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シャツ改造

2008/ 08/ 22
                 
シャツリメイクというわけで、お盆前に突然やっていた服作り…の発端、私のシャツ改造。こちらがもとになったHanesのシャツ。ペラペラなインド綿で涼しいのだけれど、普通にドボーンとした形。買ったのって学生のころだっただろうか? 15年ぐらい前?
Mサイズとなっているけれど、たぶん男の人のMサイズだろうと思う。後ろ身頃にはタックが入っている。
            

これぐらいの大きさだと、マタニティー用のズボンでもリブの部分がすっぽり隠れるし、幅も余裕があるのだ。が、やっぱり形が「昔のシャツ」なので、改造することに。
あまり着なかったから衿の汚れなどもほとんどないので、それはそのままにすることにした。

昔、こういうダボシャツを2枚ぐらい、ぴったりシャツに改造したことがあった。型紙は「エレガントにチャイナ服」by月居良子を使用。チャイナ服だけにピチピチ型紙な一方、素人でも作れるぐらいにシンプルなのだ。普通に前後身頃に縦線のタックと、胸の下にタックが入っているだけ。
というわけで、今回もこちらを使用。ただし、おなか周りはダボダボのままで…だから、胸から上はジャストサイズなチュニックもどきとでも申しましょうか。

シャツリメイクまずはポケットをほどいて前身頃の型紙を当ててみると、おお、大丈夫だ、入った。
昔のシャツでも女性ものだと、脇の下の生地が足りない場合がある。そういうときは他の部分からちょっとつぎはぎしたりしていた。今回は入ったけれど、縫い代も使わないといけないぐらいギリギリのようなので、脇の辺りはちゃんと糸をほどいて解体。あとはハサミでジョキジョキ。
胸の下のタックの2、3㎝下ぐらいまで、この型紙通りに切る。タックを縫う。どこでチュニック風に切り替えるかは、後ろ身頃の様子を見てからにすることにした。



シャツリメイク後ろ身頃、切り替えられているところを外してみた。タックをひろげるとけっこう大きい。
ぴたぴたシャツにするんだったら、タックを広げて平面にして使うのだけれど、胸から下はヒラヒラにするつもりだから、このまま使用。


シャツリメイク後ろ身頃の印つけ。
切断した上下の脇を合わせて、まち針でとめておいてから(だから、タックをはずす前にやってもよかったんだけど…)。


シャツリメイク後ろ身頃、続き。
元のタックは真ん中に1本だったけれど、2本にすることに。でもって、切り替えの所からではなく、少し下からになるように、長いタックにした。
いま思えば、切り替えの所からヒラヒラにしてもよかったかなあ。それか、ちゃんとチャイナ服の型紙に合わせたような曲線のタックにしてもよかったかも。今回は、チャック柄の線に合わせて、まっすぐに畳んで縫っただけ。長さは前身頃の様子を見て、適当に…。


シャツリメイク前身頃も、後ろ身頃の様子を見て、この辺かなーというところでカット。もちろん、胸の下のタックは切らないように。
で、ピチピチにした胸から上に合わせるように、切った下部分はギャザーを寄せる。折り伏せ縫いでくっつける。
ボタンが左右ずれないように注意。あと、折り伏せ縫いの縫い代分、そこはボタンとボタンの間が狭くなるから、他のボタンの間隔とできるだけ合わせて…なので半間隔分ぐらい布を切っちゃうことになるかな。ボタンのことを考えずに上下切断してしまった…。


シャツリメイク袖。余裕。
今考えれば、これだけ余るのならパフスリーブとかにすればよかった…(いや、そこまで布は足りないかな)。が、そういう型紙はなく、改めて用意するような時間もなかった。ざんねーん。

シャツリメイク前身頃が、切り替えで上下詰まった分、後ろ身頃が長くなっているので裾をカット。縫う。
できあがり。

コンパクトサイズになったはずだけれど、印象はあんまり変わらないかなあ。やっぱりパフスリーブにすればよかった。
でもまあ、着やすいのができあがった。よかったよかった。

            
                                  

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