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ストラヴィンスキー・ザ・バレエ
2013/ 04/ 15http://www.tokyo-harusai.com/program/page_1337.html

オーケストラだけでも聴きに行っていたかもしれないが、なんとちゃんとバレエつきなんである! ひゃっほう!
夫が次女をみてくれることになり、長女と二人で行ってきた。
2時半ごろに上野到着、文化会館前では、サックスのカルテットの演奏をやってた。
「ルパン三世」のあと、静かに「アメイジンググレイス」…だったんだが、パントマイムの人がいて、笑いを誘う動きでうろちょろ。うーん、どうなんでしょ。
こういうコンサートもこれで終わり。東京・春・音楽祭の最終日であった。
そう、ストラヴィンスキーは音楽祭のトリなんである。
そして会場へ。
音楽祭の、他の公演のパネルがずらーっと並べられていた。出演者のサインつき!
こちらはキッズプログラムでリハーサルを聞けた、ワーグナー。
ネットで生中継をしていた、マラソンコンサート。
さて、今回のストラヴィンスキー。チケットは先行販売のときに上野行きの電車内でとったんだったと思う、確か。大ホールで12列め。
が、5列前ぐらいに、子供の頭が見えた。どうやってとったんだー。
とはいえ、やっぱり子どもはほとんどおらんかった。
当日券も出ていたようだが(マイスタージンガーの二日目の方は、確か満席だったと。すごいー)、見渡すとぎーっしり。
開演、まずは「アポロ」。
これはストラヴィンスキーの「ミューズを率いるアポロ」の新作振り付けらしい。もとはアポロが誕生して、女神たちと踊る…と、特にストーリーはないみたいということなんだが、今回の新作にはちゃんと設定があった。でも誕生とかおめでたいものではない。冤罪で死刑囚となった、「ミューズを率いるアポロ」を踊るはずだったダンサーの話。
シノプシス→http://www.tokyo-harusai.com/news/news_1493.html
幕が開くと、やぐら(?)が組まれていて、そこに楽器奏者がいた。長岡京室内アンサンブル。指揮者を立てない楽団なんだそうだ。しかも、みんな立ってて(もちろんチェロとか以外)そして四方八方向いている。
ダンスは、うん、コンテンポラリーでした。
が。
ううううむ、難しい…全体的に照明は暗めで、曲も静か。話もストーリーがあるっちゃあるが、ないっちゃないよね。抽象的なんだろうね…
幽体離脱しかけた。
最後は、彼は光に向かって行っていました。どうなったんでしょう。
曲は静かに終わった。というか、きれいな曲でした。CD買ってもいいかもしれない。
そして休憩20分。メニューあんまりないし、並ぶから、カルピスとクッキー持参でまいりました。
さて、いよいよ春祭!
幕が上がり…うわーお、しょっぱなからすごーい!! こりゃ、暴動になるわー(いや、これはベジャール版なので、初演のとは違うんだが)。
音楽ももちろん衝撃的だが、それ以上にダンスがヘン! そしてかっちょいいー!
私なんか、ひとフレーズ真似しただけで筋肉痛になるわ…てか、怪我するか…。
長女も釘付け。
40分弱、あっというまに終わってしまった。というか、もっと見ていたいぐらいだった。
帰りに、オーケストラピットに寄ってみた。
指揮者のスコアが、譜面台にのったままだった。撮っていいのかな?! …と迷っている間に、スタッフの人が片付けちゃった。
というわけでした。来てよかったー!
一晩たった今でも涙が出そうです。はあ~…。また見たいなあ。
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