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じゅげむじゅげむ…

2007/ 02/ 18
                 
ビニールシート遊び先週、娘が「じゅーげむじゅげむ♪」と歌い出した。
そんなの知ってるの? ぷぷぷ、と思っていたら、「ちょうすけ!」と最後まで歌っちゃった!
保育園で仕入れてきたものでしょう。検索すると、NHK教育の「にほんごであそぼ」でやっているようなので、きっとこれに違いない。
            

うちの保育園、けっこうテレビ見せてるんだなあ(全然見せないというのが普通と考えて)…でもこんなにおもしろい芸をしてくれちゃうと、ま、いっかと思ってしまったりして。はははは。

「寿限無」は皆様ご存知だと思いますが、落語のネタの一つ。
いつも年のはじめに、桶川市民ホールには春風亭小朝さんが来るのですが(今年は今度の土曜日ですね)私が聞きにいったときに前座でこの「寿限無」をやっていました。
お坊さんにつけてもらった、ある一人の男の子の名前。おめでたいことばの羅列らしい。

寿限無 寿限無、五劫(ごこう)のすりきれ
海砂利水魚(かいじゃりすいぎょ)の
水行末(すいぎょうまつ) 雲来末(うんらいまつ) 風来末(ふうらいまつ)
食う寝るところに 住むところ
やぶら小路の ぶら小路
パイポパイポ パイポのシューリンガン
シューリンガンの グーリンダイ
グーリンダイの ポンポコピーの ポンポコナの
長久命(ちょうきゅうめい)の長助


どうめでたいのかというと、アサクラ私立図書館さんの「寿限無の名前の由来」より↓

「寿限無」は「寿限り無し、つまり死ぬ時がないということ」
「五劫のすりきれ」は「一劫というのは、三千年に一度、天人が天下って、下界の巌を衣でなでるのだが、その巌をなでつくしてすりきれてなくなってしまうのを一劫という。それが五劫というから、何万年、何億年かかぞえつくせない」
「海砂利水魚」は「海の砂利も、水にすむ魚もとりつくすことが出来ない」
「水行末、雲来末、風来末」は「水の行く末、雲の行く末、風の行く末、いずれも果てしがない」
「食う寝るところに住むところ」は「人間、衣食住のうち、1つがかけても生きてはいけない」
「やぶらこうじのぶらこうじ」は「やぶこうじという木があって、まことに丈夫で、春は若葉を生じ、夏は花咲き、秋は実を結び、冬は赤き色をそえて霜をしのぐめでたい木」
「パイポパイポ~」は「昔、唐土にパイポという国があって、シューリンガンという王様とグーリンダイという王后のあいだに生まれたのが、ポンポコピーとポンポコナーというふたりのお姫様で、このふたりが大変長生きをした」
長久命の長助」は「天長地久という文字で読んでも書いてもめでたい結構な字で、それをとって長久命。長く助けるという意味で長助もいい」



いや~、これを3才児が踊りながら(なんか振り付けもあるっぽいのです)歌うんですよ。ぷぷぷ。
きのうは「ねえ、くにちゃん!」とかいう会話の中で言ってました…なんだろ???

というわけで、恐るべし「にほんごであそぼ」
わが家には「夕方クインテット」や「うたううあ」(ドレミのテレビ)のCDがあり、いずれもAmazonで買いましたので、Amazonのサイトを開くたびに、おすすめとして実は前から「にほんごであそぼ」のCDがよく出てきていたのですが…。

にほんごであそぼ じゅげむこれだな…
「にほんごであそぼ じゅげむ編」

8枚ほど出ているようです。ううう、おもしろそう! 娘のためというより、私が楽しむのに…。
「にほんごであそぼ」がどんな番組かは知りませんが、娘がいきなり「よごれちまった かなしみに」とか言ったり、♪つーろうよー つーろうよー えーびでたーいを つーろうよー♪ と歌っていたのはこの番組のせいなのかもしれない。

意味なんかちっともわかっていないでしょうけど、単純に日本語のおもしろさが覚えられていいですね。ただ、娘は映像として記憶に残っている部分もけっこうあるでしょうから、その映像がどんなものなのかが、ちと心配ではありますが…。そもそも元ネタは、文字の世界のものなわけですから(ここがやっぱりテレビの恐いところですねー。いくら教育番組でも)。


