに〉従って, …のとおりに
・ along here [there]こちら[あちら]の方向に
・ Let's proceed along the lines I suggested.私が示した方針に従って進みましょう.

[副]
1 …に沿って(ずっと);…と並んで, について
・ farmhouses scattered along by the road道路に沿って点在する農家
・ He walked along beside me.彼は私と並んで歩いた.

2 (止まらずに)前(方)へ, 先へ, どんどんと
・ walk alongどんどん歩く
・ Come along.こちらへどうぞ
・ They talked along for another five minutes.彼らはさらに5分ばかり話し続けた
・ Move along, please.(警察官などが)止まらずに進んでください
・ The order was passed along from the captain to a private.命令は大尉から一兵士にまで伝えられた.

3 ((通例far, wellなどを前に置いて))〈時間・仕事などが〉(ある程度)進んで
・ be well along in yearsかなり年をとっている
・ My research is not far along.私の調査はたいして進んでいない
・ The afternoon was well along before they knew it.いつのまにか午後もだいぶまわっていた.

4 (物を)持って, 身につけて;((主に米))(人を)連れて, 伴って
・ He brought his sister along.彼は妹[姉]を連れてきた
・ Take your umbrella along.傘を持っていきなさい.


all along
(1)ずっと, いつも, 初めから
・ He knew it all along.初めからわかっていた
・ I was planning all along to go to Greece.ギリシャは前々から行くつもりだった.
(2)⇒[前]

along about [toward] ...
〈時刻・年齢などに〉近く, …のころに
・ along about eleven o'clock11時ごろ
・ along toward evening夕方近くに.

along with ...
…といっしょに;…と(意見などが)一致して
・ He made the plan along with his colleagues.同僚といっしょにその計画を作った
・ A bill came along with the package.小包といっしょに請求書が送られてきた.

be along
(1)((未来時制とともに用いて))((略式))やってくる, 到着する
・ The ambulance will be along in a minute.救急車はすぐくる.
(2)⇒[副]

right along

((略式))=all ALONG.

[古英語andlang (and-対して+lang長い). △ANSWER]


あああ、ダラダラ書いてすみません。だって、どれを選べばいいか分かんなくて……。学校で習ったことあったんだろうなあ、きっと。
あああ、なんか昔の英語の授業思い出しちゃった。辞書なんてこの何年(10年ぐらい?!)とんと引いておりません。
とりあえず、以前記事に書きました(4/14「ふたりはいっしょ/ふたりはともだち」)著者のアーノルド・ローベル自身が朗読しているというCDを、買ってもいいかもしれません。

Frog and Toad: Audio Collection

それから…
先日、池袋駅でポスターを見つけたんですが、ミュージカルのがまくんとかえるくんがあるらしい!
こちらは浜松の公演なんですが、写真がたくさん入っているので→「フロッグとトード」 
立派なブロードウェイミュージカルなんですね。
かえるくんが石丸謙二郎、がまくんが川平慈英だそうです。東京だと、7/7/27(金)~7/8/12(日) 博品館劇場にて、14:00~と19:00~。うううううむ…どうかなあ。でも見たいなあ。どうしようかなあ。


Paul Auster  Oracle Nightさて。
こんな私ですが、読めない本をもう1冊買ってしまいました。
Paul Austerの「Oracle Night」

この本もハードカバーではないです。中は藁半紙みたいな茶色い紙。こういうのペーパーバックっていうんでしょうかね?
アメリカンファーマシーには、けっこうたくさんオースターの本がおいてありました。…と、アメリカではそういう扱いなんでしょうか? やっぱり誰もが知ってる作家なのかな。そうだよね。
で、ニューヨーク三部作とか、「最後の物たちの国で」とか(と思われるもの)もあったのですが、「Oracle Night」なんてあったっけ? と、これを選んでみました。こんなペラペラ紙ですが、1500円なり。

中に、オースターの作品一覧がありました。日本では最新が「ティンブクトゥ」ですが(図書館で借りて読みましたが…あれ? 書いてないかな?)その後も出ているんですねえ。
そっかあ、アメリカで出版されるのと同時に日本語訳版も出るなんてことないですもんね。
「ティンブクトゥ」以降は、小説ではこのようなものが。

「THE BOOK OF ILLUSIONS」
「THE BROOKLYN FOLLIES」
「COLLECTED NOVELS:Volume One」
「COLLECTED NOVELS:Volume Two」

ああ、4冊とも、たしかアメリカンファーマシーに置いてあったような気がします。


で、「Oracle Night」ですが。
パラパラ見てみると、ページの途中に線が引いてあって、番号付きで文章が書かれている部分が多い。これは…注釈? 注釈つきの話…英語が分かる人でも、さらに説明が必要な話…? ますますもって、私には無理ですね…。
Amazonにストーリーが載っていました!↓
Oracle Night
うわ。あいかわらず「ありえねー!」な話みたいですね! おもしろそう~~!

ちなみにoracleとは

[名]
1 神託, 託宣;神託所.
2 神のお告げ, 啓示;(Jerusalem神殿内の)至聖所;((~s))聖書;祭司, 神主.
3 賢人, 大聖.
4 ((おどけて))助言を与える人[本].
5 ((O-))((英))オラクル:ITV(独立テレビ)がテレビ画面と電話線を介して情報を提供するサービス.

work the oracle
(陰の策略で)成功する;((俗))(裏工作として)金を調達する.

[古フランス語←ラテン語orculum (orre述べる+-culum(縮小語尾)=小さな命令, 要求). △ORAL]



Amazonの洋書カテゴリーでポール・オースターを検索したことって、今までなかった。けっこう出てるんですねえ。レビューも書かれている(日本語)。
そうか、英語が分かれば、最新版が読めるんだよな。しくしく。
どれもおもしろそう…柴田さん、早く訳してください!
そしていつかは、原書を読めるようになりたいもんだ。…と思うだけ。

早く訳本出ろー!

            
                                  

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