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どんぐりの恐怖

2006/ 10/ 30
                 
裏道一昨日の朝、娘の着替えが終わったところで、ふと床に5㎜ほどのクリーム色の丸いものを発見。食べ物のくずかなにかかと思って拾い上げたら…

げげげ。 
虫だああああ!
イモムシ! なになに、なんで?!


と、あたりを見回すと、数十㎝先に穴のあいたどんぐり。そしてその周りに黒い粉…。
これかあ?!

            

くぬぎ?っていうのでしょうか、まるっこい大きなどんぐり。公園から持って帰ってきて、おままごとに使っておりました。その中に虫が入っていて、中を食べ尽してから外に出てきたのではないでしょうか。黒い粉は、フンとか食べかすとか? うげー。
私が娘と公園に行って拾ってきたときは、砂場道具の中に入れていて、玄関に置いていた。で、その後に夫が娘と砂場道具を使ったとき、変わり果てたどんぐりの姿を見たと、「うげー」な顔をしながら話していた。にもかかわらず、そのときは無事だったどんぐりを、家の中でおもちゃと一緒にしてしまった。

いったい、いくつ家の中に入れたの?! 探せー!!
と、心の中では血相を変えて叫びつつ、外の顔は一生懸命笑顔で

「あ! きっとどんぐりから出てきたんだねえ! ほら、見てごらん、虫さん、死んじゃってるねえ、お家の中じゃ生きられないんだねえ。かわいそうだねえ。他のどんぐりもさよならしようね。どこにあるのかな~?」

私は虫がきらいなんですうううう!!! 恐いんですうううううう!!!!
mixiのコミュニティに「虫が嫌いなどころか恐い」というのがあるようで、入っていませんがまさにそれです。
が、娘のためにがんばっております。今回も、ちゃんと掌の上にのせましたとも。うげげげげげげ。気絶しそう~…。


さて、どんぐりは変わり果てた姿のものも合わせて3つ発見。たぶんこれで全部。それから、イモムシをもう1匹発見。

「かわいそうにねえ。虫さんは、お外がいいんだねえ」

なんていいつつ、すべてティッシュで包んでごみ箱にポイ。ひゃ~…。
これで全部でしょうねっ?!?!

その後まるひろに出かけたのですが、帰ってきてから娘が部屋の片隅でもう1匹発見。つかんで持ってきた。
恐がってない、よかった、とほっとしつつ、またがんばって掌にのせてたら…ははははは、まだ生きてるよ~。ちょっとだけ観察して(うげー)さようなら…

うーん、どんぐりの中の虫よね? 観葉植物の鉢から出てきたんじゃないよねえ。恐い。恐いよう。ううう。


それにしても、やはり外のナマモノを持ちこむのは危険ですね! 私が小さいころ、集めたどんぐりを缶に入れて、しばらくして見てみたら腐っていたという記憶があったので気をつけていたのですが…虫かあ。うう。げろげろげろ。
ちょっと穴があいていたんです。あそこから入って、中で大きくなっていくのか?
調べたら、「どんぐり 虫」であっさり出てきました。
ゾウムシという1㎝ぐらいの昆虫の幼虫だそうです。

「この虫はどんぐりが、まだ青くて小さいやわらかいうちに頭の先にある口吻(こうふん)で穴をあけ、おしりの産卵管をさしこんで、どんぐりひとつに一個の卵を産みます。
卵から孵った幼虫は、どんぐりの中身を食べて成長して、秋になって、地面に落ちたどんぐりから出て、土の中にもぐって、さなぎになって、冬を越します。
そして翌年の夏になると成虫になって、地面から出てきます」


おわわわ、植木鉢の中で成虫になられたりしたら大変だった!
1個のどんぐりに1匹ということだから、今回のは全部さよならできたということかしら…? でもうちのは、くぬぎ(=ちょっとでかい)ですが…。

白坂シマリス研究所「どんぐりの図鑑」「どんぐりの虫」というページでした。
幼虫の絵もついていました。そうそう、これ! これです! かわいい絵でよかった…。これならなんとか正視できる…。

伊藤まさこさんの本に、どんぐりは一度ゆでるといいと書いてありました。もし今後持って帰ることがあったら、できるだけ穴があいていないのを探して、ゆでることにします…。
虫になんか負けないぞー!

こちらは画像付き。虫ではなくて、どんぐりの!
ちいさな森のどんぐり屋さんのHP


昨日、午前中は3人で公園に行ってきました。
どんぐりリベンジ! と思いましたが、さっぱり見あたらず。あらま。拾い尽くされた??

一個、クヌギではなく、細長いタイプの「これぞどんぐり!」ってやつを発見。ちょっとまだ青くてきれい。
しかしこちらは持ちかえらず、娘より、いあわせた女の子に進呈させました。「はい、どうぞ」
うまくいった~。

実はこの女の子、木曜日に夫が娘と公園に行ったときにも一緒だったらしいのです。娘よりちょっと下らしいのですが、おしゃべりも上手、こっちを見て「おいで~」と人なつっこいお子さん。
で、木曜日に会ったときの話…
女の子の方から石をくれたそうなのだけど、娘はその女の子の分まで奪ったらしい。で、かわりに夫が女の子に石をあげたら、娘は自分のものだと言って大泣き。ぐちゃぐちゃのまま、公園を退散…。

ということがあったらしので、なんとかリベンジです。形だけですけど…。私は「『どうぞ』しておいで」と言っただけで、離れたところから見ていたのですが、渡せていたようだったので、たぶん大丈夫だったと思います…。

「どんぐり(とか石とか)ぐらい、いいやん」なんて思うのは親の勝手? 娘はどう考えているんでしょうね。


昨日はトンネルをつくりました。
砂場砂場


砂場くぬぎが近くに落ちていたので、転がして遊びました。
そのくぬぎは持ち帰りませんでした。

            
                                  

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