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絵本にうもれて
2006/ 04/ 05
今回は酒井駒子さんの絵本×4冊。
まだまだ絵本初心者ですが、自分の好みが見えてきたかな。酒井本、いい!
やっぱり「よるくま」かわいいなあ。
前回「よるくま」を借りましたが、今回は「よるくま クリスマスまえのよる」
表紙は、ドアを開けたら(前回と同様に)よるくまが立っていた、というシーンの絵。見るなり「きいろいマフラーしてる~」と叫ぶ娘。
クリスマス話というだけでなんだかウキウキしてしまうし(中表紙にはオーナメントがいっぱい)、今回も夜空がきれいな絵、そしてやはり母の話。ツボ入っちゃいます~。
他には「金曜日の砂糖ちゃん」、小川未明の「赤い蝋燭と人魚」。こちらはコワカワイイ系とでも申しましょうか。
小川未明、大好き! 小学生の頃に昔の童話を読んで、あまり覚えてはいませんが、小川未明と新美南吉はまた読みたいなあとときどき思います。なのでちょうどよかった。
人魚の、きれいだけどちょっとおどろおどろしい雰囲気(と私は思いますが)や北の海の暗さが、酒井さんの絵とぴったりあってて素敵です。
娘が見たら、どう思うかなあ。恐がるかなあ。(こういうのって、見せない方がいいのか…?)
もう1冊、「リコちゃんのおうち」酒井さんの初絵本らしい。
これは工作魂がうずきますわ~!
昨晩のうちに、娘にせがまれて3回連続読みました。
好みは人それぞれだし、絵本に良い悪いとかいうのも変だけど、やっぱり想像力をかきたてられる本がいいですね。
書かれているままのストーリーだけでなくそのあとどうなっちゃうんだろう?とか、絵の中から直接話と関係のないのを見つけて、こっちはどうなるんだろう?とか(島田ゆかさんの「バムケロ」関連なんか)想像できるような本が…。
絵本って子どもにとっては、聞いているうちに覚えるから言葉が増える、いい絵を見ればセンスがよくなる、てなふうに思っていたけど、想像力を養うのにいいんだなあ。遅ればせながら、やっと気づいた。
頭がやわらかいうちに夢の世界で泳がせとかなきゃ。
ちなみに。
私が「よるくま」いい!泣ける!と連呼している横で、夫は「わたしのワンピース」のほうが泣けると言った。
ふむふむ。「わたしのワンピース」もいいですねえ。私が好きなのは流れ星のシーン…「よるくま」と同じじゃん。(強引か?! すみません)
単に星の絵が好きなのかも…。いやあ、星はいいですよねえ。昨晩の読み聞かせ 「うちにかえったガラゴ」
買っちゃいました! 娘もけっこう覚えていて、朗読してました。そして昨晩読んだときに、またまた小細工発見。凝ってるなあ。見て見て~!
フライパンのパン、おじゃこが作ってくれた~。お坊ちゃんにも好評?!
そしてお皿はやはり…。
コメント
それから「フライパンのパン」また作っちゃった。息子は1枚ペロリと食べてしまいました。やはり外側がカリカリなのがいいみたい。ほんとありがとね。
2006-04-06 01:55 おじゃこ
小さくても、もうちゃんと自分の好みがあるんだよね。
しかしまあ、世の中にはな~んてたくさんの本やらなんやらあるんでしょ。まだまだ未知の世界がたくさんだわ。
2006-04-06 05:29 ますみんみん
「赤い蝋燭と人魚」は、絵と文がほんとうに合っていて素敵ですね。
2006-04-08 11:34 つやつやリーダー
私は今朝も「よるくまクリスマスまえのよる」を読んで泣いておりました。娘がなぜか、あかりが消えるところから読めと何度も言うもんですから読んでいたんですが…赤ちゃんのころの話になるところで、毎回涙が出てきてしまいます。ははは(^^;ゞ
2006-04-08 13:57 ますみんみん