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鳥獣戯画にご対面

2007/ 04/ 22
                 
東京国立博物館へもくろみ通り「鳥獣人物戯画」を見に行ってきましたよ!
娘は博物館デビューです。土曜日、とりあえず「東京国立博物館の本館2階の国宝室」という情報だけをもとに上野駅へ。
            

夫は朝から晩まで仕事。日曜はフリーだということでしたので、その日に行ってもよかったのだけど、天気もよかったし「え~い!」で出発。出たのがもう10時でしたが…。

上野駅に着くと、けっこうな人だかり。博物館は…いちばん奥のようです。
西洋美術館(イタリアルネサンスの版画展やってる! 見たいなあ)の横の道をずっとずっとず~っと奥へ。

国立科学博物館のくじら途中、国立科学博物館の前を通る。
なんとなく子どもが多い…? 子どもが楽しめるんだろうなあ。
外には巨大なクジラ。


更に先に行くと道はおしまい。信号を渡って、やっと博物館に到着。こんな奥なのかあ。
チケットは外で買う。うわー、並んでるよ~と思いましたが、どうやらみんな特別展の「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」に行くようです。ウフィツィ美術館にある「受胎告知」が日本初公開なんですって。

地味に常設展が目当てな私は、ぜんっぜん並びもせずにチケットを買い、中へ。
…と、娘が騒ぎ出す。
この日は夏みたいな陽気でしたが、しだいに風が強くなってきて、ちょうど博物館に着いたころにビュービュー。大きな木がザワザワ…。
はあ~。
抱っこしてさっさと正面の本館へ。


東京国立博物館 本館ダ・ヴィンチ展を見る人たちが、入場制限をかけられながらずりずり進んでいくのを横目に、階段をのぼって2階へ。
※右の方に垂れ幕と、行列があったはずなんですが、入れないで撮しちゃった。このとき40分待ちということでございました。

地図で国宝室を探していると、美術館員さんに声をかけられる。
子連れだったので、子ども用のパンフレット「たんけんマップ」をくれました。
入口にライオンがいる「表慶館」では、拓本をさわったりできる体験コーナーがあるということでした。はじめにここに来るといいらしいです。ワークショップなんかもるみたい(要予約)。


とりあえず、鳥獣戯画だ! 国宝室、国宝室!
薄暗い中、土偶や埴輪や銅鐸の間を抜け…(地味すぎる~)

ありましたああああ!

ほほお、これが本物…。「鳥獣人物戯画」甲巻。
京都の高山寺にある、4巻からなる墨画の絵巻。甲巻は猿、うさぎ、かえるなど(きつねもいたかな。猪や鹿は、乗り物として登場…)を擬人化してその遊戯の様を描いている。12世紀ごろのものらしいです。「日本最古のマンガ」とか、学校で習ったと思いますが。
作者は、後に鳥羽僧正覚猷といわれるようになったけれど、4巻とも同一筆とはいいがたいそうでございます。
すばらしい描写力…これって下書きとかしてないんだよねえ。さらさらっと墨で描いているのね。

娘は背が足りなくて、抱っこで。しきりに、ジェレミー・フィッシャーどんと申しておりました。そっか、同じだわな。
でも…なんか注意散漫。見てますかあ?! 風で騒いだし、おなかすいてきたんだな…。
とりあえず、お昼食べるか。
せっかくだからもうちょっとぐらい見たいし、ミュージアムショップにも行きたい。駅前まで戻っている時間はないから(遠すぎる…)館内のお店で。
といっても、いちど本館からは出なくてはならない。

やはり、強風に大騒ぎの娘…。「ダ・ヴィンチ展」の垂れ幕がバタバタいうのを見て「落ちてくる~! 恐い~」と大泣き。
この様を目撃した人は、まだちっちゃいから、やっぱり博物館は恐いわよねとか思ってるだろうな。うんにゃ、娘はいい子ちゃんで見ておりましたのよ。


なんとか席につき、コーンポタージュつきのホットサンドと、ラタトゥイユ、ミルクティーを注文。あーおいしかった。
しかし、席を待つ間も会計をしている間も、入口が開いて風が入ってくるたびに騒ぐ娘…。
うーむ。とりあえず抱っこ&ダッシュで、本館地下のミュージアムショップへ。

美術館、博物館のお楽しみの一つはこれでしょう!
レトロな扉を開けると…あ、埴輪の犬のぬいぐるみだ。
もちろんおめあては鳥獣戯画グッズ。で、ハガキをゲット。手ぬぐいやらTシャツやらもありましたが、なぜか買わなんだ。どうしたことか。
あとは、家族へのお土産なんかを買いました。

娘は風神&雷神が気になるらしい。ポストカードを指して「これなあに?」
「風の神様と雷さんだよ」
そのほかも…
「これは?」
「昔の美人さんだよ。あ、こっちの波がザップーンってなってるのは、お母さんが好きな絵なのよ~」

…って、ここは博物館なのに、レプリカを見せてどうする!!

でも…あれ? 本物ってどこで見られるんだろ?
店員さんに「風神雷神」がどこにあるのか聞いてみたら、ここにあるけど今は公開されていないのだと。いつ見られるかは、インフォメーションで…ということでした。
そっかあ、この鳥獣戯画も今日(22日)までだし。小出しにしていくのね…。
実際、今後の予定表が、展示室の入口に出ていました。風神雷神はなかったなあ…。

…と聞いている間も、店員さん(というかちゃんとした博物館の方ですよね、きっと)の目は娘の方へ。
「いくつ?」
「3才~」
「まあ、いい子ねえ」
うん、ほんといい子でした。ていうか、たぶんけっこう楽しそうにしてたと思います。

そしてもういちど国宝室に行き、ジェレミー…じゃなくて鳥獣戯画を見て、博物館をあとにしたのでした。
結局ちゃんと見たのは鳥獣戯画だけだったけど、やっぱり好きだなあ、博物館や美術館。
次回は早めに出かけたいと思います。…って、行く気満々ですよ、あたしゃ。
でもやっぱり埴輪や銅鐸だけでは地味地味なので、おもしろそうなのが出るのをチェックしなきゃね。

で、ダ・ヴィンチ展は…どうなんだしょ。私、一応ウフィツィには行ったから見たことあるんだろうな。
あ。
てことは、今イタリアに行ってる人は「受胎告知は日本へ巡業中です」ってはめになっちゃうのか。


帰り道とおみやげ編へ続きます…

            
                                  

コメント

鳥獣戯画とはずいぶん地味なものを見ましたね。でもひとちゃんもケロちゃんが見つかって、楽しんだみたいですね。私はどうも美術館というのは苦手で、ほとんど外見しか拝見しません。音楽ばかりでなく、結構なことだと思います。お土産ありがとうございました。
日本の昔の絵はそんなに興味がないのですが、見てみるとけっこうおもしろかったです。
それにやっぱり、美術館の雰囲気が好きなんですね~。