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トマトスープ

2006/ 07/ 24
                 
20060724054645.jpg昨日、日曜日。あいかわらず微熱気味の娘。見た目は元気なんだけど…。
朝食は、例の巨大今川焼き(フライパンで焼くパン)と、オムレツ、トマト味の野菜スープにした。

            

フライパンで焼くパンには、今回はレーズンを投入。娘がぶどう、ぶどうとうるさかったのです。
土曜に桃を買いましたが、ほんとは娘はぶどうがよかったみたい。勝手にレジに持っていこうとしたのだけどなだめすかして…だって、小さい粒のしかなかったもんだから。あれを娘に食べさせたら、きっと時間がかかってしょうがない。こっちがいちいち皮むいてあげるなんてやだし。

というわけで、なぜかぶどうがブームの娘のリクエストで、レーズン入りパン。こっちが言うより先に、
「ぶどうばっかりじゃなくて、パンも一緒に食べた方がおいしいんだよね~」
と言う娘。そう、いっつもレーズンをほじくるもんだから、パンも食え!と言っているのです。分かってるなら食え!
まあまあ食べました。


オムレツはお砂糖も入れて甘く…。うちは料理にほとんどお砂糖を使わないので、こういうときはけっこうガバッと入れます。

※うちの砂糖、実家から送ってもらった分だけで、だいたいまかなえてしまっている気が…。お菓子作りとおせち作りでいっぺんに消費してる感じ。
「粗食のすすめ」に白砂糖は麻薬みたいなものだと書かれていたけど、お菓子作りのときにそれを実感しますわー。すごい量使うよね。
ちなみに、ふだん使っているのは(送ってもらっているのは)三温糖です。白砂糖よりかは麻薬率が低いはず。


そして、野菜スープ。
なんのことはない、ただたくさん煮てコンソメ入れて、ケチャップ入れただけなんですが。今回の具は、たまねぎ、にんじん、かぼちゃ、しめじ、ピーマン、なす、でございました。夏野菜集合です。あ、じゃがいも忘れた。

私としては、ほんとうはトマトをざく切りしたのを入れたかった。
昔、母がトマトだけのコンソメスープを作ってくれてて、私は好きだったなー。粗みじんに切ったトマトだけが入っているのです。あとは顆粒のコンソメだけ…だと思うけど、実はなんかすごいワザがあったのかしら? ほんとに好きだったんだけど。
もともとトマト好きで(うちの父もだ)小学生ぐらいのころは、お塩をふってかぶりつくのがお気に入りでした。遠足の飲み物で、トマトジュースを凍らせたのを持たせてもらったこともあったなあ(飲むころに溶ける)。

それで、今回の具だくさん野菜トマトスープも私の好物なのです。大量野菜の旨みとトマトの酸味がたまりません!
さっきも書いたように、本当は生のトマトを入れるべきでしょう。でも、冷蔵庫にトマトがなかったのです。えええー、ちょっと信じられない! 買い置きなかったっけ…しまったあああ。
缶詰の水煮トマトでもよかったんでしょうが、ケチャップでごまかした。まあ、これでもいけますが、甘ったるいというか酸味が足りなくなりますね。

※ケチャップも白砂糖と並んでほっっっとんど使わない調味料…。私はそのままなめてもOKなぐらいですが。でも子どもがいると、これから使う機会が増えるかもね。


で、こういう野菜スープを作るたびに、母のトマトだけコンソメスープと並んで思い出すのが「魔法使いの伝記」という本。子ども向けなんですが。

小学生のとき?(中学生?)図書館で借りて読んで、おもしろかった。それまでに読んだことのあった本とはちょっと違っていたからかな。絵が不思議な感じだったからかも(アールヌーボーの、縁取りがついてる切り絵みたいなあんな感じ)。ずっと印象に残っていて、大人になってから買いました。
この本で私は「ジャンヌ・ダルク」を知り(ジャンヌ・ダルクは実はブスだったなんて話が出てくる。たしか)「割り符」を知った。
それから「トネリコ」も。木の名前ですね。
それが主人公が聞き間違えたんだったか、聞いたときにぱっと想像したんだったか、「トネリコ」ではなく「トリネコ」の木の絵が出てくるのです…鳥と猫が木になった?絵が。

そんなわけで「トネリコ」と聞くと私はこの鳥と猫の木を思い浮かべてしまうのですが…
この本を読んだのは、佐賀に住んでいたときでした。九州の佐賀県佐賀市です(借りたのも、行きつけの佐賀県立図書館だったと思う。市内でも県庁の裏という中心地に住んでいたので、なんでもあって便利でしたが…。あ、でも最近は、佐賀ってけっこう知られてるんだっけ?)。
ある時、市内中心部でたまたま見つけた喫茶店に家族で入った。お店の名前は「トネリコ」。母もあの本は読んでいたので、ふたりで顔を見合わせてニヤリと笑ったような記憶が…。
で、そこで食べたのが、野菜がたくさん入ったトマトスープだったのでした。それまではトマトだけスープが主流だったから、こんなのもあるのか~と。でもって、おいしかった。


そんなわけなのでした。
大人になってから読んだ「魔法使いの伝記」は、ちょっとかったるかった。あのころは初めて聞く言葉が多くて、それもおもしろかったんでしょうね。またゆっくり読んでみよう。
てなわけで、かったるいと思ったけど私の宝物本の一冊です。
残念なのは、当時読んだときと同じ装丁ではないこと…ハードカバーで、黒に扉の絵だったと思うけど(その扉が、中表紙で章ごとに少しずつ開いていくのです。最終章では全開なわけ)。持っているのは「てのり文庫」という子供用の文庫本(新書サイズ)です。

ところで喫茶店のトネリコは、まだあるのでしょうか?



昨晩の読み聞かせ 「ワンダーブック7月号」
昨日の晩ごはんは、「うなぎだ! しっかり栄養つけろ!」だったのだけど、娘のうけはイマイチ…最初半分はけっこうカパカパ食べたんだけど。おかずをダラダラ食べてごちそうさましたら、泣き出した。なんか、ちょっと具合悪い感じ…。
で、さっさとベッドに入ったのですが、熱が上がっているようで、気分も悪いのかな? おでこに保冷剤をあてて、そのうち寝ました。…が、2時頃起きる。というか、起こした。身体中をボリボリかいててつらそうだったので。そのときは平熱でしたが…。
詳しくは、カエル話とあわせて次回に。


これがその本! 在庫なし?!
検索したらハリー・ポッターが上に2つも出てきた。なんでだよー。

            
                                  

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