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うちの絵本2
2006/ 08/ 30
茶々文庫で、「ひとまねこざるときいろいぼうし」を発見。同シリーズ全6冊のうち3冊をここでゲットしました。
同じジョージでも、別シリーズもあった。カタカナも入っていて文章も長め。たぶん「元祖」のこちらのみを入手。
①「ひとまねこざるときいろいぼうし」H.A.レイ 文・絵 光吉夏弥・訳
ジョージときいろいぼうしのおじさんとの出会いのお話。ジョージはジャングルから連れ去られ、最後は動物園に入れられて、めでたしめでたし。
えええ…いいの~?
②「ひとまねこざる」
ジョージが動物園を脱走し、黄色い帽子のおじさんに発見され、映画制作会社に売られる話。
③「ろけっとこざる」
きいろいぼうしのおじさんの家→牧場→博物館→そして宇宙へ!
うーむ…もちろん、連れてこられたことも動物園に入れられたことも映画出演も、ジョージにとってよいことのように書かれているんですが。いいことなのか?
まあ、絵がアメリカンレトロチックでかわいいってことで…。天真爛漫なジョージがかわいいという人もいるみたいですが、私はなんかズレてる気がしてちょっと苦手。よく知らないけど、オバケのQちゃんを彷彿とさせるわ…(子どものころ見てきらいだった)。
…そんなわけで、娘が夜の読み聞かせでこの本を持ってきても、「あれ~? バムケロもあるじゃな~い?」「ほら、よるくま読まないと、もう図書館に返しちゃうよ」などと言ってしまう私。
でもなんか買ってしまいました。あれ?
残りのうち「じてんしゃにのるひとまねこざる」「ひとまねこざる びょういんへいく」は図書館で借りて読んだ。「たこをあげるひとまねこざる」はかなり長くみえたのでおあずけ。
娘はどれも好きです。長めでもちゃんと聞くようになった最初の本と言っても、過言ではございません。一時はほんっっっとこればっかりでした。
やっぱり次から次へと事件が起こるからおもしろいのかなあ。「ろけっとこざる」なんかじゃ、うちで留守番していたはずが宇宙まで行っちゃうし。
『「はい、おとなしくします」と、じょーじはやくそくしました。でも、そんなことなんか、こざるは、わけなく わすれてしまいます。』
こんな調子。ま、ジョージ自身は楽しんでるってことなのかねえ…。いや、なんか心配になっちゃって。
実は。なんだかんだ言って、服も持ってるんです。娘のトレーナー。生徒さんが姪っ子さんだかお友達のお子さんだかにプレゼントしようとして拒否されたらしく、こちらでいただいてしまいました。いい赤色で素敵です。形も細身でかっこいい。これ!
それから、夫のTシャツ。黒に3Dみたいな笑ってるジョージ。結婚前から持っていて、そういえば最近着てないかな…。
「ひとまねこざる」シリーズは「岩波の子どもの本」から出ております。同じくここからでているもので…■「まりーちゃんとひつじ」 フランソワーズ・作 与田準一・訳
茶々文庫で発見。初めて見ましたが、なんだか絵がかわいかったので…。
以前にも書きましたが(こちら。娘のマリーちゃん姿すき)羊の名前が「ぱたぽん」アヒルが「までろん」。
ぱたぽん!
文章は詩のような訳。う~む、レトロでナイスです。第1刷発行は1956年。
「まりーちゃんとくりすます」というのもあるようです。
外国ものつながりということで…
■「ちびくろさんぼ」ヘレン・バンナーマン・文 フランク・ドビアス・絵 光吉夏弥・訳
虎がバターになるなんて、なんて楽しいの~!
一時は姿を消していましたが、ぜひほしいと思い、去年のクリスマスに買いました。私が読んだのはどんな絵だったのか、全く覚えていませんが…。あ、訳がジョージと同じ人だ。
ちなみに。以前よく読んでいたとき、サンボが帰っても虎がぐるぐる回っている場面で、娘は必ず
「ちびくろさんぼは、どこ行ったの?」
…だからおうちに帰ったんだってば。どこまで理解してるんだろう…。
■「はらぺこあおむし」 エリック・カール・作 もりひさし・訳
やはり、一家に一冊?!…といっても、私が子どものときには読んだかなあ…。いやあ、かわいいですね。素敵ですね~。夫・母が「ディック・ブルーナと真反対ね」と言っておりました。色数や、形。なるほど。
ほんとは大きな絵本みたいですね。うちは縦が10㎝ぐらいの大きさです。松谷みよ子の「いないいないばあ」とあわせて、生徒さんからのプレゼント。
食べすぎた?!と思ったとき、思わず言ってしまう…
「そのばん あおむしは、おなかが いたくて なきました」
そして、この穴に通せるようなあおむし人形を作ったらおもしろかろと思いつつ、はや数ヶ月…。
MOE GARDENでお皿も買っちゃった。こちら。
エリック・カールの本では、「パパ、おつきさまとって!」を図書館で借りたことがありました。こちらもちょっとしかけ絵本風で、おもしろかった。広げて「うわあ~…」
そして…いいなあ、お月様と一緒だなんて~。思わず夢見子ちゃんになってしまいます。絵本の醍醐味でございますね。
この2冊しかまだ読んだことがありません。恐れ多くて(?)まだ手つかず。そのうち読んでみたいと思います。
しかけ絵本つながりで…
■「おたんじょうびのメイシーちゃん」 ルーシー・カズンズ・作 五味太郎・訳
夫・両親より、去年の娘の誕生日プレゼント。ひっぱる、めくる、が中心の初心者向けしかけ絵本。まあ、2才になったばかりの娘はさっそく破きましたが…ううう。
いや~、かわいい! おともだちにワニがいるのもうれしい。英文も書いてあり、2度おいしい(いや、でも読んでないけど)。
上級者用になると、メイシーちゃんのバスルームやキッチンができちゃうようなものもあるようです。写真だけ見ましたが、すごい。そしてもちろん…高っ!! とてもまだ娘には見せられません。そういえば「パパ、おつきさまとって!」も、図書館のですからヒヤヒヤものでした。
それでは第3弾まで、ごきげんよう。昨晩の読み聞かせ 「おばけのバーバパパ」
久々に。いや~、これもかわいい!
お風呂上がりに娘は一人で読んでいて、火事のシーンで火にさわって「あち!」とか言ってた。どこで覚えたんでしょう…。
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