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ムーンパレス
2006/ 03/ 17
さっき図書館の本をWEB予約しました!
詳細は借りてからになりますが、絵本を3冊、下田直子の刺繍本を1冊。
それにポール・オースターの、まだ読んでいない本を見つけたので。
オースター大好きです。
学校を卒業してから結婚前までのころ、本屋さんに行ってはチェックしていたのが白水社のUブックスというシリーズ。
海外小説が主で、日本ものはエッセイだけだったと思う。
何冊か読んでいちばん衝撃を受けたのが、オースターの「最後の物たちの国で」だった。
ほへ~! なんなんでしょ、この話は!
ファンタジー…サスペンス? お、重い…とにかく重い。ずどーん。
そして暗い…けど、最後には光が…でもきっとこの女の子、死んじゃうんだろうな…いや、ハッピーエンドになるのだろうか…?
ていうか、よくこんなストーリー思いつくよなあ。おもしろすぎる~!
というわけで他の話も読んでみたくなり、とりあえず文庫で出ているものは買い、単行本のみのものは文庫になるのを待ちつつ図書館で借りて読んだ。
今のところいちばんのお気に入りは「ムーンパレス」
別に月の話ではありませんが、きのうの満月でちょっと思い出しました。
(最後のシーンに出てくる月は三日月だったかな??)
他の話もそうだけど、冒険小説でもないのに「ここまでするかあ?!」みたいなところが私にはびっくりで…。
「ムーンパレス」で覚えているのは、主人公が一文無しになり一日に一つの卵で食いつないでいたときに、最後の一個が手から滑り落ちて床で割れ、中身が床の隙間から落ちていくシーン。
絶望…どどーん…。
うまく書けませんが、もしよろしければお試しくだされ。
暗いよおお。でもいいよおおお。
しかしアマゾンで見たら、5つ星が少ないですね。あら?
(夫曰く、カルトだからだと…そうなのか?)
「よくこんなストーリー思いつくよなあ、ほへー」で好きなもう一人の作家は、ジョン・アーヴィングです。
映画にもなっている「ホテル・ニューハンプシャー」「ガープの世界」「サイダーハウス・ルール」
おもしろかった。
それから、冒険小説ではなく日常の話ということで一時期はまっていたのが、ジャン=フィリップ・トゥーサン。こちらはおフランスのかほり(?)。「ムッシュー」がお気に入りだった。
続けて読んでいたら、飽きてしまったけれど…。今読んだらまたおもしろいかも。
夫は今「サリンジャー選集」を読んでおります。
うん、サリンジャーも好き。やっぱり「ライ麦畑でつかまえて」かな。「フラニー」も好き。
「ゾーイ」は難しくてなんとかかんとか最後まで読んだって感じ…「ナインストーリー」は挫折…。あ、ぼあな…(←墓穴)。
夫によるとこの選集には「フラニー」っぽいのも入っているそうなので、私でも読めるかも、と。
もし読んだらご報告いたします。
で、予約したオースターの本は「トゥルー・ストーリーズ」といいます。小説ではなく、エッセイらしい。
事実は小説よりも奇なり…彼の小説は充分「奇」だと思うけど、それよりもっとすごいのかな?!
楽しみ。
お気に入りの外国本を一挙公開してしまいました~。
もう私には話すことがない…情けないなあ(T.T)昨晩の読み聞かせ 「ちびくろさんぼ」
サンタさんからのプレゼントです。娘が初朗読した本だったかも?? いやジョージ(ひとまねこざる)が先だったかな…?
コメント
サリンジャーはライ麦畑でつかまえてしか知らないけど好きです。
ますみんみんお薦めのものも暇ができたら読んでみたいな。
2006-03-17 13:58 おじゃこ
読書って後回しになっちゃうよね…(そうじゃない人もいるだろうけど)。
私はわざわざ時間をとってもたいてい眠くなってしまうので、電車の中で読みたいんだけど、満員過ぎて読めない~。
でも図書館の本がきたら、がんばってみるわ。
2006-03-18 05:42 ますみんみん