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和裁への道
2006/ 11/ 22
で。
着物、作りました!
というわけで、和裁初挑戦、七五三ヘの血と汗と涙(てほどではない)の道のりを語らせていただきます…。
8月15日
私が7才で着た着物(そして母が着た着物)を着られないかと、帰省したときに出してもらった(8/16「里帰り4…山、川、鮎」写真をまだアップしてませーん)。が、7才用を3才が着るのは無理だと判明。
実は持っている「こどもブティック秋冬号」はフォーマル特集。なんと七五三やお正月用の着物の作り方も書いてある。作れるかな? 作るか?!
まだ3才だからちょっとへんちくりんでも、ま、娘のトラウマになったりはしないでしょう…被布があるし(被布はあるのです)。だめだったら、買うなりレンタルするなり洋服にするなり、なんとかなるさ。
作るぞ。
というわけで、どうするかと最終確認をしてきた母に「こちらで準備する」と返事をし、お祝い金だけふんだくる。
9月?日
とりあえず、まずは生地だけでも買っちゃおうと、仕事帰りにキンカ堂池袋店へ。
うーん…いまいちピンとくるのがないけど…とりあえず色で選ぶ。
さて、作業開始~! と「こどもブティック」を開いたが…作り方が載ってない。いや、製図と縫う順番は書かれているのだけど、それだけじゃ私にはさっぱりわからない。裾、衿、袖ぐらいはわかるが、おくみとかって何?! 洋裁と全然違うのね…
もうおしまいか?!9月21日
で、Amazonで和裁の本を調べた。ありました!!
林ことみ「はじめてでも縫えるこどものきもの」
レビューを見ると、みなさん絶賛。ていうか、手作りにしてよかったって。ということは、作れるんですよね?!
即買い。
9月23日
本が届きました~!
う、ううむ…ぱっと見はよく分からんが、なんとかなるでしょう。「はじめてでも縫える」といううたい文句を信じて…
10月13日
ひえ~! 1ヶ月前になっちゃった! とりあえず裁断だ!
ところが。
鶴柄なんです。みんな同じ方向に飛んでるんです。着物は前身頃と後ろ身頃が縦につながっていますので、柄を前に合わせると、後ろの鶴は墜落することに…。
これでいいのか?!
「はじめてでも縫えるこどものきもの」を見ると、上下のない柄。「こどもブティック」では上下あるような気がするけど、さりげなく隠してる? 写真では分からず…。
母に聞きたいところですが(着付けや和裁も習ってました)心配するだろうから…そうだ、Tさんに聞いてみよう。彼女はおじゃこ氏つながりの友人で、着物を着る方なのです。
メールを送ると、早々にお返事が。ありがたや~!
で、詳しい人に聞いてくれたそうで、
「結論からいいますと、それはダメだそうです。」
あらま。
七五三は正式な儀式なので、逆さはかなりマズイでしょうと…。
無理して使うほどの柄でもないので、買い直すことにした。10月14日
娘を夫に任せて大宮へ伴奏合わせに行ったので、帰りに浦和のユザワヤへ。
ありました~!
けっこう素敵なのがたくさん! 今度はちゃんと柄を確認!
天地なし!
耳のところに「Naomi Itaya」とあったので調べてみたら、あら素敵。
「なおみコレクション」でございました。
ネット販売もしていました。よく見ると「はじめてでも縫えるこどものきもの」で使われているのはこちらの布だった。それなら安心。よかった~。
ユザワヤでは、この板谷なおみさんのコットン生地もありました。まあ、コットンだったらキンカ堂上尾店にもいい感じの和柄プリントがあるのだけど。
帰宅してからさっそく裁断…が。長いからやりにくい。チャコの印もつきにくい。あまり進まず。10月?日
というわけで、道具購入。今回の必殺!
1m定規~!と、チャコライナーペン~!
さあ、作るぞ。
次回は、製造過程をお送りいたします。昨晩の読み聞かせ 「ふたりはいつも」
「アイスクリーム」と「おちば」を読みました。
コメント
2006-12-12 14:44 おじゃこ
ええ、墜落…。
Tさんには本当にお世話になりましたのよ。そしてTさんに巡りあわせてくれたのは、あなたのおかげ。どうもありがとう<(_ _)>
2006-12-13 01:10 ますみんみん