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カエル・ツボカビ症って…

2007/ 01/ 15
                 
WWFのウミガメぬいぐるみカエルが危ない! ということで、先日、携帯電話のほうに届いたニュース…朝日新聞の1面にも載っていました(1/12)。
「両生類絶滅招くツボカビ症 輸入カエル感染、初確認」
かわいそうな姿の図説入り。ううう。


            

診断テストの例として、
①指で触ってもまばたきをしない ②ひっくり返しても元に戻らない ③口をつまんでも反応しない
これって…まるでうちのカエルじゃないですか。
※わが家には、生ガエルはおりません。フィギュアとぬいぐるみのみです。

新聞記事によると、カエル・ツボカビ症とは

「カビの一種であるツボカビの仲間が、カエルやサンショウウオなどの両生類に引き起こす病気。感染すると皮膚呼吸ができなくなり、食欲不振や縮こまった姿勢、皮膚が広くはがれ落ちるなどの症状が出て、2~5週間で90%が死亡する。「カエルのエイズ」とも呼ばれる。国際自然保護連合(IUCN)では侵略的外来種ワースト100に選び、世界的な監視が必要と指摘している」

「90年代にオーストラリアでカエルの激減を招いた病気として、98年に初めて報告された。

ツボカビは水の中で数週間生き続け、両生類への感染力が強いため、野外へ広がってしまうと根絶は不可能だ。」


で、この病気は、オーストラリア以後、アメリカや中南米、アフリカ、ヨーロッパなどで次々確認され、パナマでは、2ヶ月で野生のカエルが全滅した地域もあるそうです。
そして去年の12月に、東京都内で飼われていた輸入カエルで症状を確認。アジアで初めてだそうです。さらに今年に入って、関東のペットショップでも陽性のカエルを発見。輸入物なので、くっついてきたようです…。

かわいそうなことです…。カエルちゃ~ん!
すでにツボカビなしでも絶滅しそうなカエルや両生類もいるというのに、これは大変。
が、それだけではございません。カエルがこの世からいなくなったら、どうなるか。カエルは田んぼで害虫を食べてくれているわけだし。そして、そのカエルを食べている動物もたくさんいる。イリオモテヤマネコもカエルを食べるんだそうです。

とにかく治せないので、広がらないようにするしかないわけですが…。
悪いのは人間ですもんね、自業自得ですよね。どうするんでしょ…。


WWF(世界自然保護基金)に、もちろん、詳しい話が載っています。
WWFジャパンのホームページ


そういえばうちに、WWF印のぬいぐるみがあるんでした。娘誕生のときに、同級生でヴァイオリニストのMちゃんから頂いたものです。
手乗りウミガメ。リアル系でかわいいのだ~。ぺたっとした感じもGOOD。お腹あたりは、綿ではなくビーズが入っています。
きのうのユニセフもですが、WWFもこういうグッズがあるんですね。

PANDA SHOP

絵本コーナーに、マリー・ホール・エッツの「森の中」がある! 「よるくま」の酒井駒子さんが好きという話を聞いて、読んだことがあります。日本語解説つきの英語版。おお、これはいいかも…。

しかし、なぜかカエルものが見あたらず。なんで?!
それからいただいたウミガメぬいぐるみも探せなかったのですが、別のサイトで発見。

WWF-Plush Collection WWFアニマルぬいぐるみ通信販売 

なんでカエルがないのかなあ。ヘビがすごいです…。


本部(?)のほうでは、カエルカード画像発見。フリーのEカードのようです(英語…)。


というわけで、カエルが無事に生き残りますように。うう。
と言っている間にも、他の動物だけでなく人間の子どもだって、どんどんいなくなっているのだ。人間のせいでね。
私も少しでもなにかしなければ…。今後の目標ですな。

あ、そういえば温暖化の話が途中でした。いかんいかん。

            
                                  

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