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家庭訪問&ワンワン
2010/ 04/ 27実はその間、私はクッキーを焼いていた。
長女の家庭訪問だったのである。たぶんうちは一番近いから、トップバッター。制限時間10分。「時間がないから玄関で」とおたよりにあったが、まあ、うちらしい接待をと考えて、いつものクッキーをお持ち帰りしてもらえるようにすることにしたのだった。
で、実際の接待?応対?は夫が。私はもう今月は休みにくかったし、授業参観でH先生のお人柄に触れて、まあ、こちらからなにか言うこともないなあと。
長女は朝、こちらが起こせばすぐ起きるが、あいかわらず着替えるのも食べるのも時間がかかる…。私もこんなだったんだろうなあ。幼稚園の時に、先生が母に「お弁当の量が多いんじゃないですか」と言っていた(手紙に書いた?)のを覚えている。ずーっともぐもぐしていたのか、口に入れたままぼーっとしていたのか…。ある日お弁当の袋を開けたら「あむあむごくん」と母が書いたメモが出てきた。子どもは言葉のあやなんてわからないから、本当に「あむあむごくん」って、つまり2回かんで飲みこんでみたが、無理にきまっております…まあでも、そんななんで、そのころから一応私なりに気にしていたつもりなんだが。気にする子になっちゃったというか。
実際、お肉がかたくてのみこめなかったとか(昔のお肉って、かたかったよねえ?)、お友だちのかわいらしいお弁当を見て、あれぐらい(の量)だったら食べられるのになあと思った覚えがある。きっと本当にもっと少なくても大丈夫だったんじゃないだろうか。「おなかすいたあ!」と思った記憶がほとんどないもの。今では誰も信じないだろうけれど。当然、給食が楽しみだなんて思った記憶もなく、どちらかというと苦になっていたほうだ。高学年にもなると要領がよくなって、パンやごはんは男の子にあげたりしていたが(佐賀の小学校は部活があって、運動系の部活に入っている男の子なんかはおなかがすくみたいで。そもそも、その子達と私が同じ量の給食を食べなきゃいけないということじたいがおかしいのだ)。
そういう意味では、長女のほうが食への執着みたいなのは強い気がする。いい意味で、これはおいしいとか、あれが好きだとか。しかも凝ったものではなくて、さつまいもや玉ねぎの甘味をわかっているから感心だ。
あーでも、最近はデザートデザートとうるさい。デザートといっても、ドライフルーツとかぐらいなんだが、忘れたり、今日はなしということになると、この世の終わりみたいながっかりぶりを見せ…私と夫は非常にいやあ~な気分になる。
実はきのう、長女は夫・実家で晩ごはんをいただいてきたのだが、パジャマに着替えているときに、「デザートなかった…」
はあ~?! ていうか、今は着替えの時間なんだけど?
子どもの空気の読めなさって、こんなもんですか? 大丈夫ですかね、長女…
まあとにかく、私自身の体験からして、ちんたら食べる長女には、時間内に食べられる量を与えればいいのだと思う。おかわりありってことで。そのかわり、デザートのありなしを決めるのは絶対にこちらだということは死守する。
早くしろ早くしろ言われていると、私みたいになっちゃうよ、と思って気をつけているんだが(たとえば、スープやカレーでじゃがいもをゴロゴロ入れすぎないように、お米とのバランスを考えるとかさ)いやー、のろいですねー、長女。着替えで、パンツ脱いだ後、ボリボリかきながらぼーっとしてたりして。はあ~…。
さて。昨日帰宅後、次女の機嫌悪し。なんとかごはんを食べさせたものの、ことあるごとに私のシャツの裾をまくりあげる…。夫は、断乳を考えていないならあげればと言うが(で、休みの日は、私はむすっとしたままあげている…)この時間にあげても、実際に寝ようとしたときに覚醒するんだよね、今までの経験からすると。
実はギャーギャー泣くと、ひきつけを起こすんじゃないかと怖くなるのだが…。でもこれは、きっとここで折れてはいかんのだと思って、なんとかかんとか寝るところまでこぎつけた。ふい~。
育児は我慢比べですな。一番悪いのは、親の感情で方針を変えてしまうことだろう。 こうと決めたらこうって、絶対に守り通さなきゃいけないことがある。頑固…というのともちょっと違うものが。
…何いってんだか分からなくなってきたところで、家庭訪問ですが。
実質5分、あっさりしたものだったらしい。例えば、わざわざ仕事を休んで待機していたのであれば、それはちょっともったいなかったかなーと思ってしまうような…。うちもはじめは、早い時間に次女を預けることも考えていたのだが、うまくお昼寝の時間に重なり、終わると同時に登園&出勤して、夫はなんとかレッスンにまにあったようだ。
で、実際にどんなお話があったかというと。うちきからは、共働きで夜が遅いとか、テレビを見せていないとか、そんな話を。先生からは、長女は、お友だちとお話したりして、ちゃんとクラスにとけこんでいる、字を書くのがていねい、食べるのが遅いということだが(家庭調査書かなんかに書いたのだ)心配するほどのレベルではない、今の調子でいきましょう、ということだった。
どうなんでしょ、無難にこなしちゃって、素通りされるタイプだよね、私に似て。長女はどんな存在になるのだろうか。
そういえばH先生は、生徒のことは男の子も女の子も「さん」付けで呼ぶのだそうだ。先日の懇談会でお話があったのだが、「くん」というのは目下に使う言葉だし、「さん」で呼ぶと非常にやわらかい雰囲気になると。なので長女も「さん」づけで話してくれるのだが、なんか変な感じ~。ま、それ以前に、彼女はまだお友達の名前をほとんど覚えていないようなんだが。
ところで、先生がいらっしゃっている時間、私はお昼休憩が終わる頃だった。考えていたら緊張してきて、倒れそうになってしまった…本当に。そして、帰りの電車では頭が痛くて吐きそうになった。これは、午後の休憩の時におなかがすいていないと思って、おやつを食べなかったのが原因と思われるが(貧血?)。
大宮エキュートに寄ったら、一角が新しくなっていた。「コノハガーデン」という名前のゾーンらしい。それで、よかったー、アメリカンファーマシーが復活! …が、残念なことに、LOTUSのブルターニュビスケットは見あたらなかった。ががーん…。
他には、SWIMMERが入っていました! ひゃっほう。
そして、朗報が。
次女が「ワンワン」と言ったそうです。おめでと~。
午前中、夫が散歩に連れて行ってくれたのだが、(夫曰く「品評会に出るような変な」)犬が通ったときに、「ワンワン」と言ったらしい。
そういえば昨日の夜、機嫌がいいときもあって、椅子の上に立ってふりつきで歌を歌っていたなあ。おもしろい。
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