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女子脳セミナー

2012/ 07/ 14
                 
きのうは、16日にある発表会のリハーサルだった。夫は伴奏なんかで張りついてなきゃなんないので(夫・両親もだけど)、児童クラブには夫・父が迎えにいってくれ、帰りは夫・姉が姪(自分の子供)と一緒に長女も引き取ってくれて、晩ごはんも。
私は次女を保育園へ迎えにいき、桶川駅からタクシーで夫・実家 長女を引き取りに行って帰宅。
大変お世話になりました(-人-)
            

ところで。
会社で、セミナーを何人でも何度でも受けたい放題というのに契約している。スタッフは希望の講座、もしくは社長のおみたてで参加させられ…いや、させてもらうのだけど、こういうの大嫌いな私は毎回気が重い…。

きのう行かされた、もとい、行かせていただいたのは「女性を戦力化するマネジメントのコツ」
むー。
ところが、これが(私にとって)珍しくおもしろかったのだ。
考えましょうとか発表しましょうとか、話し合いましょうとかがわりと少なくて、ハウツーもののように「こんなときはこうせよ!」というのを次々に聞かせてくれたからかな。

そもそも参加者のうち、女性は私を含め二人だけ、先生も男性。冒頭で先生も「女性の方は、男性上司はこんなふうに考えてるのか、と思ってくれれば」とおっしゃったように、男性の視点からという内容だった。
で、なんだか、テレビのバラエティー番組を見ているみたいでおっかしくって。先生が事例を話すたびに、その女性の言動に対して「意味がわからないですね」と言うのもおもしろかった。
スーツのローテーションに気を付けろ、週一で会う人がいる場合、日替わりにしていたら前週とかぶる場合がある、とか。話を聞くことに徹しろ、言われるまでは絶対にアドバイスするな、とか。

で、セミナー後に思ったことは、結局、会社でのしあがりたいと思ったら男性脳にならにゃあかんのではないか? 少なくともうちの会社では、ということ。

お話のあったその事例が、うちでは悪い意味で「女子だからねえ…」となることと同じだったり、~さんは~だから改善させたいね、という部分と同じだったり、うちで評価が下がる行動と同じなのだ。個々のやる気とか能力ってより、女子脳が原因ということなのか?
私自身は、そういう人は、こちらがうまく接したり、言い方を変えればいいと思うようになった。つまり、先生が教えてくれた対策をとるということだ。
でも、私以外のマネージャー以上のスタッフは、自分の接し方を変えるのではなく、相手を注意して改善目標を立てさせて変えさせようとする。自分が変わるのではなく相手を変えさせる、というやり方。
うちの上司は男性だしね。すごーく気を遣ってくれているのは分かるけど、しかし…。

逆に女性の方が、男性上司とうまくやっていく方法、みたいなことを勉強すべきなんかなあと思った。
お客様も、男性が多いし。

ちなみにこの講座、わが社唯二の男性である社長とS氏も受けている…えー、だったらなんであんなこと言うんだろーとか思う部分もありましたが、まあ、マネージャーの女性Hちゃんとは、「男の子だからねー」とか言ってます。


さて、おまけで教えてくれた魔法の(?)言葉。
男性には「SOS」、女性には「AUTO」の言葉をかけるべし、と。
たぶん先生が考えたのではないと思うので、ネット検索すると出てきますが…

男性
S=すごい
O=教えて
S=さすが

女性
A=ありがとう
U=うれしい
T=助かる
O=おかげ

女性ばっかりの職場に10年以上いますけんね、AUTOがいいってことは身をもってわかってまさあ。なんせあたしゃ「ありがとう賞」受賞者でっせ。
とはいえ、賞狙いではなくて、みんなの協力あっての仕事だから、ちょっとした言葉のニュアンスとか大事だと思っている。まだまだですが。

私からすると、AUTOを組み合わせるのがベストかなと思う。あと、できるだけ具体的に言うこと。
「あなたが~してくれたおかげで助かった。~できて、私はとてもうれしい。ありがとう」とか。
それから、「さすが」とか言われても困っちゃうこともわかっている。でももちろんこれも、なにがさすがなのかということを具体的に言う+AUTOと組み合わせればいいのかなあと。「~してくれたんだ! さすがだわー、助かるよー」みたいな。

そう、具体的でないとね。素敵ね、とほめるにしても、ここのこういう部分が素敵ね、と。

男女の脳のことについては「男の子の脳、女の子の脳 ― こんなにちがう見え方、聞こえ方、学び方」レナード サックス・著、谷川 漣・訳を読みましたが、
http://masumin.blog51.fc2.com/blog-entry-430.html
また読んでみようかなっていうか、もう買ってもいいかもしれないなあと思った。



            
                                  

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