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埼玉県本庄市

2019/ 01/ 12
                 
用があって本庄駅へ行った。埼玉県本庄市…県内なんだが、熊谷を越えて深谷市、本庄市、次はもう群馬県。都内に出るのよりも時間がかかるので、はるばる来たぜというところだけれど、まあ、電車で一本だから地元感がある。

駅のスタンプを押してきた。
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埴輪なのは、塙保己一にかけているのか? やっぱり実際に埴輪が出土されるからとかなのか?(埼玉はザクザク出てくるらしい)

「はなわほ、きいち」じゃないですよ、「はなわ、ほきいち」ですよ。あー、社会で習ったなあ。
と、長女に聞いたらそんな人知らないと。どういう人かと聞かれて(すぐ答えられず)ググって「国学者」と伝えたら、「あー、本居宣長的な?」と言われた。
遠い記憶がよみがえる…そうだ、これを習ったときは三重に住んでいて、クラスに塙田(はなわだ)君という子がいたんで、不思議な名前だけれどスッと入ったのだ。でもときどき、「はなわだ ほきいち」と言ってしまいそうになる。
そして高校の友達の家に行ったら、駅前に本居宣長の鈴のでっかーいモニュメントがあるのを見た。三重県の松阪駅前。本居宣長は松阪出身なのだ。
…と書いて、そういえばなんで鈴と本居宣長が関係あるのか知らない(忘れた?)ことに気づいた。

こちらは本居宣長の遺品「七古鈴(七種鈴)」の一つで、「驛鈴(えきれい)」というものらしい。鈴が好きだったとか。
驛鈴とは、律令時代に朝廷が地方に行く役人に身分証として支給したもの。鳴らしながら行き来したらしい。
浜田12代藩主の松平康定が、「古事記伝」を著した本居宣長が鈴好きと知って、伊勢神宮参拝の途中に贈ったのだそうだ。実物は国の重要文化財として、本居宣長記念館にあるとのことです。

浜田藩とは、島根県浜田市。初代藩主で浜田城を築城した古田重治は、江戸幕府の命で浜田に来るまで、伊勢国松坂(松阪市)の城主だったと。
へー。

松阪市観光協会 https://www.matsusaka-kanko.com/information/information/駅鈴/

ちなみに、「まつざか」ではなくて、「まっさか」ですよ。…というのは方言ですが、「まつさか」なんですね。ざ、じゃない。
                         
                                  

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