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子供のためのシェイクスピア「ロミオとジュリエット」

2015/ 07/ 19
                 
きのうは娘×2とあうるすぽっとへ。「子供のためのシェイクスピア」という企画(?よね??)の「ロミオとジュリエット」を見た。
http://kodomo-romeoandjuliet.jimdo.com/
シェイクスピアのお芝居、見てみたかったのだ。さいたまの芸術劇場で蜷川さんのをずっとやっているけど、娘には難しいよね…特に次女には。別に、お芝居を見るときにちゃんと理解させようとは思っていないけれど、でも私にも難しいだろうな。
と、そこへこの「子供のための」というバージョン、でも脚本のもとは小田島雄志さん訳のようだし。
            


結局、2時間半近くの上演時間。おもしろかったーよかったー。
黒ずくめの人や、ハンドクラップ、お人形、ヘルメット…このあたりの演出が、この企画の特徴みたい。
セットは焦げ茶色の、昔の学校の机と椅子みたいなのだけ。それを重ねてバルコニーに見立てたりしていた。

コミカルな部分も多くて(もしかして、もとのシェイクスピアもそんな感じ?)、おかげで分かりやすかったんだろうなと思う。
例えば、ロミオとジュリエットが出会う場面で、ふたりは原作通りの(←たぶん)遠回しな仰々しいセリフを言うんだけど、横にいたパリス君が「君ね」「ちょっと」「だからなに」「いや、合わせなくていいんだってば」とか、口を挟むという…。そしてパリス君はやっぱりなんか気持ち悪かった…すわるときに両膝を合わせてたりね。かわいそうな人だけど。
ティボルトは、いつも手に四角いものを持っていて、なにかと思ったらセカンドバッグ! わはははは! なんだろ、関西のほうの怖いおじさんって感じなんだろうか?(衣装は普通に古典ものですよ) そういえば萩原流行さんに似ている俳優さんだった。
ロミオもお友だちもかっこよかったし、ジュリエットもきれいだった。しいていえば、ジュリエットの声がかわいくなかったのが残念だったかなあ…。
あら。ロミオ役加藤義宗さんのお父さんは、加藤健一。ほへー。

ちなみに、男子高校生とかジャ○ーズとか、若い男の子はいやだーな私は、 ロミジュリの中ではティボルトが好きで、今まで見た映画やバレエ、お芝居でも好きなんだが、いや、ある意味ティボルトって子供っぽいかもしれないですね…。あの中でおとなな人って大公様ぐらい?
そういえば長女と見に行ったバレエのときは、どんな人だったっけ?

長女はマキューシオ役(そしてパリス君役)の人がかっこよかったと。へー。二役もやっているし、アクロバット的な動きも見せたり、実力のある人なんだろうけど、私には太田光に見えてしまって…。(似てませんか? でもネットで画像を見ても、別に似てないなあ。あれ?)
次女はジュリエットが好きと。そうでしょうね。

facebookページ。写真がついてます。→https://www.facebook.com/kodomoshakespeare
キャスト  伊沢磨紀/戸谷昌弘/若松 力/加藤義宗/加藤記生/谷畑 聡/斉藤 悠/太宰美緒/山崎清介

ところで、マキューシオって大公様の親戚らしい。知らなかった。死ぬ間際に、「両家とも呪ってやる」と言っていた。そ、そうなんだ~…


ロビーでは衣装を着させてもらえた。
 

帰りは雨が降っていたので、えーい乗ってしまえーと地下鉄で。そして埼京線の各停ですわって、大宮乗り換えで帰りましたとさ。
夫がおやつつきで迎えにきてくれて、そのまま図書館とお買い物に行った。
次女はデロデロ。お茶ぐらいは、持ち歩いた方がいいかもしれない。

            
                                  

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