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東京バレエ団「海賊」

2019/ 03/ 16
                 
東京バレエ団の「海賊」をみにいった。

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バレエに興味を持つまで、全く知らなかった演目ですが、きっと超有名ですよね。コンクールとか発表会でも踊られるからでしょうか。娘×2の発表会でも、男性の先生が踊っていらしたのをよく覚えている。衣装も他の王子さまスタイルと違うし(まあ、役柄が海賊の船長の手下だからだろうけど)手を肩にのせるポーズとか、特徴ありますよね。

今回の公演は、「ザ・カブキ」を見に行ったときのチラシで知ったんだっただろうか。あと、フェイスブックやら、インスタやら、フリーのアプリやらて広告があがってきて(恐ろしい仕組みだ…)行こうかなーと思いつつ、長女のあれこれでそんな話をする場合でもなく…。で、チケットをとったのが公演初日の前日だった。へへ。日曜はもう残席なし、土曜の4階席をなんとか入手。

日曜で考えていたのは、長女のバレエレッスンを休むのがどちらかというと日曜のほうがいいと言ったのと、配役が水香ちゃんと弾くんだったから。
土曜は沖さんと秋元さん。しゃーないと思っていたのだけれど、沖さん、足ながーい! 顔小さーい!

ところで、古典バレエといえば、途中で宴会が始まり地元の町の方々やら、お客様がたが順番に踊って、最後は道化役が超絶技巧で踊る、という物語と関係ない踊りが続いて、こちらは気が遠くなる…というのを心配していた(ジゼルで確証した)。やだなあ、たぶん寝ちゃうよおー、と娘×2に宣言していたのだが、あら、けっこうおもしろかったですよ。
となりの次女が、食いついて見ていたのもよかった。ほうほう!

音楽が生オケなのもお得だった(東京ニューシティ管弦楽団)。すごいよね。なんか、管がパフーってなってた気もするけど。
そもそも作曲はアダン。「ジゼル」と同人。全然、印象に残らない…。娘×2の発表会でみている(聴いている)はずだから、「あーこの曲ね」というのがあるだろうと思っていたのに、ちっともなかった。私の耳が悪いのが、一番の原因だろうけど。
ちなみに「ジゼル」には、実はブルグミュラーが作曲した箇所があり、やっぱりちょっと素敵だから聞けば分かると。確か私も(私でさえも)ここかな?と気づいたんだったと思う。

…と、調べたら、クリスマスキャロルの「オー・ホーリー・ナイト」は、このアダンの作曲らしい! なんと!
名前はアドルフ=シャルル・アダン(Adolphe-Charles Adam)1803年7月24日~1856年5月3日、フランスのお方です。

ところでチケット、海外のバレエ団だやっぱり高くなるけれど、国内だったらもう少しお手頃価格。今回は4階席になってしまったが、その分安かったし、そしてそれで充分楽しめた。上の階は距離が遠くなっちゃうけれど、舞台の奥のほうまで見えるし。

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親子ペア割引があったり、学生券1000円なんていうのもある。これだったら、長女が勉強のためにって一人で行けるじゃない? 高校まで地方にいた私には夢のようだ。

というわけで、楽しかったです。やっぱり人気の演目なのでしょう。
と、さすがプロ、はじっこの人まで安定の踊り。難しいことは全く分からないけれど、見ていて気持ちいいですよね。
                         
                                  

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