テレビと言えば。
うちでは、娘にはテレビは全く見せておりません。日中はずっと保育園で家には寝に帰っているだけのようなもんですから、時間もないですし、休日も他の遊びだけであっというまに終わります。
が、ふと考えたら2週間にいちど、大画面&近距離で見ているのだった。
病院です。
吸入と薬のために隔週で通院しているのですが、待合室には大きなテレビがあり、BSが流れているのです。

きのうは中学生のマーチング全国大会をやっていました。す、すごいですねえ…トランペット吹きながら顔だけ前向いて、歩き回ってるよ~! しかもかなりの速さだ。へえ~…。
前回は、ピアノ、バイオリン、サックス、ドラム、胡弓などのアンサンブルだった。ピアニストが中心になっているようで、演奏曲を作曲した人でもあるようだけど…誰? と思ったら、曲が「もののけ姫」に「HANA-BI」に…あ、「風のとおり道」だ!(トトロの曲です。娘はトトロも保育園で見ているらしく、最近は一人芝居をやっております…。CDは教室用のがあってうちで聴いております) ということは、この髪の毛のないおじさんは…?! …久石譲さんでした。
そのまた前は、大相撲千秋楽。娘はけっこう好きみたい。夫と真似事をしたりもしています(そして、娘を勝たせなければいけない…)。

テレビは楽し。たしかに子守りとして与えるのでなければ、よさそうなものもあるみたいだけど。が、他にすることがたくさんあるから、良いとか悪いとかの前にぜんぜん見る時間がないですねー。
昨日も娘は、私が夕食の仕度をしているあいだ、水彩色鉛筆で遊んでおりました。

※トップの写真は、ビニールシート遊び。娘の考案。二人で向かい合ってシートを持ち、ペットボトルのキャップをのせて、バサバサ揺らしたりします。それだけで大はしゃぎ。


そうだ、そういえば。
私の父はたしか「寿限無」が全部言える。昔、よく聞かせてもらっていました。
今度娘に電話で歌わせてみよう。



昨晩の読み聞かせ 「フレデリック」レオ・レオニ
図書館で借りました。おもしろいなあ。最後の詩が素敵。

+「イソップ物語」
気に入ったのかなあ。病院にまったく同じ本がありました! きのう気づいた。

            
                                  

コメント

はじめまして^^

すと と申します。

ブログアフィリエイトの支援サイトをはじめて
すこ~しずつ良くなってきた・・のかな?

まずはご挨拶周りです~^^

まだまだ情報は少ないサイトですが、
厳しい指摘などお待ちしています。
よろしくお願いしますね^^

また、ゆっくり拝見させて頂きに参ります~^^
恥ずかしながら、我が家では毎日朝晩テレビ三昧(^^ゞだから言葉が遅いのではないかと、最近本気で後悔しているわ。。。
で、本題!
ひとちゃんが言っている『くにちゃん』とはコニシキ演じる『コニちゃん』かと思われます。
ウチの長男も♪パイポパイポ♪(正確にはカイコカイコと発してる…)と歌っております。
コニちゃん…そうなのか~!
けっこうみんなテレビ見てるのかなあ。まあ、あれだけ幼児用番組があるんだしね…。
うちも、保育園で見てますので(^_^;)
テレビって…
うちの娘たちはテレビ大好き!私が構えなくなると、つい見せてしまうせいもあると思うけど…旦那さまの実家に行くと、尚更その傾向が強くなります。テレビ見せておけば静かだ…みたいに思われているふしもあるし(苦笑)
ちなみに娘たちのお気に入りは「名探偵コナン」(笑)内容がわかっているのかなぁとは思うのですが、飽きもせずに見ているので、面白いのでしょう。教育上良くない気もするけど…ミステリー好きの4歳児と2歳児って、何かヘン(笑)
でもこれはきっと、私の血でしょうね。
テレビと言葉の関係はどうなんでしょうね。うちの子たちはとにかくよくしゃべるし、会話にもなっているから、よく分かりません。
どうなんでしょうねえ。
意味もなくダラダラ見せるのでなければ、もう3、4才だったら問題ないんでしょうね~。