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雨続き2
2008/ 08/ 30
きのうの朝は晴れていたけれど、周りを見るとみーんな傘を持っている。また降るのか? …会社を出るときに携帯を見たら、雷雨だという夫からのメールが。
え~? こっちは青空が出てるけど? やだなあ、またかあ…。ふと空を見上げると、ほんとに北の空がピカピカ。あちゃー。また娘は泣いているだろうか。はあ…。
上尾に着いたら雨はやんでいた。やったー! 木曜日から置きっぱなしになっている自転車で帰るべく、鍵を取り出そうとした。が。ない。げろりろ~ん。木曜日に土砂降りの中を帰ってきたときバッグがぬれたんで、家についてすぐ夫が中身を全部出してくれたのだが、自転車の鍵を出しっぱなしにしてしまったのだった。あああああ。ま、明日は休みだし、歩きますか…。
保育園に行くと、娘は泣いていなかった。がまんしたのだと。ほお。まあ、恐かったら泣いてもいいんだけどさ。でも泣きっぱなしはきついし、やっぱり娘より小さい子がいるところで泣くのはねえ…(と、こんなことを言う私も、嵐の夜や、夜中に目が覚めて恐い絵なんかを思い出したときは思いっっきり泣いていたが…)。
鍵が自転車にさしっぱなしになっていないか、一応自転車置き場に寄ってみたが、やっぱりなかった。また二人で手をつないで、虫の声を聞きながら帰りましたとさ。実はときどき空がピカピカしていたが、娘に気づかれないように…。
というわけで、雨続きだった一週間。はひ~。日差しを見ないと、なんだか気が滅入るなあ…なんだか、家の中、湿っぽいし。洗濯物とか布団とか。今、「嫌われ松子の一生」を読んでいるのもあるかも。私が好きな小説は暗いものが多いし、そういうものこそ「おもしろい」「これはいい」と思ってしまうのだけど…うううむ。ハッピーなあらすじで「おもしろい」と思えるものってありますかね? そういうの読んだほうがいいかなあ。
それから実は、会社のSさん…9月出産予定で初期のころはひどいつわり、復活したと思ったら切迫流産になりそうってほとんど休んでいたSさんが、お盆に無事出産! よかったねえ!…と思ったら、その10日後に、赤ちゃんが亡くなったそうだ…。私の周りに、生まれた赤ちゃんが亡くなったというのは初めてで。はあああ~~…。社長の話によると、1万人に一人とか、そういう珍しい先天性の病気だったそうだ。
そういえば6ヶ月ぐらいのとき、Sさんが会社に電話をかけてきて私が出たので、「どう~?」なんて聞いたことがあった。安心させるつもりで「友達で、6ヶ月で産んだけど元気にやってる人がいるよ」と言ったら、「うーん、でも、成長が遅いみたいで…。大きな病院で検査するんですよー」と言っていた。そのあと社長からは、逆子だから予定日よりも早く帝王切開で出産するかもとだけ聞いていたので、生まれたと聞いたときは、ほんとよかったーと安心したのだけれど…こんなことになっていたとは。
Sさん自身は、数ヶ月前の、おなかにいるときから分かってはいたらしい。その、大きな病院で検査を受けたときだったのだろうか? だから、出産してびっくりというのではなく、ある程度覚悟はできてはいたんだろうけれど。ううううううううむ。本当にお気の毒だ…。Sさんの体は大丈夫だということだし、まだ若いし、次回は元気な赤ちゃんが産めると先生からも言われたようなので、がんばってください…というか、本人はきっと前向きにいこうとがんばっているところでしょう。はあ…いろいろあるなあ。
上の娘の妊娠&出産のときは、逆子という以外はまったく心配ごとがなく(まあ、逆子というだけで悶々としていたことはあったが)、出産の勉強なんかもしていなかった。母親教室とか、かなり気にはしていたんだけれど結局行かなかった。出産=病気ではない、自然のものだから、本能で何とかなるとか思っていたのかも? 陣痛を待つ病院のベッドで、初めて「たまひよ出産大百科」を開いたぐらい。
しかし妊娠や出産にまつわるトラブルっていうのはあるんだよなあ。ちゃんと「たまひよ」にも載っているのに(前回の妊娠のとき、一応買った。妊娠大百科、出産大百科、育児大百科。でも全部古本…おほほほ)ぜんぜん見てない私。今は逆に怖くて見られない。
そんなこんなで、気分がどどーんと…。
だめだだめだ、妊婦は心穏やかにしてないと! ハッピーなことを考えねば!
でもまあ、本当に楽しみではある。楽しみだなあ。うふふふふふふ。
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