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ビアトリクス・ポター資料館
2009/ 02/ 06
長女は埼玉県子ども自然動物公園に行きたいと言うので、そのとおりにした。そして私と次女も行くことに。
残念ながら、天気はいまいち…。前に動物公園に行ったとき、突然、空が曇りだしたと思ったら、木々がざわめき、あっというまに突風になって慌てて帰ったことがあった(そして雨が降った)。あまりにも急でびっくりしたが、山の天気ってことなんだろうか。きのうはそんなことはなかったが、家の周辺よりも寒い気がした。やっぱり山の気候になるんだろうか?
長女の目当てはこどもの城という、屋内の遊び場だった。せっかく自然公園なのにさー、それはどうかなあ(入場料だって取られる。小学生以上で100円なだけだけど)。でもどうしても行きたいらしい。
ポニーには乗る気があるようで、到着したときに乗れる時間だったので、乗ってみた(有料)。
ふと、ポニー乗り場のところに、七面鳥みたいな模様の丸っこいとりがワラワラと。なんだろ? でもなんかおもしろい、と写真を撮ろうとかまえる私。ズームしてシャッターを押そうとしたら、えええ、消えたー?! さっきまでいたのに、あっというまに! あれ~? なんだったんだろう…まるで、幻を見たような。
ポニー乗りが終わって、長女の頭はこどもの城でいっぱいになったようだったが、せっかくだから動物を見たい(見せたい)と思っている夫が(もちろん私も)、長女をキリンのほうに誘った。あ! さっきの鳥だ! うじゃうじゃー!!
ホロホロチョウだそうだ。そうかー、これが。
鳴き声がピヨピヨって、かわいくってなんだか意外。
ホロホロチョウって、フランス料理だかなんだか、洋食のメニューにないっけ? ホロホロチョウのなんとか煮みたいな。
キリンの睫毛って、ほんとビロビロだなあ。
正面から見られる位置にある小屋の中に、キリンの頭蓋骨が展示してある。おお、こういうの見るの久しぶりだ。キリンの口はかなり長いが、歯がぎっしりはえてるわけじゃないのね! 前歯と奥歯の間は何もなかった。
キリンゾーンをぐるっと回ったら、お馬さん。黒馬が横たわってお休み中だったが、柵がちょうどじゃまになって、写真が撮りにくい。
馬小屋に、馬の起源が展示されていた。
この「~リウム」っていうのは、なにか意味があるんだろうか? メガテリウム(巨大ナマケモノ)とかインドリコテリウム(科博にいる)とかいるけど…。プラネタリウムとかアクアリウムは?
再び、こどもの城で頭がいっぱいな長女。はいはい、分かりましたよ。で、そこからは直行。
中はやはり貸し切り状態であった。森の大王(だっけ?)を見て、ユニセフに募金して(カエルの人形が「ありがとう」と歌ってくれる)、長女はこどもエレベーターという、縦長の遊具で2階へ。恐がりなので、最後のほうでちょっとくじけそうになったっぽかったが、なんとか到着。2階の、未就学児用段ボールの迷路にくっついている小さなすべり台では、端にぴったりと体をくっつけ、ずりずりと降りてくる。はあ~…。
1階に、赤ちゃん休憩室があった。ベッドと、授乳用の椅子なんかがあって、言えばお湯ももらえるらしい。あと、ベビーカーの貸しだしもあり。今回はもちろんスリングで抱っこだったが、おすわりができるようになったら借りることになるでしょう。坂道、重い…。
子供の城を出ると、夫はたばこタイム。めざとく喫煙所を見つけたらしい。ちっ。
そのあとはカピバラのお部屋へ。小さかった子どもカピバラが大きくなっていて、密度が高くなっているような? 子カピバラの毛は、ツヤツヤしているように見える。触ったことないから実際は分からないけれど、カピバラの毛ってゴワゴワしているではないですか。子どものは、なんだかやわらかそうだった。
この足がまた…ぷぷぷ。まったく。
それから水鳥ゾーンを通りすぎ…フラミンゴのお部屋はまだ見たことがなかったから見てみたかったが、無視する長女。ぶー。そのまま別の建物へ。
今日のお目当てその2、ビアトリクス・ポター資料館である。マグレガーさんの畑! ピーターの服がかかしになっている。
建物はポターが住んでいた家と同じらしい。玄関は、トムやモペットが遊んでいた玄関…ということは、タビタさんちと同じ? ということは、ひげのサムエルとアナマライアもいる…? おお、猫まき団子の麺棒が置かれていた! そして階段は、サムエルが麺棒を持って昇っていた階段。
以前は、かわいいなーという程度で、なんとなくグッズを持っていたり本を買ったりしていた私だが、いまやピーターラビットシリーズは我が家のブームである。楽しめました。
ここでも貸し切り状態だったので、スタッフの人が一緒にきて説明してくれたり、ビデオを始めから見せてもらえたり。
最後は、撮影OKのお部屋で、長女はベンジャミン・バニーの帽子をかぶらせてもらって記念撮影。次女は、鼻が高いだの髪がふさふさだの言われる。よく言われるのだが…鼻、高いのかなあ?
