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鉛筆でお絵かき
2006/ 09/ 15
どういうわけだったか覚えていませんが、ファーバーカステルの色鉛筆がかなりそろったころに、一時、鉛筆だけで描いていた時期がありました。使っていたのは普通の鉛筆です。HBとか2Bとか、学校の書写で使ってた4Bとか、細くしたければシャーペンも。
※こちらは、「SOMETHING」のカタログの写真より(第2弾にもあり)。明るい海岸で撮られている写真なので、影がよく出ていて描きやすかったのです。
うっすらと全体を暗くしたいときは、ざーっと塗ってから手やティッシュでこすってぼかしておりました。そして明るく塗りたいところを消しゴムで消したり、シャープに見せたいところを細い鉛筆で強く描き足したりします。
髪の毛なんかも一本一本描くのは大変なので、この方法を。ぼかすと少し薄くなるので、濃くしたいところを塗り足したり、線を見せたければシャーペンを使っていました。天使の輪は消しゴムで。
塗ってから消しゴムで「描く」…このやり方はすごい発見だ! と自分では思った。が、プロから見れば当たり前、どころか邪道な方法なのかもしれませんが…。
で、消しゴム。文字を書いて間違えたら消すというような、ごくごく普通のを使っていましたが、加えて練り消しもよく使っていました。細かいところ…例えば二重まぶたの線とかを消したければ、先をとがらせて消したり。全体を薄くしたければ、つぶして面をひろげて軽くたたくようにして消したり。
普通の消しゴムを細くするために切ってしまうのはもったいない、というのも練り消しを使っていた理由のひとつかも…。今思えば、鉛筆のようになっている消しゴム(ありますよね? 皮をむいていくものや、ノック式のもの)を使ってもよかったかなあと。
まあ、普通の消しゴムみたいには力が入らないけど、おかげで微妙な感じが出る?!…かどうかはさだかではありませんが。私はしなかった(できなかった)けど、ぼかしたりせずに線だけで描いたものも素敵ですよね…。しかも、細~い線で。鉛筆というより、むか~し(中世とか…)のペン画とかリトグラフとかかな? ボタニカルアートなんかも。繊細な感じで好きです。クラシック音楽の本とか辞典なんかを見ているとよく出てくると思いますが…あれ~? 見つからなかった。すみません。
鉛筆で鳥の巣を詳細に描いた絵がついている本があった気がしたけど、こちらも見つからず。あれれ? ぜひ紹介したかったのですが…。で、線だけで描く…私には無理だ~。
さっき髪の毛の描き方のことを書きましたが、実際は顔の部分で力尽きてますんですわ。夫に、なんで髪は適当なんだと言われたこともありましたわー…。
こう考えると、私のお絵かきは「かく」というより「ぬる」ですね…。別にいいんですけど。
そういえば、最近おとなの塗り絵がはやっているそうですね。燃えそうです。ううう、楽しそう。恒例の(?)有名人シリーズ。
誰だか分かりますか? カーソルを置くと名前が出てきます。
これを描いたころは、たくさん出没していましたが…今も活躍中かしら?
もとの写真(雑誌の1ページ)もあったので、恥ずかし気もなく載せてしまいます。これはまだ描きかけだったのかな? いや、こんなもんか。昨晩の読み聞かせ
夫にお任せでしたが…かなり手こずっているようでした。急に寒くなったし、また体調も心配でございます。ふー…。
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