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で、結局ミレイ展は…
2008/ 10/ 26
金曜の夜にタンタンの本を眺めながら本当に眠そうにしていたが、夫が帰ってきて覚醒、結局いつもと同じような時間に寝て、朝は夫が無理矢理起こしたような状態…。
で、機嫌いまいち? ほんっっっとにいやそおおおおおに「美術館に行かない」とおっしゃる。うぐぐぐぐ夫は行ってきなよと言うが、私はまあ、もういいか…なんて諦めていた。本人は自転車に乗りたいと。が、それなら駅まで自転車で行けばいいじゃないかと夫が言ってくれて、それで(かな?)なんとか承諾。行くことになった。おお。
朝ごはんはメゾンカイザーで買った、期間限定ハロウィーンのカボチャのオバケパン(ジャック・オ・ランタン)。形がカボチャってだけで、普通の食パン生地(?)のパンなんだが、おいしー。それと金曜日のうちに作っておいていた豆乳シチュー。ベーコンをけっこう入れたからか、豆乳くささゼロ。
夫の仕事は9:00からだった。なんとか娘の朝レッスンをして、ぎりぎりで出かけていった。私たちも一緒に出られればよかったが、片づけやら洗濯やら…(発掘した赤ちゃん肌着とオムツカバーを洗濯しました)。娘は夫が着替えさせてくれたりしていたから、すっかり準備できていて「早く行こうよー」なんて言っている。
で、なんとか出発。ゴールは教室の駐輪場。裏道を通っていったが、私の早歩きよりも遅い娘。それで、しっかり横についていなくてもいい場所ではさっさと先に歩いていたら、カーブで曲がりきれなかった! でも足をついた。持ちこたえるかな?!と見ていたら…だめだったー、倒れた。まあ、ひざをちょっとこすった(すりむくというほどでもない)ぐらいだったが、とりあえず泣く娘。はいはい。惜しかったねえ、お相撲さんみたいに、もっとふんばんなきゃねえ。
やっぱりまだ、三輪車仕様なこぎ方なのだ。足をつかない。で、例えばT字路なんかで止まるたびに、足をついて足でゆっくり前に出て!とか、こぎ出すときに片方は足をついて!とか言ってるのだが、なかなか。上り坂などで、止まった状態から進みにくい時も、両足をペダルにのせてから逆回転させて勢いをつけてから進んだりする。自転車だったらありえないこぎ方だ。
まだまだじゃのう…。
涙の線がほおに残ったままこぎ続けて教室近くの道にきたとき、自転車に乗った同じ保育園のS君と、おじいちゃん(おじいちゃんの後ろには、S君の弟君)に遭遇。S君は、娘がまだ三輪車に乗るか乗らないかというくらいのころに、補助付きの自転車に乗っていた。もちろん、このときは補助輪なし。
私が「あー、やっぱり補助なしなんだー」と言うと、S君のおじいちゃんが、ペダルを外す方法を教えてくれた。
そう、自転車のパンフレットに「ママでも簡単にペダルが外せる!」なんてことが書かれていて、なんじゃらほいと思っていたのだが…。つまり、ペダルと補助輪を外して、足で地面を蹴って進むということをするのだそうだ。ペダルがついているとひっかかるが、外れていればやりやすい。そうしているうちに補助輪なしですんなり乗れてしまうらしい。「子どもなんて3日もあればできますよ」
やっぱり足をつくっていうのがだいじなんじゃん~。それにしてもS君のおじいちゃんの口振りでは、本当にいとも簡単という感じだった。補助輪外すのって、転びながら泣きながら練習するものじゃありませんでしたか?
さて、駐輪場に自転車を置き、駅へ。ギリギリ特急に乗れなかった。その次はちょうど湘南新宿ラインなので、それに乗ることに。すると娘を呼ぶ声…同じ保育園の、今度はひとつ下のMちゃんと弟君、お母さんだった。「上野動物園に行くのー」って。
そして乗り込んだ湘南新宿ライン…いつも乗っていた上野行きの高崎線より1本早いやつ。上野行きに比べたらすいているのだが、すわれるほどではない。私は恐らく誰が見ても妊婦という姿、これで座席の前になんか立ったら、いかにも席を譲れって言ってるようなもんだよなあ。大宮などで席の入れ替わりはあったけれど、すぐに埋まる。で、いつもの定位置、ドア横のスペースに立っていた。娘ももう分かっているみたいで、素直にそこにいた。
途中でメールを打つ娘。またクラクラしちゃったみたいだが。
おとうさんたのしいですかひとはちゃんわげんきですよ
池袋をすぎたら、あっという間に渋谷着。結局40分ぐらいずっと立っていたが、ぜーんぜんきつくなかった。なんだか体調、絶好調。娘も元気。
渋谷での湘南新宿ラインと埼京線のホームは、改札までえらく遠いが、動く歩道を2つ渡ってご機嫌な娘。そしてハチ公口を出ると…うわー、あいかわらず人が多いなあ。
渋谷は苦手なわたくし…ワカモノばっかりというイメージがあって、場違いというか。でもって駅から道が放射状になっているから、気をつけないととんでもない方向に行ってしまうので恐いのだ(NHKホールに行くまでに、えらい時間がかかってしまった経験あり。恥ずかしー)。Bunkamuraまでけっこう距離があると心配していたのだが、駅からもう建物が見えていて、すんなり、そして意外と早く着いた。でもって、イメージしていたワカモノというのにも別に遭遇せず。まあ、この辺りは駅近くの大通りだからかな。
Bunkamuraでは、映画祭をやっているようだった。ああ、映画、見に来たなあ。あとホールでは「フォッシー」をみたことがあった。美術館も、ミュシャ展だったかな、見に行ったような。なつかしひ…。
久々に来て、どこがどこなんだかよく分からなかったのだが、「ミレイ展は地下へ」と会場の人の声が聞こえたので階段で降りてみた。そうだっけ、地下だったっけ? 行ってみると真ん中が吹き抜けでカフェテリアになっていて、ああ、そういえばここにすわったことがあったような。
入口前はロープで仕切られていた。チケットを持っている人とない人で、分かれろと。そして、チケットなしのほうへ行ったが、チケット売り場の前にはすぐに行けず、手前で並ばされる。どうも入場制限がかかっているらしい。あらま。
最終的には5分、10分ぐらいで入れたが、そんなわけで絵の前にも人だかりが。あらららら。間近に行けるまで待つのでは間がもたない(娘が…)。私は人の頭の隙間から見ることもできるが、娘は埋まっている状態。で、抱っこじゃー、えーい。重い…マリー、ご協力よろしく…。
メインのオフィーリアは、割とはじめのほうに展示されていた。そこまでがすごい混雑。あああああ…
続く。
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