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里帰り5
2008/ 08/ 17
実は私は科博のメルマガで、久留米にある福岡県青少年科学館で恐竜展をやっているという情報を得ていた。どんな感じかは、見当つかず。でもまあ、国立科学博物館に比べたらちゃっちーんだろうなあ。帰省したときにわざわざ行くようなものでもないだろう…と思っていた。他に行くところがあればそっち優先で。
でも冷蔵庫修理のことがあるから、逆にこれは近場でちょうどいいではないか。ということで、恐竜展を見に行くことに。で、これは去年に引き続き2回目であった。
到着すると、駐車場はもういっぱい…さすが恐竜展?! いや、市民プールに行く人の車もあるのかな? この一帯は、そういう場所になっているのだ。で、他のところにとめて科学館へ。
おお、やっぱりいっぱいではないか。恐竜は人気だなあ…と思った行列は、その恐竜展「ぼくら恐竜探偵団」ではなく、プラネタリウムの「ダイナソーDX ~パタゴニア・巨大恐竜の謎~」の方だった。ちょうど上映前だったみたい。
おお、恐竜をプラネタリウムで見られるのか。見たいー! …だめだよね、はい。娘はプラネタリウムがだめなのだ。去年ここで見たときにちょっと怖くなり(太陽がメラメラ燃えているシーンとかあったし)
その後、科博の360°シアターで完全にアウト。当分大きくなってからでないとだめそうだ。世の中のプラネタリウムには子供向けのアニメバージョンなんかもよくあるから、そういうのだったら大丈夫かなあ。
恐竜だったら先日の川越まるひろでDVDは見られたから、もしかして…と思ったけれど、やっぱりだめだよね、やめとこうね、はい。チケットを買ってもらって(すみませんー)いざ「ぼくら恐竜探偵団」へ。
問題が載っている用紙をもらった。探偵団になってクイズに答えていくようになっているらしい。ホネホネのガリミムスを過ぎると…パキケファロサウルスのお肉つき模型が。おお。でかい。先日の川越まるひろと似ている感じ。でもこっちは目も動いてるぞー。
問題2の部屋に入ると、マイアサウラのお母さんと、卵。孵化している卵もあって、ピーピー声がしている。かわいー。
…などと思っていたら、隣には卵を狙うガリミムスがいた。これが、なかなかの迫力! ブルブルと震えていたかと思うと、ガーッと襲いかかってきた!…立ち位置は変わらないのだけれど、両手を広げて前のめりになるのだ。いやー、おとなでも、ちとびっくり。もちろん子どもはおびえる…娘も怖がっちゃって(周りがびっくりしていたせいもあるだろうけど)早々にこの部屋は引き上げた。
そもそも、こういう展示に娘が怖がらない方がすごいのだ。小さいころはイトーヨーカドーのマネキンにだって、怖い~と言って逃げていた。恐竜展では大きな恐竜が動いている上、慟哭も響き渡っていた。実際、娘と同じか小さい子どもさんには、怖がっている人もけっこういた。科博効果でしょうかね。問題3では、カモノハシリュウの首が。左からランベオサウルス、コリトサウルス、パラサウロロフス。
ボタンを押すとそれぞれの声が聞こえるようになっている。トサカの形の違いで、声も違うというお話。私にはあんまり違いがわからんかったけど…。やっぱり最後はこれでしょう!(?)な、ティラノサウルスとトリケラトプス。
この大きさのティラノだと、ちょっとちっちゃめかな?
