fc2ブログ

Article

        

This is my pen.

2007/ 02/ 25
                 
パイロットの万年筆いや~最近じゃ、文章を書くのはすっかりパソコン頼みでございます。
やっぱりコピーして貼りつけたりで(「コピペ」なんて誰が言いだしたんだろ。ぷぷぷっ)文章を並び替えたり便利ですよね。漢和辞典ひかなくてもいいし。表にしてポンと押せばせば、順番に並んだり、合計が出たり。まだまだ勉強不足ですので、私の知らない機能がたーんとあるはずですが…。
            



私は、キーを打つこと自体は速いと思っています。最初は弟が大学の論文を書くのに買ったワープロで練習しました。それから「フラニーとゾーイ」の「フラニー」を全部打ちました。
あとは、インターネットで練習できる&検定が受けられるイータイピングを利用。こちらは2級を持っております。が、1級ではないし、全国ランキングでもすごーく上というわけではございません。まだまだ世の中にはすごい人がいるんですね。噂では、真に速い人というのは、かな入力もできるのだと聞きましたが、どうなんでしょう? ローマ字だと一つの文字を出すのに2回キーを打たなければいけないわけですが、かなであれば一度ですむわけですもんね。

でも今どきは、やっぱりローマ字入力が主流でしょうか。
うちの会社もそれでやっています。かな入力で入社した人は、ローマ字で打つように直させました…うーむ、ボタン一つで切り替わるんだから、好きな方を使えば良かった気がするけど…。あ、でも単語登録で(定型文やらを登録してあるのです)使えないのが出てきちゃうか。てことか。

私でも今から練習して、かなとローマ字両方使えるようになるもんかなあ…って、別に必要ないか。このまま練習していけば、1級とれるだろうか? まあ、別に1級とる必要もないけど。

でもちょっと気になるのが、もうひとつの練習手段として使っていた「ゴルゴ13 極打」という、タイピング練習用ソフト。会社からの借り物です(ゴルゴなのは社長の趣味です)。これの一つがどうしてもクリアできない! しかも一番高いレベルである長文ではなく、中文ぐらいのところなんです。くうううう~っ! なぜだあああ。
しばらくやってないけど…やり出すと止まらないから、やめとこう(ゲームは苦手ですが、こういうのは本当に好きです)。
この「ゴルゴ13 極打」は、デューク東郷が司令を達成するために次々と敵を倒していくというものですので、けっこう流血、叫び声入りだし、クリアできなかったときに画面が真っ赤になったりとオトナ向きではありますが、打つ文章自体はオヤジギャグ満載です。私が覚えているのは「だって、お隣りだって買ったのよ」とか…。


えーと、というわけですが、今日書きたいのは手書きの方の話なんです。

私は字を書くのが好きで、やったことないけど写経とかはまりそうですわ~。筆はダメなんですが、練習したらたぶん上手になる、いつかはやりたいなあ…と思っています。やはり日本人として、お習字ができるようになりたいもんです。
が、とりあえずペン字。こちらも硬筆書写検定で2級を持っております。そう、また2級…。
この検定での1級と2級の違いは、草書じゃないかなとにらんでおります。2級じゃ草書はちょっと読めるぐらいでなんとかごまかせた(そしてもう忘れた)。が、1級はちゃんと読めて書けなければいけない。しかも問題文は、古典からの抜粋。そして書道史とやらも出てくる。

ま、別にペン字の先生やってるわけじゃないから2級品でもいいけど、草書…いいなあ、読み書きできるようになりたいもんだなあ。
実は行書や連綿も、検定ではかなりごまかした。ちゃんと勉強したわけではなく、その場しのぎだったというか…。まあ、行書はたぶん、ヘンの崩し方を覚えて、あとは書き順があっていれば自然とつながった文字になると思うのよ。しかし、連綿はどうもうまくいきません。まあこれも、覚えるしかないのでしょうか。

先日、茶々文庫で「かな連綿辞典」というものを発見。ちょっとほしいかも…(かっこいいから。それだけ)と思い、中を見ると、おおお、本格的。和歌がたくさんついておりました。本格的すぎたので、買いませんでした。


