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ぐりとぐら
2007/ 01/ 12
by 中川李枝子・文 山脇百合子・絵 福音館書店
しかし、あまり印象はなく…自分では持っていなかったのかもしれません。
かすかに記憶が残っているのと、ベストセラー絵本だということで、茶々文庫で見つけたときは即買い。今のところ3冊入手。残りは図書館で読みました。
シリーズ最初の「ぐりとぐら」が「こどものとも」誌上に掲載されたのが1963年だそうです。本として発行されたのが1967年。今年で40周年!「ぐりとぐらのおきゃくさま」
1967年。
12/23「クリスマスの絵本」でもご紹介しました。サンタクロースがケーキを焼きに来てくれたというお話。大きなケーキ!
やはりこんなファンタジーが、絵本の楽しみですよね。
みんなでケーキを食べる部屋は、ぐりぐらハウスのリビングでしょうか。アップライトピアノがおいてあります。なんかうれしい。>「ぐりとぐらのえんそく」
1983年。
お弁当の入った巨大なリュックをしょって遠足にでかけた二人が、毛糸を発見。クルクル巻いていくと、その先はガーデニング中のくまさんのチョッキでした。
「毛糸を巻く」という行為…懐かしいなあ。着なくなったセーターをほどいてお盆に巻いて一緒にお風呂に入ったものでした。お湯に浸けてのばすのです。乾いたら巻いて毛糸玉にして、次のセーターをに変身。小さい頃に見てきた光景です。
そして、くまさんのお部屋がかわいい~。「だいじ」と書かれたツボは、やはりハチミツでしょうか?
ぐりぐらシリーズは、バムケロシリーズのように小物を見るのも楽しい絵本です。
それから途中、時間稼ぎのために体操をするシーンは、私と娘の「ネタ」となっております。
はい、ぐりぐら体操~! さん、はい!
ぐりぐら、ぐりぐら…「ぐりとぐらのかいすいよく」
1977年。
海を漂うガラスの小ビン! 童話や冒険小説に出てきて(でも今は、夢野久作しか思い浮かばない…)いつか自分もやってみたいと思っていたものでした、ほんとに。あと、風船に手紙をつけるとかね。
正直いって、私はこの本はそんなに好きではないのですが、娘は気に入ったらしく、いっとき何度も読ませられました。そして、一人で遊んでいるときなどにも突然「いるかジャーンプ!」などと言っていました。
「ぐりとぐら」
1967年。
これが元祖ですね。なーんとなく記憶にありました。今は娘の行きつけの薬局、クォール薬局で読んでいます。
屋外で作る巨大カステラ…じゅるるるる。
このカステラのレシピは、この本にありますよ。摩依夢さまより頂戴しました。まだ作っていませんが、いつか必ず作りたいです。
そして、おなじみのテーマソングの元祖…
ぼくらの なまえは ぐりと ぐら
このよで いちばん すきなのは
おりょうりすること たべること
ぐり ぐら ぐり ぐら
このフレーズは他の本でも、バージョンをかえて毎回登場します。「ぐりとぐらとくるりくら」
1992年。
この本に出会ったのは、上尾のパスタ屋さん「ぐりとぐら」でした。…って、もちろんこのお店には、全巻置かれていますが。
手長うさぎ、くるりくらの話。猿のように長い手で、木登りどころか、雲にまで乗るうさぎ!
と思ったら、最後にはあっさり元のうさぎになっちゃった。まるでなにごともなかったかのように…。そうくるか!とびっくりした私…。「ぐりとぐらとすみれちゃん」
ガーデニングもする二人。自作の野菜で朝ごはんを食べていたら(おいしそおおおお…)突然、カボチャをしょって現れたすみれちゃん。そして彼女の、でかくてかたいカボチャを割る方法とは?
→屋外で投げる。
ぶははははは!
さっそく調理。できあがったのは、かぼちゃのぺちゃぺちゃに、ぺちゃぺちゃやき、かぼちゃプリン、かりんとう、かぼちゃコロッケ、かぼちゃドーナツ、むしパン、かぼちゃせんべい…
思わず、どれがどれなのか目を凝らして探す娘…ではなく、私。おいしそおおおお。すみれちゃん印のかぼちゃというのも気になる。世の中にはいろんなかぼちゃがありますけん。「ぐりとぐらのおおそうじ」
2002年
ただいま図書館より借り出し中。
ますます季節感が増して、おしゃれでかわいらしい山脇さんの絵。あ、ポトスがライムと斑入りと、ちゃんと2種類ある! こういうのって、中川さんと打ちあわせてるのかしら?
古着袋なんて、わくわくしちゃうなあ。
そしてやはりお茶会…にんじんクッキーかあ。じゅるるるる…。
ところで、ぐりとぐらは双子なんですって?
青がぐりで赤がぐら、ですよね? 帽子の高さが違うんですよね~。福音館書店の「ぐりとぐら」のページ
ぐりとぐらのカステラと、すみれちゃんのかぼちゃプリン、かぼちゃ蒸しパンの作り方は
「絵本からうまれたおいしいレシピ~絵本とお菓子の幸せな関係」
byきむらかよ 晶子 鳥越美希(宝島社e-MOOK)
に載っております。私は摩依夢さんに頂きました♪
まだ作っていないのですが、やはりカステラは作ってみたい。でも、絵本のようにたき火で焼いてみたいなあ。それに、おいしくなかったらどうしようという不安も。
想像の世界におさめておいたほうがよいでしょうか…。
ぐりとぐらのぬいぐるみの作り方は、こちらに。
「いっしょにつくろう―絵本の世界をひろげる手づくりおもちゃ」
by高田 千鶴子、小林 義純、酒本 美登里、 ハイ 昭、 村田 まり子(福音館書店)
軍手を使います。
そしてこの本には、エルマーのあの青と黄色のしましまのりゅうの作り方も載っています!
物語として出ている絵本は上記の7冊ですが、ぐりぐらはほかにもあります。
また今度。
コメント
ぐりとぐら!!
こどものころに読んでましたよ~。
大きくなってから、子供のころの本が出てきて、
その値段を見てびっくりしたのを覚えています。
着実に値上げされていました。
2007-01-12 19:08 キモト☆ミカ
我が家も
ますみんみんの真似っこで、寝る前の読み聞かせをしようと本人に選ばせたら「ぐりとぐらのえんそく」を選んだ。なぜならお弁当が出てくるから!クリスマス前に「ぐりとぐらのおきゃくさま」、年明けに「ぐりとぐらとくるりくら」も追加。毎晩3冊読まされております、あくびしながら。
しまいには7冊読まされる日がくるのではなかろうか???ひえぇ~~(*_*)
私もカステラ食べてみたいわ~♪
2007-01-13 01:27 みきたんたん
やっぱり好きな人多いみたい。
それでも、ぐりぐらは1000円しない…安い方です。
同じぐらいの大きさ、厚さの絵本でも、1500円ぐらいするのはざら。
絵本に限らず、本、高くなりましたよね~!
コミックだって。
セットで?! すごおおい!
それにしても…そうそう、はじめに言っとかないとねえ、延々と読まされるのよ~。
一時、やめると泣叫ぶもんですから、こっちが意地になってずーっと読んでいたことがありましたよ。加古里子の「ことばのべんきょう」って、ものの名前の羅列だけの本を…。
2007-01-13 06:41 ますみんみん