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THE子ども寄席へ
2012/ 02/ 05
土曜日なので、残念ながら夫は行けず、またまた3人で。
今回も開演1時間前の10時に開場、縁日が出るということだったが、長女は別にいいって。飴細工はとってもほしかったようだが、かなり早く行かないとまにあわないだろうしねえ。
というわけで、9時半すぎの特急で10時45分ぐらいに会場着かな、と思っていたが、前夜になってやっぱり縁日も行きたいとおっしゃる。じゃあ、予定より1時間前出発で…と思ったら、特急がない。8時50分の普通の高崎線で行くことに。
家を出るのがけっこうギリギリになってしまったが、夫に車で送ってもらい、なんとかまにあった。
電車では次女もちゃんとずっと立っていられて、開場したばかりぐらいに着いた。が、受付にはすでに長ーい列。飴細工はむりかなーと期待しないようにしていたが…なんとか大丈夫だった! 41番と42番。
実は桶川駅に着いたとき、10分後に特急が出ることを知った。なんだー、あわてることなかったやーん、と思いつつ、せっかく夫に送ってもらってまにあったんだからと予定の電車に乗ったのだった。そしてそれで正解だった! 飴細工はたしか限定50本。10分あとだったら買えなかったと思う。
去年はその特急で行ったんだったかなー。でもって、お客さんも多かったんだよね。あと、初めてだったから、移動に時間がかかっていたかもしれない。
東京の駅は広いし電車が長いから、どこに乗るかで下手するとずいぶん時間にロスが出ますよね! ネットで上野駅の構内図をチェックする私、夫には信じられないようだったが。
築地本願寺に行くときは、日比谷線築地駅の出口は前方向の端になる。前の車両に乗るべし。帰りも前。
というわけで、無事に飴細工の整理券をもらえたので、さっそく注文しに。その場で作って渡してもらえるのは20番ぐらいまでで、あとは公演終了後の引き渡しになる。
長女は竜。ふむふむ。
次女に、どうする? キティちゃんとかアンパンマンとかピカチュウとか…と聞くと、プリキュア、と。
えっ、知ってるの?
しかし、プリキュアもいろいろあるみたいだし、どうかなー、時間かかって迷惑なんじゃないかなー。注文書には一応書いてみたが、念のために違うのも書いておくことにした。動物だったら何がいいか聞いたら、トラと即答。ふむふむ。いいねえ。
そしてしばし見学。
子どものとき憧れたなあ。見るのも買ってもらうのも作るのも。結局、見たことさえあったかどうか。上尾や桶川のお祭りでは見ないですよね。
400円。お祭りの屋台のものは高い! それに比べれば安いよね。
さて、それから他のゲームへ。去年、長女がすばらしい腕前を見せた座布団積みはなかった。あら残念。
あとは射的とかピースガン、コマ回し。
炒り大豆をおはしでつまんで別の器に移す競争もあったが、長女がやろうとしたら対戦相手がおらず、私が補助して次女がやることに。でも次女がゲームをするには、有料になるのだ。
長女は一回ずつできるカードを持っているが、次女は座席チケットを買っていないので(4才までは膝上であれば無料)カードはついてこない。で、やりたければ追加チケットを買うんだが、一回100円。うーん…カードを持っている長女も、同じものを2回以上やるときは追加チケットがいるから、まあ、しょうがないかあ…。
しかし本人のやりたいようにさせていたらきりがない。
福笑いのアンパンマンをやったら…
(スタッフのお姉さんがかなり誘導…手で)
そのあとだるまさんの方もやりたいと騒いだ。が、ひっぺがした。
これは長女がやっただるまさん。
コツをつかんでいるらしく、さすが上手。
ちょうど開演にもなりそうだった。
ところが、席につこうとしたら、次女、「飴は~?!」と騒ぐ。ふう~。
なんとか席に着いた。たぶん、うちは次女が膝上だからか、いつも通路側である。ありがたい。長女は前の方の子供専用席。
ほどなく開演。
今年もまずは獅子舞。舞台に登場しただけで、泣き叫んでいたしていた通路はさんでとなりのお子ちゃま…。
やがて獅子さんは舞台を降り、客席へ。私たちは通路側なので、確実にカミカミしてもらえた。次女も怖がっていたが、泣くことはなく、頭をカミカミ、というかゴツン?