字のうまい下手って、「絶対」はないんだろうなあ。いろいろ研究されてルールはあるんでしょうけど、最終的には個性なのかなあ。いや、基本(ルール)は大切ですけど。
ちゃんと習ったこともないので書道についての詳しいことはまったくわかりませんが、個人的には、自分が好きな感じの字を見るとうれしくなります。真似したくもなります。書いている人があんまり好きな人じゃなくても、尊敬してしまいます。そういうの全く気にしない人もいるようですが。
人間性と字の上手下手は関係ないと、テキストに書いてありました。まあ、字でその人の性格を決めつけちゃいけないけど、すご~く気の弱そうなおどおどしているような人が大らかな字を書いていたら、もしかして私が見ているのは真の姿ではないのかも、と思ったりとかしちゃうなあ。
どうなんでしょうね。


そういうわけでトップの写真は、私の万年筆でございます。すべてパイロット。安いのばっかりです。
一番上は、小学校の6年生(?)のときに、買ってもらった、初めての万年筆です。柄の部分の英字は「She dreamt of the pretty toy」となっています。小さいので持ち運びもしやすく、でももう20年以上かあ! キャップが外れやすくなっちゃってて、持ち運ぶのは危険。
これはは、普通に文房具やさんで花瓶の花のように挿されて売られておりました。700円。 これは赤ですが、ピンクとか白、黄色、水色なんかがあったかな? 先が丸めなのか、ひっかかったりしなくて書きやすいんですよ。
大学生のときに白を買いました。あ、同じのがある!って。現在、行方不明…。でも確かにこの家のどこかにはあるはず…。

真ん中はおまけでついてきたものですが、ペン習字用らしい。「正しい握りのできる、エルゴノミクス(人間工学的)グリップ採用」だそうです。なんじゃらほい。
指があたる部分がへこんでおります。


そしてきのう、強風をいやがる娘を無理矢理連れ出して、新しい万年筆を買いました。それが一番下。735円。
初代万年筆と同じようなものを求めていたのですが、同じものどころか、万年筆自体が全然ないのね! びっくり。

まずヨーカドーに入っている文房具屋さんに行ったら、使い捨てタイプしかおいていないと。カートリッジは「店員にお声かけください」って貼り紙がありましたが。
それから、ヨーカドーの文具コーナーで聞いてみたら、わざわざガラスケースのカギを開けてくれた…5000円以上のしかないんですと。しかもパイロットが2種類だけ。
ええええ、だって、中学のときに学校でペン字やりませんでした? 書道の時間、硬筆が鉛筆ではなくてペンになって、各自用意しなきゃいけなくて、わりとスタンダードなのが一番下のようなのでしたけど。
今は、学校でやらないんだろうか。
※と、夫に聞いてみたら、夫自身もやってないと。地域によって違うのかな。

で、今度はまるひろの文房具屋さんへ。こちらは前からどんな感じか知っていました。安いのは一番下のようなタイプのみで(というわけで、買いました)、あとはガラスのケースに並べられた高~いものばかり。それでもパイロット以外に、セーラー、プラチナ、パーカーと、万年筆もインクもたくさんありはしましたが。


水性ボールペンできれいに書けるのがたくさん出ているし(私はSARASAを使っています)。
でも万年筆だったらインク換えて使えるからエコじゃん! …が、ボールペンにもリフィルはあるのだった。うーむ。

がんばれ、万年筆!
しばらくしまいこんでいましたが、これからはまた使おうと思っています。

            
                                  

コメント

こんばんわ。

持っている万年筆が似ていて、嬉しくって書き込みました。

私は、高校入学願書用に
Pilotのデスクペンを購入したのがきっかけで
万年筆にはまった口です。
ペン習字ペンは持っていないのですが、
先日、birdieを入手してるんるんしています。
小さくってかわいいですよね、birdie。

安い万年筆といえば、OHTO(オート)みたいです。
都心でない限りは、ホームセンターを巡ってみないと置いていないとのこと。
専用のカートリッジを使う必要があるので、
その点も難点なんですが…。