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グレッグのダメ日記

2015/ 02/ 05
                 
今、長女が楽しみに読んでいるのが「グレッグのダメ日記」 ジェフ キニ・著、中井 はるの・訳

図書館で借りている。9巻まで置いてあるようだが…それで終わりなんだろうか?

アメリカの男の子のズッコケ(死語?)日記である。表紙の地の柄、よく見ると一面に「ダメダメダメダメ…」と書かれている。ぶっ。
こういうの、私も大好き! 絵もよい!

当然、アメリカらしい話題ばかりなのだが、その中で、「やさしい木」という絵本の話が出てくる。

グレッグが小さかった頃、おびえていたという作者のこわーい顔写真。



そして夜更かしなんかしていると、パパが「もういちどベッドから出てきたら、この本を書いたシェーさんが、おまえをつかまえにくるぞ」と脅してきた…という話。

これって…あれですよね! 
            


超有名名作絵本、シェル・シルヴァスタイン「おおきな木」。


とっても切ないお話だ。ご存知な方もたくさんいらっしゃることでしょう。きっと「全米が涙した」な本に違いない。もしくは、大ベストセラー、「一家に一冊」な。
そんな素晴らしい本なのに、裏表紙には…



ほら、やっぱりそっくり! これに違いない。

そもそも絵本で作者の顔写真が裏に載っている、しかも大きめに、写真だけで説明はなし…って、ちょっとめずらしいではないか?
初めて見たとき、それは長女が小さかった頃だったので私は大人だったが、ぎょっとしたものだった。

なにはともかく、話の内容とのギャップが…。

幸いにしてこの写真はカバーにしかついていないので、私と夫はさっさとカバーを外して長女に見せないようにしたものだった。

アメリカでも同様の体験をしている人が多いんだろうか。わはははは。

そして
「ほらね、だから、いろいろ知っておかないと、こういうところで楽しめないのよ」
としたり顔で長女に説く私であった。

            
                                  

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