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ウォーリーをさがせ!/ミッケ!

2007/ 02/ 19
                 
マーティン・ハンドフォード ウォーリーをさがせ!先月終わりから今月頭にかけて、茶々文庫でなかなかいい本を見つけたんです(娘用)。茶々文庫は古本屋さんですが、きれいなもの(たぶん古本ではない)も置いてあるのでとってもお得。というわけで普通の本屋さんで買うよりも、すごくすごくうれしいのであった。
まずは「ウォーリーをさがせ!」
マーティン・ハンドフォード作・絵 唐沢則幸訳
うちにもウォーリーがきました~。
            

第1刷発行は、1987年12月。私はちゃんと見たのは初めてですが、噂には聞いておりました。たくさん人が描いてある中からウォーリーをさがすんでしょ? ウォーリーってメガネかけててしましまTシャツきてて、手足が長い人…と、絵本に全然興味がなかった私でも知っているほど有名ですね。

実際見てみると。
ウォーリー探しはともかく、その他大勢がおもしろいのであった。

海のシーンで、ほとんどの船員が青い顔でゲーゲーしてるとか。サファリパークで、トナカイが乗っているソリを引いているサンタクロースとか。迷路の真ん中に白骨死体があったり。遊園地で、お化け屋敷のおばけが外でカツアゲされてたり。競技場の走り幅跳びの砂場で、花を育ててる人がいたり。街で売っている植木のツタが、通りすがりの子どもの首をしめてたり。
けっこうシュール…。

こんなふうなウォーリー以外をさがすための、「特別大チェックリスト」というのが、巻末についてもいます。まだやってませんが。

まあとにかく、第一目的はウォーリーをさがすことなわけですが、「灯台もと暗し」を地でいくまさに節穴だらけな私には、なかなか大変なのでございました。ははは。
それでもなんとか探したら、最後になって
「みんな もう きがついてるかな? ぼくは もちものを みんな どこかに おとしてきちまったんだ」
ほんとだ、何も持ってない…(←気づけよ…)。

娘もときどき一人で眺めて楽しんでいます。目が悪くなりそうだなあ。ははは。


ちなみに。
『ウォーリーのえほん』シリーズ
 『ウォーリーをさがせ!』
 『タイムトラベラーウォーリーをおえ!』
 『ウォーリーのふしぎなたび』
 『ウォーリーのおもしろゲームブック』
 『ウォーリーハリウッドへいく』
 『ウォーリーのゆめのくにだいぼうけん!』
 『ウォーリーをさがせ! きえた名画だいそうさく!』

『新ウォーリーのえほん』シリーズ
 『新ウォーリーをさがせ!』
 『新タイムトラベラー ウォーリーをおえ!』
 『新ウォーリーのふしぎなたび』
 『新ウォーリーハリウッドへいく』
 『新ウォーリーのゆめのくにだいぼうけん!』

というのがあるようです。あとポケット判とか(さらに小さくなるのか?)シールブックとかもありました。
Amazonでちらっと見たところによると、「きえた名画だいそうさく!」が2006年の出版。ということは、「ウォーリーの絵本」のあとに「新ウォーリーの絵本」が出たというわけではないのか??? 
いつか調べたいと思います。
原題の「Where's Wally?」で検索したら↓こんなのがあったけど、公式サイトでしょうか?
Where's Wally?


もう1冊、こちらも「もの探し」もの。

ミッケ!「ミッケ!―いつまでもあそべるかくれんぼ絵本」
ウォルター・ウィック 写真、ジーン・マルゾーロ 文  
キャロル・D・カーソン デザイン  糸井重里 訳

こちらは去年、夫・母の生徒さんよりいただきました。
ウォーリーのようなシュールなドタバタはありませんが、おしゃれできれい。そして、この方向から見るとこんな風に見えるのか!という驚きもあり、見ていてあきません。


ほぼ日刊イトイ新聞の「ミッケ!」の記事
『ミッケ!』の秘密をミッケ!

小学館 ミッケ!のページ
最新刊(かな?)「ミッケ! がっこう」の中身がちょこっと見られる。

「I spy」公式サイト


全8冊+4冊

「ミッケ!」
「ミッケ! びっくりハウス」
「ミッケ! クリスマス」
「ミッケ! ミステリー」
「ミッケ! ファンタジー」
「ミッケ! ゴーストハウス」
「ミッケ! たからじま」
「ミッケ! がっこう」 

「チャレンジミッケ!1 おもちゃ箱」
「チャレンジミッケ!2 ゆめのまち」
「チャレンジミッケ!3 コレクション」
「チャレンジミッケ!4 サンタクロース」

原語版でなんかも出ているようです。音が出れば、英語の教材に最適?!
絵と文の割合がこのくらいだったら、私にも原語で読めるだろうか…?


ところで、唯一の欠点…「ウォーリーをさがせ!」「ミッケ!」ともに、寝る前の読み聞かせに向かない。終わりがないんだもの~。


日本版ウォーリー。というか、こちらのほうが先。
(私はまだ読んだことがないのですが、楽しそう)



昨晩の読み聞かせ 「イソップ童話」

            
                                  

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