小規模でしたが、科博ではホネホネばかりでお肉つきは見られないし、難しいし。これはこれでなかなか楽しかった。
さて、恐竜展のあとは、娘が中庭の模型に興味を示していたのでいってみた。
それから今年もパラボラアンテナ体験。
それから去年はたどりつけなかった3階へ。
「古久留米湖復元図」というのがあった。昔、といっても400年前なんだけど、久留米市周辺は湖だったそうだ。久留米を中心に、吉井、田主丸、それから八女、大川、柳川まですっぽり。あと黒木あたりから、ステゴドンという昔の象が見つかっているらしい。ナウマン象みたいな象。ここにもティラノサウルスが。
これが動くしくみの解説もあった。「ハイパーエアロロボ」だって…空気で動いているという。でかいロボット。娘がちょっと恐がる。
真ん中にモニターがついていて、手前にキーボードが置いてあるので、こちらはキーを操作しておしゃべり。ロボット自身はしゃべるが、ちょっと聞き取りにくい。つい、モニターに出ている文字の方を読んでしまう。
名前は? 性別は? 僕のことをどう思う? などという質問に答えていき、そのあとは「科学の世界へ連れて行ってあげましょう!」といろんな画像を見せてくれるようだったが、話が長くなりそうだったので退散…。
合成画像の体験をしてみました。二人が選んだのは、宝探し。人の動きにあわせて、ちゃんと映像が動く。不思議。
科学の歩みが書かれた年表を見ていたら、見覚えのある装置が。科学博物館で見た、万年時計だ(科博のは本物)。
制作者は、からくり儀右衛門こと田中久重。東芝の創設者。というのは科博で知っていたけれど、この人ってば久留米の人なんだそうだ。ほへー。そうなんですかあ…。
まだ見るものはあったし、2階も行けたらよかっただろうけれど(雷体験装置は禁物…)、さあ、もうお昼だ、そろそろ帰ろう。ちょっと遅くなった。
帰宅して、お昼は皿うどん! 両親で作ってくれた。私はどっちかというとちゃんぽんの方が…などと言いつつ、あら、おいしい。娘もよく食べていた。
と、その前に…またまた晴れ女威力発揮。家に着いたら雷が鳴り出した。禁句だと知らない弟が冗談めかして「あっ、雷だ!」と言ったら、娘は本気泣き…。あらららら…。
夫が抱っこしたり、テレビを見たりなどして気を紛らす。
実はおとなばかりになった実家は、ずいぶんテレビを見るようになった…いつのまにか食事中もつけているのがあたりまえに。でも娘がいるときは極力つけないようにしてくれるようになった。食事中は完全になし。
今回、オリンピックを少し見た。こういうのは娘が見てもなかなかいいかも。普段、縁遠い世界だしなあ(←スポーツ)。しかしやっていたのはレスリングに柔道に…おもしろいけど、うう、むさい。新体操とかシンクロとかないの?(もうちょっとあとのようです) 他には卓球、水泳などを見た。
豪雨・雷雨の中、お昼寝できるか心配だったが、最終的にはよく寝ました。
その間に、東芝のイケメンお兄ちゃんの手により冷蔵庫の修理完了。原因は「冷えすぎ」…って、だって「H」(おそらく10℃以上)になってたじゃないのー。どういうことか分からないが、奥のコンピューターにはつららや霜が。すっかり凍っていた。ええええ。
とりあえず直った。
さて、お昼寝のあとの巨峰おやつ。そして、まったりタイムのあと(もちろん娘は夫と遊んでもらっていた。ごめんねー、ほんと)晩ごはんは弟もいっしょに、今年も北海市場へ(回転寿司)。雨はあがっていた。お向かいさんの塀に、きれいなかたつむり。
そしてなめくじがけっこうたくさん…。
お店では、娘はまっさきに自分の好きなものを注文。「イクラとたまごー!」
イクラづけの里帰りであった。
父ちゃん、母ちゃん、ごちそうさま(-人-)
去年はこのあと、ロイヤルホストでデザートにしたんだっけ? 今年はサーティーワンでアイスクリームを買ってもらった。
わー、行くの久しぶりー(かな?)。私は中学生の時に佐賀にできて、友達とたまに行っていたような。バーガンディチェリー!…あら、ないんですか。それではラムレーズンを。
娘はチョコと言ったので、チョコアイス。チョコ系はいろいろあって、弟はチョコアイスにチョコチップが入っているものにしていた(彼はこういうのはチョコ系を選ぶ。私も割とそうだけど、今回はラムレーズン)。両親は、バニラにチョコチップ。夫はブルーベリーパンナコッタ。
帰宅して、アイスクリームタイム。おいし~。娘にはちょっと多い量だった。とっておけるから…と言って途中でやめさせる。と言っても、もう明日は朝早く出て帰るだけだ。朝からアイス?
あー食った食ったー。去年科学館に行ったときの記事
思えばこれが娘の科学館初体験であった。
2007/8/16 「里帰り5 福岡県青少年科学館」
コメント
恐竜の画像
2008-12-05 18:24 小関 裕兄
ご指摘ありがとうございます!
2008-12-05 18:29 ますみんみん