そして入口の受付に置かれていた折り紙作品(ピーターラビットとは関係ないけど)を「好きなだけ持っていっていいわよ~」と言われて3つほどいただき、資料館を出た。
イギリスの湖水地方。すてき。
そういえば、でびぼ様LOVELOVE!で、テートギャラリー系(?)の絵が好きで、ウィンターボトムやジェームズ・アイヴォリーの映画が好きで(おっと、アイヴォリー氏はアメリカ人か)、不思議の国のアリスもモンティ・パイソンも好きで、リンボウ先生の本もたくさん読んだこの私が、まだイギリスに行ったことがないとは…!
ああ、でも英語がからっきしだめ…。
長女には、マサチューセッツじゃなくてケンブリッジに行ってもらったほうがいいかもしれません。母ちゃん遊びにいくよ。
さて。資料館の向かいにはピーターラビットのショップがあるのだが、もう遅いのでまた今度…。
ところで資料館の入口に告知してあって、ちらしももらってきたのだけれど、オーチャードホールで、ロイヤルバレエの「ピーターラビットと仲間たち」があるらしい。着ぐるみで踊るのだ。むかーーーし(だったと思う)、どこかで写真を見たことがあった。「MOE」とかそういう雑誌だっただろうか? だからこういうのがあることは私は知っていたが、まだ日本では上演されていなかったみたいで、これが日本初上陸だって。へえ。
5才から入場OKということだが、渋谷で18:30から…ううううむ。そして、S席18000円、C席7000円。ううううむ。あ! お昼の公演がある!と思ったけど、夫が仕事の土曜日と、保育園関係でイベントがある日曜日。あーあーあー。
ちなみに、熊川哲也の「放蕩息子」も同時上演みたい。てっちゃん(失礼)はロイヤルバレエにいたんだもんね。当時、ジェレミー・フィッシャー役をやったそうだ。
さて、では帰りましょう。
動物公園を出るときにふと売店を見たら、ベンチにでっかいカピバラのぬいぐるみがすわっていた。「20000円」の値札が…。
HPを見たら、これは等身大らしいです。でもって、完売したそうな。他にもオリジナルグッズとか(例えばハダカデバネズミのぬいぐるみなど…)出すことがあるみたい。へえ。
帰りの車の中で、夫madeのお弁当を食べて、無事帰宅。過去に行ったときの記事
前回(夫と長女のみ)
おなかが大きいときにも行ったような気がするが、検索しても出てこない。きっとまだ記事に書いていないんでしょう。いつか書くぞう!(でも薄れゆく記憶…)
コメント
行きたい!
公園の中にあるんだ。行ってみるよ~。
子どもは子どもの城が好きだよね…。
あんなのなくていいのになぁ。
授乳スペースは嬉しいけどね。
2009-02-11 15:46 かんたま
本当にあの本はおもしろいねえ。
絵も話もナイス。
2009-02-13 00:16 ますみんみん