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歌舞伎教室

2016/ 07/ 24
                 

国立劇場で夏休み時期に子ども向けの公演をやっているのは知っていたが、新国立や東京バレエ団のバレエ公演、子供寄席、こじゃず、日フィル、日生劇場…と盛りだくさんで、残念ながら国立劇場まではまわれなかった。

土日しか行けないというのがねえ…。しかも今年は、長女のバレエが土日メインなので更に行きづらくなった。

で、こないだのロミジュリ、そしてオセロー、もうひとつは国立劇場の歌舞伎を選びましたよ。

この夏はこれで終了。

そういうわけで国立劇場は前々からねらってはいたのだけど、今回は長女が中学校からちらしをもらってきたというのあった。次女は難しいかなと思ったが、留守番させるわけにはいかないので3人で。

国立劇場でーす!

広い! というか長い!

 

            

途中、演芸場を通過。実はこの日、午後から寄席をやっていて、たい平さんとか出てたんだが、のたのたしてたらチケット全然だめでした~。

さて、歌舞伎。

日生劇場の夏休みファミリー劇場で歌舞伎を見たのは、おととしだっただろうか?

太郎冠者と次郎冠者が、棒で縛られた状態で留守番させられてるにも関わらず、お酒のんじゃうっていう、その前に狂言もこれじゃなかったっけ?というお笑い系と、「鷺娘」という、セリフはないんだけどとってもきれいで感動的なのとの二本立て。おもしろかった。

えーと、寺島しのぶの弟がメインだった。(すっごい有名な人だよね、すみません)

そして今回は、「卅三間堂棟由来」

さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい。三十三間堂を建てるのに使った棟木の話。

「さんじゅう」と打ったら、ちゃんと卅が出てきた! ちなみに、にじゅうは廿。知らなかったー。

で、かわいそうなお話であった…。

かわいらしくて、そしてとっても上手な子役も出ていて、次女も興味津々だったみたい。

セリフの言い方、ポーズや動き、独特なわけだけど、ちゃんと言葉ははっきり聞こえるし(ただ、昔の言葉だから分からない…)動きがきれいなのよね。戦うときも、ひょいひょいって。

そういう「型」があるんだけど、群舞が意外とアドリブっぽいような自由な動きをしているように見えておもしろかった。家来の人達とかね。

そして実は私、左で歌っている楽団の方々の音楽が好きだったりする。

長唄というのだろうか?ユニゾンで歌ってるよね。

なーんか好きでねー、NHKで日曜のお昼前ぐらいにやってませんか? 全然分からないんだけど、なんか好きで聞いていた。

しかし今回すごいと思ったのは右の方。「竹本」というらしい。俳優さんがセリフを言う合間のト書き部分を歌っていることになるのだろうか?(と、それにくっついて、でもぜんっぜん違うメロディーのお三味線)

始めは左側の楽団の方々と同じく、御簾の向こうだったが、途中から表に出てきた。

二人、お座布団の上にずっと正座しているのだが、唄の方は上半身が動くこともあって、まさに「熱唱」だった。よく考えたら始めからずっと歌いっぱなしだし。すごいなあ。

やーおもしろかった、おもしろかった!

早く普通の公演も見てみたいのだが、難しいのかなあ。ま、それよりも落語行きたいんですが!

国立劇場では、8月に歌丸さんの65周年記念寄席があるようで、他にも笑点メンバーが出ていて、すごくおもしろそうだった。でもお昼から夕方までみっちり…子供向けではないですね。とりあえずもう満席かな…

帰宅して、やっぱり遠かったし暑いし疲れましたが、長女はバレエへ。

仕事だった夫がいつものごとく晩ごはんを作ってくれて…

味噌ラーメン! おいしいのだー。

            
                                  

コメント

芝居
先パイ、エネルギッシュですなー。
私も子連れで行きたいーと前にもかいたか。とりあえず、エステーのミュージカル「赤毛のアン」が当たったから、チビと行きますー。