今年はプログラムに折り紙がついていて、おひねりを渡せるようになっていた。口にポン。
そして落語開始。
三笑亭夢吉さんは、オーバーアクション、話も分かりやすくて子どももおとなも大笑いしていた(…のだけど、あんまり笑わない人もいるんだよねえ。長女の周りの子どもさんもそうだったみたい。中央辺りは盛り上がっていた気がする)。
まずは「鷺取り」
主人公のはっつぁんが以前やったスズメとりは、お酒に浸したお米をばらまき、それをついばんでスズメが酔っぱらって眠くなったところに、殻つき落花生をまく。スズメはその落花生を枕と思って寝てしまう。そこをほうきとチリトリでかき集める…なんだが、やってみたら、落花生をバラバラッとしたところで驚いて逃げちゃった、と。
で、次は鷺取り。「おーい、さぎー!」と呼びかけながら鷺に近づくのだが、声を小さくしていくと、鷺は相手が遠ざかっているものと錯覚して、気をゆるめる。そのすきにつかまえる。
ん? この話、どっかで聞いたことある…落語じゃないところで。あっ、図書館で借りた「オーボラーラ男爵」にあった話だ!
そういえば、スズメの話もあったような。都会のスズメは高級ワインじゃないとどうのこうのとか。
ちなみに夫に話したら、お酒に浸したお米でスズメをつかまえる話は、ほんとうにあるらしいと。本当?! ただし、落花生はなし。
で、そのあと、たたみかけるように「うそでしょー?!」な話が続き、最後は「うそのような、うその話でした」でおしまい。
次は、 丸一菊仙さん・花仙さんの太神楽(だいかぐら)。13種類あるそうで、今回は、傘とジャグリングと、バランスものだった。
すごい! 日本の伝統芸能にも、こういうのがあるのねえ。
ふたたび落語。「「四人癖」
これは、音だけでは分からない、見て大笑いの落語だった。枕の隠し芸大会も大笑い、そして長女はいちばん最後、鳩を見た四人がそれぞれの癖をやってしまうところが本当におかしかったみたい。夫に、まっさきにそれを話していた。
やー、おもしろかったおもしろかった!
今回のようなのは、見ないと分かんないよね。きてよかった!
そして、会場を出ておみやげの駄菓子をいただき、飴細工を受けとった。
次女のは…「すみませんねー、プリキュアは難しいんで!」と言われ(こちらこそすみませんー!)で、トラ。
おお、ちゃんと牙があるよ。
ドラゴン VS タイガー
がおーっ!
「すしざんまい」にて撮影。
はい、お昼はいつものごとくお寿司。長女がおとな一人前食べちゃった。しかもペロッと。
次女はあいかわらずちんたらしていたが、まあほどほどに食べて、お店の人にお菓子をもらって(前回はオレンジジュースをサービスしていただきやした)、帰路。
上野駅で、ちばフェアやってた。
他にも、メキシカンなエビとかいました。
そして高崎線ですわったら、みんなグースカ。
私もうとうと…そしたら、飴を落としちまっただよ! トラのしっぽが全壊、あと、竜の鼻先が欠けた。ごめんー!!
そして、実は上尾では長女の引き渡し作戦を予定していた。上尾駅ホームで待機している夫に長女を渡し、私と次女はそのまま桶川へ帰る、というものだ。
ところが、上尾駅到着時間を間違えて知らせてしまった。10分ぐらい遅くに。ひと駅前で気づき、○分かもー!とメールし直したら、それも違っていた。で、夫がもうホームに来ているのかどうか確認するまもなく上尾駅に着いてしまったので、私と次女(寝ているので抱っこ)も電車を降りた。
夫とは、改札手前で合流。入場券いらんかったね、すまん。
二人を見送り、私と抱っこ次女は次の電車に乗ろうとしたが、15分ぐらい時間が…。ががーん。ホームは寒いから、改札でぼやーんとしておく。しまったなあ、これだったら夫たちにくっついてったほうがよかったかも。
やがて電車がきたので桶川まで乗り、歩いて帰宅。もちろん次女は抱っこなんだが、もう目が覚めちゃってた…家に着いても、二度寝はせず。ありゃ。
おやつを食べて、あとは夫たちの帰宅を待つばかり。で、晩ごはんを作っとくかーと思いつつも、冷蔵庫がすっからかんなんすよ。にんじん、じゃがいも、玉ねぎはあるので、カレーにするかと話していた。そうだ、牛すじ肉を買っていたのがある。下ごしらえしておこう。
というわけで、いちどゆでこぼし、それから圧力鍋で30分。わーお、トロトロ! それもゆで汁は捨てた。あー、塩味ぐらいつけとけばよかったねえ…というわけで、じかにお肉にパラパラ。
やがて二人が帰宅して、夫にバトンタッチ。
立派なカレーになりました。
とはいえ、子どもも同じものを食べるので、辛味がほぼついていない。カレーというより、ビーフシチューみたいな…。で、うまい。そしてすじ肉うまい! これはいい!
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