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こんにゃく座「セロ弾きのゴーシュ」
2014/ 02/ 12お知らせは、ぴあかイープラスで受け取ったと思うが、チケットを買ったのは劇団から直接。親子ペア割引があったのだ。発売日とにらめっこして買ったおかげか、最前列の、ほぼ真ん中の席を入手。
なんとなく、夫も行きたいかなーと彼も行ける日にしたのだが、土曜にしなくてよかった~、大雪で行けなかっただろう。もしくは帰ってこられなくなったに違いない。恐ろしい。
もうひとつ恐ろしいことに、わたくし、きのうの朝起きてしたくを始めるまで、会場を勘違いしておりましたのです。川崎だと思っていた…たぶんそこは劇団の本拠地で、舞台もあるようなんだが。チケットを買ったあとに、げー! 川崎~?! と思ったのを覚えている。宿河原って駅で、一時間半以上かかる…。でも湘南新宿ラインで行けば、乗り換えは一度だけ。無理な範囲ではない。てか、どうにかして行かないと。
あとは開演が1時からなので、お昼をどうするか…。ネットで検索して、ストリートビューやらも見て、乗り換え駅の武蔵小杉に駅ビルがあるようだったので、解決。
で、朝に、電車の時刻や宿河原駅からの道順なんかを、一応、紙に書くことにした。携帯が見られなくなったときのためになんだが、ふと、地図はちらしに載っているのではないかと。見てみたら…
六本木6番出口?
俳優座…?
あぶねーーー! 六本木の俳優座劇場だったよー!
言われてみれば、チケット買うときに、六本木(←未知の世界)でお昼過ぎかあ、次女がきついかなあ、でも都内だからなんとかなるやろ~、と思ったような気も。どこでどう宿河原になってしまったんだか。
六本木は、湘南新宿ラインで新宿まで行って45分、大江戸線で10分。近くはないが、宿河原に比べたら随分気が楽になった(湘南新宿ラインで武蔵小杉まで1時間10分、南北線で宿河原まで14分、それから徒歩1km弱)。
気がついてよかったー!!
というわけで、出発時間もちょっと遅くなり、お昼は新宿駅かなと思ったけど、劇場の近くにすしざんまいがあるのも分かった。ふー。
電車ではすわれなかったが、次女も抱っこにならず、無事に六本木着。地上に出ると…雪! でもお店は近いのでささっと行って、早めのお昼に。
食べログ(だったかな?)によると、ここって24時間営業で、明け方なんかには夜のお仕事帰りのお姉さまが来るらしい…って、昼間なのにそれっぽい人がいた。いや、単なる酔っぱらいだろうか、派手目のお姉さんが。他には、派手目の外人さん。若者三人組(夫いわく、バンドの人っぽい、と)。
そのうちまた派手目お姉さんが入り、それから普通の一人のおじさま、そしてこちらが帰ろうとしたときに普通の家族連れが来た。
おもしろいなあ、明らかに桶川では見られない光景だし、築地とも違った。
帰りに子どもはお寿司の形のあめをもらいました。上尾のお寿司やさんでももらったやつだわ。
お店を出たら雪はやんでいた。劇場は真向かいで、もういちど地下にもぐって反対側へ…。
着いた。
おお、小さくて、お芝居の劇場って感じだ。こないだのシアターΧと同じ。
予ベルが鳴り、しばらくすると、いきなりお姉さんが出てきた(カッコー役の人だった)。
それから次々と他の役者さんも出てきて、無言のまま、まっさらな舞台に壇を組み立て始めた。
不思議な服を着ていた…わー演劇って感じー。
組み立てていた中の一人はピアニストだった。
ちゃんとグランドピアノだが、響かないわ~。コンサートホールじゃないから…下手な人が弾いたら、しょぼく聞こえるんだろうなあ。
ゴーシュはほんとにゴーシュっぽいお兄ちゃんで、ネコはほんとにネコっぽくて…あたりまえだけど。
「インドのトラ狩り」をすごい形相で弾いていたときの顔、本当にすごい形相だった。別人みたいな顔!
…こんなことしか書けなくてすみませんが。
そうそう、うちにあるCDで途中に入っている、宮沢賢治の他の作品がいろいろ出てくる部分はありませんでした。
というわけで、音だけ聞いていたのを目で見られて、しかもDVDなんかじゃなくて本物って、よかった。
長女や夫は、音楽をほぼ覚えているぐらいだと思うが、実際の舞台を見て、また違った感想をもったんじゃないだろうか。
次女は眠い時間帯だったが、けっこうちゃんと見て、笑ったり驚いたり反応していた。本人によると、途中、ちょっと寝ていたらしいが、気づかなんだ。
おもしろかったーよかったー!
今回はプログラムしか買わなかった。
「森は生きている」のピアノ伴奏
つきの楽譜があったのだけど、あれはピアノ曲じゃないものね。
(ん? こんにゃく座でやるときはピアノ伴奏なんだろうか?)
セロ弾きのゴーシュのピアノ譜はほしいなあ。
ちなみにうちにあるCDは、上尾図書館から借りたCDをコピーさせてもらったもの。夫が子どもの頃に聞いていたのはこれではなくて、朗読テープみたいなのだそうだ。
公演時間は80分ぐらいだった。おやつでも食べるかと、とりあえず新宿に出て、とりあえずルミネの上へ。ちょうどお茶の時間で、人がいっぱい…でも待って、入った。
夫はチーズケーキ、私はティラミス、長女は小さめのカシスとチョコのパフェ、次女は…
どどーん。
じつは本当は黒いのはビネガーなんだが、お店の人が気をきかせてチョコにかえてくれた。
さすがの次女も、全部は食べられず。とはいえ、アイスはほぼ全部、あとワッフルを1つ召し上がった。充分でございましょう…。
そして宇都宮線の湘南新宿ライン→赤羽で高崎線に乗り、けっこう混んでいたが、次女も割りと立っていて無事に到着。
ふう。
また見られるといいなあ。「森は生きている」も見たいなあ。
そして六本木にも行けるようになったので、美術館に行きたいなあ。
などと、新たに目論むのであった。
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