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「クリムゾン・タイド」
2020/ 10/ 26土曜日に見た映画
『クリムゾン・タイド』Crimson Tide
1995年アメリカ
監督:トニー・スコット
脚本:マイケル・シファー(原案・脚色)
リチャード・P・ヘンリック(原案)
クエンティン・タランティーノ(リライト、クレジットなし)
ロバート・タウン
スティーヴン・ザイリアン
出演:デンゼル・ワシントン、ジーン・ハックマン
音楽:ハンス・ジマー
クリムゾンって響き、かっこいい。
Crimson Tideとは「深紅の潮流」。潜水艦の名前が「アラバマ」で、アラバマ大学のフットボールチームの愛称「クリムゾンタイド」にもかけてあるようだ(Wikipediaより)。
(アラバマという名前はかっこいいのだろうか? よく分からない…)
というわけで潜水艦の話だ。
潜水艦といえば、「Uボート」というとっても後味の悪い映画を見たし、ジーン・ハックマンは「ポセイドン・アドベンチャー」の神父役だった人だ。いやーーな予感がしたが……この映画は大丈夫だった。ほっ。
そしてさすがアメリカの商業映画、いろいろ仕掛けがあるようですよ。脚本の「クエンティン・タランティーノ(リライト、クレジットなし)」ってところからして、なんかありそうだなあという感じですよね!
見たあとに、こちらを見つけた。町山さんの解説!
町山智浩の映画塾 クリムゾン・タイド〈予習編〉
町山智浩の映画塾 クリムゾン・タイド〈復習編〉
「K-19」や「眼下の敵」も見てみたい…けど、もやもやしますかねえ…。
ところで私は、見ている間ずっと音楽が気になってしょうがなかった。
ワーグナーやん。
メインテーマはこちら。
この1分30秒あたりから、「ニーベルングの指環」のジークフリートのライトモチーフではないですか?
いや、全く同じというわけではないが…
流れるたびに、ワーグナーだワーグナーだ!と思っていた。
作曲のハンス・ジマーは、超有名映画音楽家のようだ…ちゃんと知りませんでした、お恥ずかしい。
わが家でいうと、先週見た「グリーン・カード」、前に見た「ドライビングMissデイジー」とか。あと「バックドラフト」も「ライオンキング」も「パイレーツ・オブ・カリビアン」も…。そうか。
スタンリー・マイヤーズの弟子で、トレヴァー・ラビンの師匠?になるのか?
あ。Wikipediaにこんなものが。
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類似楽曲による提訴問題
彼の手掛けた『グラディエーター』のスコアはゴールデングローブ賞の音楽賞を受賞したほか、アカデミー作曲賞にノミネートされるなど高い評価を受けたが、ホルストの組曲「惑星」の「火星」やワーグナーの「ニーベルングの指環」と酷似しているという指摘を受け、2006年、ホルスト財団から著作権侵害で訴訟を起こされた。ジマー側は盗作ではないと主張し全面的に争っている,
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本日は動画だらけになってしまいました。
それにしても、ワーグナーさまのライトモチーフのYouTubeチャンネルがあるとは!
ちなみに私は、このモチーフを女性の登場人物(誰?)が歌っているのが頭の中にあり、その中に♪ジ〜クフリ〜ト♪という言葉が入っていることだけ記憶にあったものだから、そこからググって音源の動画を見つけたのでした。
学校のオーディオ室で、ライトモチーフが入ったCDを見つけて聞いたこともあったが……歌舞伎役者のなんとかさんのナレーションが入っていたかと……今はネットで調べられる。すごい。
とりあえず、久しぶりに聴いたワーグナーさまがもうかっこよすぎて、涙が出てきてしまいました。
ワルキューレ 第1幕
ショルティ指揮 ウィーン・フィル
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